「私は英語を10年勉強している」は、I have been studying English for 10 years. でいいですか?【英語質問No.151-175】

 
 

「いしはらまゆみ先生の、英語質問箱」より。
 

(Q151)「私は英語を10年勉強している」は、I have been studying English for 10 years. / I have studied English for 10 years. でもどちらでもいいですか?
(東京都 noriさん)



継続を表す場合、現在完了形か現在完了進行形かは、動詞によって決めましょう

現在完了形に関するご質問ですね。文法的な視点から言うと、I have been studying English for 10 years. とI have studied English for 10 years. はいずれも「私は英語を10年勉強しています」という意味を表します(I haveをI’veと短縮するのが一般的)。ニュアンスとしては、現在完了進行形のI've been studying English for 10 years.の方が、「今でも英会話を勉強していて、今年で10年になる」ことを明確に表すことができます。現在完了形のI've studied English for 10 yearsで.は、今でも継続しているのか、「10年の勉強をし終えた」という完了なのかがはっきりしません。studyのような動作を表す動詞を使って、「~の間……し続けています」という継続を表す時は、現在完了形より現在完了進行形(I have been -ing.)が好ましいのが現状です。I've been using this computer since 2003.(2003年からずっとこのパソコンを使っています)もその一例です。

一方、know(~を知っている)やhave(~を持っている)などの状態を表す動詞は-ing形では用いません。I've known him for 20 years.(彼とは20年来の仲です)のように現在完了形を使いましょう。ちなみに、live(住んでいる)やwork(勤務している)は、現在完了形、現在完了進行形のいずれでもニュアンスは変わりません。

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(Q152)知り合いに道でばったり会った時に言う英会話の言葉が浮かびません。「これから仕事ですか?」とか、「今帰りですか?」などの表現を教えてください。
(千葉県 こなつさん)



Are you on the way to ~? (~へ向かっているところですか?)を使ってみましょう

英会話で、とっさの状況で英語がサラッと口をついて出てきたらすてきですね。ご質問の「これから仕事ですか?」と「今帰りですか?」はいずれも、Are you on the [your] way to ~? (~へ向かっているところですか?)を使って表せます。「これから仕事ですか?」は、Are you on the way to work? と言います。「今帰りですか?」は「家に向かっているところですか?」と考えて、Are you on the way home? とします。このhomeは「自分の家へ」という意味なので、前にtoやyourは不要です。ただし、ほかの人の家に行くときは、Are you on the way to ~'s place? と表現します。知り合いに会った際はまず、Hi.(こんにちは)やHow are you?(お元気ですか?)などと挨拶してから上記のように尋ねるといいですね。

ほかに、Long time no see!(久し振りですね)/ How have you been?(元気にしていましたか?) / How's everything going?([仕事や学校などは]順調ですか?)/ Oh, I didn't expect to see you here.(まあ、こんな所で会うとは思いもよりませんでした) などもよく使われるので一緒に覚えておきましょう。

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(Q153)遠く離れた恋人のことを思って、「今ごろサムは何してるかな?」とつぶやきたいとき、何と言えばいいでしょうか? What are you doing? だと目の前にいる人と会話している感じですよね? また、同じ状況で、「サムはこのことをどう考えるかしら?」という表現についても教えてください。
(東京都 MPちゃんさん)



「I wonder+疑問詞+文.」、「I wonder if +文.」で表現できます

そうですね、What are you doing? だと、目の前にいる人に向かって、あるいは、メールやツイッターなどで相手に、「何をしているの?」と直接尋ねている響きですね。独り言のように、「今ごろサムは何をしているのかな?」や「サムはこのことをどう考えるかしら?」と表現する場合は、I wonder ~.(~なのかなぁ? ~かしら?)を用います。~には、「疑問詞+文」がきます。「今ごろサムは何をしているかな?」には、疑問詞what(何)を使います。よって、I wonder what Sam is doing now. とします。「サムはこのことをどう考えるかしら?」も、疑問詞what(どのように)を使います。「~のことを考える」はthink about ~(think of ~ も可)を使って、I wonder what Sam would think about this. としましょう。このwouldは、「~だろう」という推量を表しています。

ちなみに、whatやwhereなどの疑問詞がない文の場合は、「I wonder if+文.」としましょう。I wonder if she likes movies.(彼女は映画が好きかなぁ?)、I wonder if he got to N.Y. safely.(彼は無事ニューヨークに着いたかな?)という具合です。少し難しいですが、お分かりいただけましたか。

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(Q154)英語の長文を作る際に、場所と時間をどういう順に置けばいいのか分かりません。例えば、極端な例ですが、「私はいつも10月3日の夜7時50分に彼女(友達)に会います」などの文面を見ると、どういう順に場所と時間を置けばいいのか混乱してしまいます。
(大阪府 maidoさん)



基本的には、「場所」→「時」、時間幅の小さい順に並べます

英語の文は「主語+動詞」で始め、その後は、重要度が高い順に単語を並べていくのが基本です。どれが先であるべきといったルールはないので、「場所」や「時」に関する言葉は、より重要だと思う語句から追加していけばOKです。順位が決められない場合は、「場所+時」の語順にするのがよいでしょう。頻度を表す言葉(「いつも」や「ときどき」など)は、通例、一般動詞の前、be動詞の後に置きます。よって、「私はいつも10月3日の夜7時50分に彼女(友達)に会います」は、I always meet her at 7:50 p.m. on October 3. となります。この文のように、「時」を表す語句が複数ある場合、時間的幅の小さい順に表すのが一般的ですが、「7時50分」という時刻より、「10月3日」という日にちの方が重要だと思えば、I always meet her on October 3 at 7:50 p.m. としましょう。仮に、「私はいつも10月3日の夜7時50分に難波で彼女(友達)に会います」と表すなら、I always meet her in Namba on October 3 at 7:50 p.m.とすればいいですね。

「場所」や「時」を強調したいときは、これらの語句が文頭にくることもあります。例えば、「私はたいてい外食しますが、今日は家で食べました」は、I usually eat out, but today I ate at home. のようにtodayを前に持ってくることで「(でも)今日は」を強調することができます。

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(Q155)「会社に傘を忘れた」と言うとき、なぜ、I was forgot (~を忘れた)ではなく、I was left umbrella at office. のように、leaveの過去形leftを使うのでしょうか?
(神奈川県 keiさん)



忘れた場所に言及する場合は、leaveを使います

確かに、「~を忘れた」はforgot(原形はforget)で表すことが多いのですが、forgotは何を忘れたのか、その「忘れたもの」について述べるときに使うのに対し、何をどこに置き忘れたのか、「忘れたもの+場所」を示すときは、left(原形はleave)を用います。

例えば、「カギを忘れた」なら、I forgot my key. でよいのですが、「家にカギを忘れた」の場合は、I left my key at home. とします。後者は、「家に」と場所についても触れているため、forgotではなくleftを使うのです。

ご質問の「会社に傘を忘れた」は、「会社に」という場所を表す語句があるので、I left my umbrella at the office. とします。自分の傘について言っているので、myを忘れないようにしましょう(ご質問文は、I was left(×)やI was forgot(×)となっていますが、受け身にする必要はありません。またofficeの前にtheを入れましょう)。
※非標準ですが、くだけた会話ではleftを使うべきところで、forgotを用いることもあります。

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(Q156)英単語の発音は、何を基準に覚えればよいでしょうか?
はじめまして、英会話の初心者です。英単語を覚えようとしたら発音が分からなくて困っています。いろいろ調べてみたら、「国際発音表記」があるみたいですが、最初それを覚えた方がいいですか?
(大阪府 あさみさん)



まずは、基礎的な英和辞典で発音記号を確認すれば大丈夫です。音声と併せて確認すると効果的です

「国際音声記号」のことですね。国際音声記号は、英語に限らず、あらゆる言語の発音を文字で表記した音声記号です。唇音、咽喉音、舌頂音、舌背音、両唇音、そり舌音、破裂音、摩擦音などと音を細分化し、さらには、声調やアクセントなどまで記号で表記したものです。ラテン文字を基盤としているため、記号そのものが難しいと感じるかもしれません。また、個人的な考えですが、多言語や音声学を専門としている人でない限り、ここまで細かく発音を意識する必要はないと思っています。
前置きが長くなりましたが、日本で英語を勉強している入門から初級レベルの学習者さんには、日本の英和辞典で使われている発音記号とその発音の仕方が書かれた本で勉強することをお勧めします。書店に行くと、さまざまな発音本や発音記号について触れたリスニング本があるので、音声と併せてそれらを参考にするとよいでしょう。また、小学生・中学生用の英和辞典には、英単語の発音が発音記号とカナの両方で表記されているものもあります。発音記号に慣れるために、そういった辞書を1冊持つのもいいですね。

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(Q157)「must have+過去分詞」と「should have+過去分詞」の訳し方の違いを教えてください!
「must have+過去分詞」と「should have+過去分詞」の訳し方の違いを教えてください。場合によっては、どちらも「~したに違いない」と訳せますか?
(岡山県 M & Mさん)



両方とも「~したに違いない」と訳すことができます。
「should have+過去分詞」は、「~しておけばよかった」「~すべきだった」という後悔の気持ちを表すこともあります

「must have+過去分詞」と「should have+過去分詞」は、いずれも「~したに違いない」と訳すことが可能です。英会話では、一般的にmust'veやshould'veと短縮し、He must've left for New York. / He should've left for New York.(彼はニューヨークへ出発したに違いない)のように使います。mustとshouldを比べた場合、確信度がより高いのはmustです。よって、あえて和訳に差をつけるとすれば、「must've+過去分詞」は「きっと~したに違いない」「絶対に~したはずだ」、「should have+過去分詞」は「~したに違いない」「~したはずだ」となりますが、実際は、話者が確信の度合いによって使い分けているだけで、和訳はあまり区別しないことが多いように思います。
ちなみに、「should have+過去分詞」は、「~しておけばよかった」「~すべきだった」という後悔の気持ちを表すこともあります。I should've done it yesterday.(昨日のうちに、それをしておけばよかった)という具合です。「must've+過去分詞」には後悔の意味はありません。

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(Q158)“Would you mind my sitting here?” は間違いですか?
ネイティブの先生に、Would you mind my sitting here? は間違いで、myではなくmeだと言われました。本にはmyとありますが? また、Iは使えるのでしょうか? いつも、『新・英語日記ドリル』、『英語で日記を書いてみる』を利用して楽しく学習しています。
(東京都 でこさん)



“Would you mind my sitting here?”でも“Would you mind me sitting here?”でも大丈夫です

拙著をお読みくださり、ありがとうございます。mindの使い方について、ネイティブの先生から指摘を受けたとのことですが、Would you mind my sitting here?(ここに座ってもよろしいでしょうか?)は文法的に正しい文です。myと比べてmeはくだけているので、カジュアルな表現を好む人はmeを使うことが多いでしょう。
Iを使えるかどうかについては、myやmeと入れ替えて使うことはできませんが、mindの後に「if I+動詞」を続ければ、使えます。ただし、Do you mind if I sit here? のようにdoを用いる疑問文ではif以降が現在の文に、Would you mind if I sat here? とwouldで尋ねる場合はif以降が過去の文になることを覚えておきましょう(後者の方が丁寧)。

ちなみに、動詞の-ing形を用いるWould you mind my[me] sitting here? は「(既に座っていて)ここに座っていても問題ないでしょうか?」、「if+文」を用いるWould you mind if I sat here? は「(空いている席を見つけて)ここに座ってもよろしいでしょうか?」というニュアンスで用いる傾向があります。

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(Q159)when などの後で主語を省くはOKですか?
取引先のイギリス人が、メールなどでwhen などの後で主語を省いています。これは単なる省略なのでしょうか? それとも正式な使用法なのでしょうか?
(愛知県 マッキーさん)



when節で主語を省略するのは、英会話の正式な使用法です

when節で主語を省略するのは、正式な使用法です。「whenやif、thoughなどに導かれる副詞節の主語が、主節の主語と同じ場合、『主語+be動詞』は省略できる」というルールに基づいています。
例えば、When I'm visiting Kyoto, I always stay at my friend's house.(京都を訪れるときは、いつも友人の家に滞在します)は、when節の主語と主節の主語が同じ(ここではI)です。よって、when節の主語+be動詞を省略して、When visiting Kyoto, I always stay at my friend's house.と表すことができます。

ちなみに、主語が違う場合でも、慣用的に省略されるケースがあります。I'd like to cancel the reservation if (it is) possible.(可能であれば、予約をキャンセルさせていただきたいのですが)のような場合です。主節の主語はI、if節の主語はitなので、本来のルールではif it is possibleとするべきです。しかし、if possibleは「可能であれば」という意味の慣用表現として定着しているので、主語とbe動詞を省略することができます。ほかに、if necessary(必要なら)、when necessary(必要な場合には)、if any(もしあれば)などがあります。

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(Q160)think about -ingとthink of -ing の使い分けについて教えて
『アルク英語レスキュー・シリーズVol.1 1日1行でもOK! 英語日記ドリル』で勉強しています。この中で、「週末自分で焼いてみようと思っている」の英訳で、I'm thinking about baking … となっていますが、私の辞書にはthink of -ingの熟語が掲載されています。これらはどのように使い分けるのでしょうか?
(茨城県 KUMAさん)



think about ~ は「~のことをじっくり考える」、think of ~ は「~のことを考える」というニュアンスです

拙著英会話本をお使いくださっているとのこと、ありがとうございます。 さて、「~しようと思っている、~しようかと考えている」を表すthink about -ingとthink of -ingの使い分けですが、これらは入れ替え可能なので、基本的にどちらも同じように使うことができます。あえて違いを説明するなら、think about ~ は「~のことをじっくり考える」、think of ~ は「~のことを考える」というニュアンスを含むため、think aboutの方がより真剣にそうしようと考えていると言えるでしょう。
ちなみに、hear(聞く)やknow(知っている)についても、「about > of」の関係が成り立ちます。hear about ~は「~について詳しく聞く」、hear of ~ は「~のことを耳にする」、know about ~ は「~についてよく知っている」、know of ~ は「(そういった事実があるという程度で)~を知っている」というニュアンスです。とはいっても、ネイティブ・スピーカーの中には、これらをあまり区別せず使っている人もいるので、あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。

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(Q161)like to playとlike playingの違いは?
英会話での、like to playとlike playing のような、不定詞と動詞の-ingの意味の違いが分かりません。
(大阪府 ninotakeさん)



直後に不定詞か-ing形のどちらを取るかは動詞によります。
不定詞か-ing形かで意味が変わるものもあります。

英語の動詞には、直後に不定詞(to+動詞の原形)が続くもの、-ing形が続くもの、不定詞・-ing形のどちらでもよく、意味がほぼ同じもの、不定詞か-ing形かで意味が変わるものがあります。
like(好き)は、不定詞と-ing形のどちらを用いてもよいタイプの動詞です。
つまり、like to play、like playingの意味はほとんど変わりません。
英語の動詞には、likeと同じタイプの動詞はほかに、love(大好きである)、start /begin(始める)、continue(続ける)などがあります。
stop、forget、remember、regretなどは、不定詞か-ing形かで意味が変わるので注意が必要です。
stop to ~は「~するために今していることを中断する」、stop -ingは「~するのをやめる」、forget to ~は「~し忘れる」、forget -ingは「~したことを忘れる、覚えていない」、remember to ~は「忘れずに~する」、remember -ingは「~したことを覚えている」、regret to ~は「残念ながら~する」、regret -ingは「~したことを後悔する」という意味です。
これらの動詞は、使い分けに注意してくださいね。

このほか、decide(決める)やhope(望む)、plan(計画する)、expect(期待する)のように不定詞だけが続くタイプ、enjoy(楽しむ)やfinish(終える)、practice(練習する)のように-ing形だけが続くタイプもあります。
英和辞典や英語の参考書などで確認してみましょう。


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(Q162)英会話での、「the way+S+V」(~の仕方)を解説してください!
先日、「~の仕方」を表す表現で、「the way+S(主語)+V(述語)」という形を知ったのですが(例えば、the way you thinkなど)、文法的な面でいまひとつ理解できていません。
関係代名詞が省略されているということでしょうか? 
ほかにも同じような意味で使う表現があれば教えてください。
(海外 macoさん)



関係代名詞thatが省略されています。
意味的には「how+S(主語)+V(述語) = the way (that)+S(主語)+V(述語)」です

the way you think(あなたの考え方)などに見られる「the way+S(主語)+V(述語)」のパターンは「~の仕方」という意味で、「the way (that)+S(主語)+V(述語)」の関係代名詞thatが省略された形です。
さらに言うと、これは「how+主語+動詞」という形をとる関係副詞がもとの形でした。
つまり、「how+S(主語)+V(述語) = the way (that)+S(主語)+V(述語)」ということですね。最近では、how ~よりthe way ~の方が主流になってきているので、the way ~を覚えておくとよいでしょう。

この英語パターンでは、the way he talks(彼の話し方)、the way she dresses(彼女のファッション)、the way you look at things(あなたの物事のとらえ方)などもよく使われます。

英会話での、似たパターンとして、「the place (that) +S(主語)+V(述語) = where+S(主語)+V(述語)」もあります。
これは、「~の場所」という意味です。どちらかというと、後者の方がよく使われます。
where you live(あなたが住んでいるところ)、where he works(彼の勤務地)という具合です。こちらも一緒に覚えておいてくださいね。


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(Q163)英会話では、特に話すことがないときのよい返事表現は?
ホストマザーが毎日、How was your day?と聞いてくるのですが、特に何もないときは何と答えるのがよいでしょうか? 
いつも、Good. と答えています。あと、How are you? にもGood. やFine. といった返答ばかりしてしまっています。よい表現を教えてください。
(海外 minさん)



Pretty good.、Not bad.、Same as usual.などを活用し、レパートリーを増やしましょう

How was your day? と聞かれて、特別なことが何もないときにGood.と答えるのはよいですね。
ただ、ホストファミリーのように、毎日顔を合わせる相手にいつも同じ表現ではちょっと……と思う気持ちも分かります。
そんなときは、Pretty good.、Not bad.、Same as usual.(いつもと変わりません)などの表現に変えたり、It was a fun [tiring / boring]) day.(楽しい[疲れる/退屈な]1日でした)といった表現を取り入れたり、人に言うほどのことでもないと思う事柄でも、英会話では、あえて話してみてはどうでしょう?

How are you? に対しては、Good.やFine.のほかに、Pretty good. やAll right., 、Not bad. 、Can't complain.なども使ってみるといいですね。
気分がよいときは、Great.やFantastic. 、Couldn't be better. などが便利です。
逆に、「まあ、なんとかね」というニュアンスなら、(I'm) hanging in there.や (I'm) getting by. と言ってみましょう。

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(Q164)「さっき」を英語で言う場合のニュアンスを教えてください
ほんの少し前から数時間前の「さっき」は、どう表現すればいいですか?
just nowやa while ago、beforeなど時間の感覚の順番やニュアンスを教えてください。
(群馬県 ゆーさん)



just nowが現在に一番近いです。
a few minutes ago(数分前)など時を具体的に表すのもよいでしょう

英会話では、まず、「さっき」が表す時間的感覚は人や状況によって異なるため、各表現がどのぐらいの時間を指すのか具体的な数字で表したり、時間の感覚の順番を示したりするのは難しいですね。
日本語でも、5分前のことを「さっき」と表現する人がいれば、数時間前のことでも「さっき」と表現する人もいるように、英語でもさまざまです。

時間の近い順に解説しますと、just now、a while ago 、beforeの中では、just nowが現在に一番近いと言えるでしょう。
ニュアンスとしては、「ついさっき」や「たった今」という感じです。a while agoは「さっき」、「しばらく前」のいずれでも使われるので、whileを使って「さっき」を表すときは、a little while agoのようにlittleを補うとよいでしょう。
beforeは、単独で用いることはあまりなく、as I said before(さっきも言ったけど)のように節や文で表します。この場合、as I said earlierのように、earlierを用いることもできます。

「さっき」はとてもあいまいな言葉です。
どのくらい前なのかが重要であれば、「さっき」という表現そのものにこだわらず、英語では、a few minutes ago(数分前)やthis morning(今朝)などと時を具体的に表すことをおすすめします。


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(Q165)If we divide four, it wouldn't be bad.という文は、仮定法でしょうか?
先日、ネイティブスピーカーの友だちとタクシーに乗る際、料金を気にしている子に向かって別の子が、If we divide four, it wouldn't be bad.と言っていました。
これは仮定法でしょうか? 
だとしたら dividedになると思います。それに、実際にタクシーに乗ろうかという場面で使っていたので仮定法なの? 
という感じもします。Even if we divide four, it won't be bad.ではおかしく感じるのでしょうか?
仮に、wouldが仮定法でなければ、何のwouldでしょうか?
(京都府 京都大好きっ子!!!!さん)



この英語は、仮定法ではなく、「~だろう」という推量のwouldを使った文です

タクシーの料金について、「4人で割れば悪くない(高くはならない)」と言っている文ですね。
まずは、ご提示いただいた英会話文を訂正しておきましょう。
正しくは、If we divide it by four, it wouldn't be bad. とします。

このwouldは、実際にタクシーに乗ろうかという状況での発言であることを考慮すると、仮定法ではないと考えるのが自然です。
これは、「~だろう」という推量のwouldと言えます。
つまり、「(いくらかかるかは分からないけれども)4人で割れば、(1人当たりは)高くならないだろう」と推測して考えを述べているのです。

英会話では、Even if we divide it by four, it won't be bad.はあまり自然とは言えません。
even ifは「たとえ~だとしても」という意味です。
つまり、「たとえ4人で割ったとしても、高くはならない」と日本語に置き換えても適切でないことが分かります。
この状況でeven ifを使う場合、Even if we divide it by four, the fare per person would be high.(たとえ4人で割ったとしても、1人分の料金は高くなるだろう)のような文であれば、文法的にはOKです。


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(Q166)enjoy myselfとenjoy shoppingの違いは?
enjoy myselfとenjoy shoppingのように、myselfと一般動詞の違いを教えてください。
(大阪府 ナミイさん)



enjoyなど動詞は、後に続くものによって微妙に意味が変わります

英会話で日常的に使われるenjoyの用法として、次の3つを覚えておきましょう。
1.enjoy+名詞で「~を楽しむ」
2.enjoy+-ingで「~して楽しむ」
3.enjoy oneselfで「楽しい時を過ごす」

英会話で具体的な事柄を挙げる場合は、1か2で表します。
1の例:Enjoy the party!(パーティーを楽しんでね)2の例:I enjoyed talking with you.(あなたとお話できて楽しかったです)一方、単に楽しい時間を過ごす、つまり、have a good timeと同じ感覚で用いるのが3です。
I enjoyed myself.(楽しかったです)、He enjoyed himself.(彼は楽しいひと時を過ごしました)のように用います。

ご質問のenjoy myselfは3のパターン、enjoy shopping(買い物を楽しむ)は1のパターン(もともと、動詞のing形、つまり2のパターンだったものが、shopping=買い物、という名詞として一般化したもの)です。

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(Q167)英語のenoughにはどんな意味があるのですか?
That's easy enough. / He's cute enough. などと聞きますが、このenoughにはどんな意味があるのですか?
(茨城県 yupiさん)



enoughには、「十分な」「十分(に)」という意味があります

皆さんにおなじみなのは、I have enough time.(十分な時間がある)などに見られる、「enough+名詞(十分な~)」ではないでしょうか。
enoughは名詞のほかに、形容詞や副詞とともに用いられることもあります。
その際、「形容詞/副詞+enough (十分に~)」という語順になる点に注意してください。

ご質問の英会話文は、形容詞(easy「簡単な」、cute「かわいい」)にenoughが続くパターンですね。
直訳すると、That's easy enough.は「それは十分に簡単だ」、He's cute enough.は「彼は十分かわいい」となります。
enoughは「必要に足りるだけ十分な(に)」というニュアンスです。
つまり、前者は、「それは簡単と言って差し支えないだろう」、後者は、「彼は(すごくかわいいとは言えないまでも)かわいいうちに入るだろう」という含みがあります。

英会話で、よく使われる例を挙げておきましょう。
例えば、暑い夏の日、冷房をかけている部屋の温度について、Is it cool enough?(十分涼しいですか?)と尋ねるがことあります。
これは、ガンガンに冷えているわけではない部屋の温度が、相手にとって不快ではないかどうかを確認するときの表現です。

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(Q168)英会話での、shouldの用法を教えて! 
「~のはずだ」でOK?
ネイティブスピーカーと会う約束をする際に、「今度の木曜日はどうですか?」と聞いたら、“Next Thursday should be OK. ”と返事が返ってきました。
このshouldの用法を教えてください。
「今度の木曜日なら予定が入っていないはずだ」ということでしょうか?
(東京都 restful-alwaysさん)



話し手の主観的な推量や期待を表す、「~のはずだ」、「おそらく~だろう」のshouldです

はい、そうです。
このshouldは「~のはずだ」といったニュアンスで使われています。
shouldの意味で真っ先に思い浮かぶのは「~すべきだ」という義務や、「~した方がよい」という穏やかな提案という人が多いと思いますが、「~のはずだ」、「おそらく~だろう」という話し手の主観的な推量や期待を表す際にもshouldを使います。

ご質問にある、“Next Thursday should be OK.”は「次の木曜日なら大丈夫なはずだ(=予定が入っていないはずだ)」という意味で使われています。
100%の確信を持って、「次の木曜日は大丈夫だよ」と断言する場合は、Next Thursday is OK.とします。
確信度が80~95%の場合に、動詞(ここではis)をshould+原形に変えると、「おそらく~だろう」といったニュアンスになります。
「ほぼ間違いないだろう」、という高い確信度(95~99%)の場合は、shouldをmustに変えて、Next Thursday must be OK.(次の木曜日はきっと大丈夫だ)とします。

もう1つの英会話の例で確認しておきましょう。
「彼はそのことを知っています」と事実を述べるなら、He knows that.、
「彼はきっとそのことを知っているはずだ(=知らないはずはないだろう)」はHe must know that.、
「彼はおそらくそのことを知っているだろう(=知っていてもおかしくない)は、He should know that.とします。
お分かりいただけましたか?


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(Q169)「面倒くさい」を自然な英語でどう言いますか?
「面倒くさい」を辞書で引くとtroublesomeとありますが、「あー、面倒くさいな」とか「それは面倒くさかった」などと言いたい場合はどう表現しますか?
(福岡県 jricoさん)



It's a bother. や It's a hassle.がぴったりです

「面倒な」を表す単語の1つにtroublesomeがあります。
これは、That problem is troublesome.(その問題は面倒だ[=やっかいだ])や、He's a troublesome student.(彼は面倒な[=手のかかる]生徒だ)のように使います。
どちらかというと、少々かしこまった響きのある単語です。

ご質問の「あー、面倒くさいな」は、It's a bother. や It's a hassle.とするのがネイティブ的です。
What a bother! や What a hassle! のように言うこともできます。bother、hassleはいずれも「やっかいな仕事(もの)」という意味で、日常よく使われます。
「それは面倒くさかった」と言いたいなら、It was a bother. / It was a hassle. / What a bother it was! / What a hassle it was! とすればOKです。

英語で「~するのは面倒くさい」と具体的に表すときは、It's too much bother to + do. を使って、It's too much bother to do the report.(報告書を書くのは面倒くさい)のように表しましょう。
また、英語で「面倒くさがって~しない」と言いたいなら、too lazy to+doが便利です。
She's too lazy to do the dishes.(彼女は面倒くさがって皿洗いをしない)という具合です。
状況に応じて使い分けてみてくださいね。

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(Q170)英会話で、“I can.”と “I can't.”の聞き分けと発音のコツを教えて
ネイティブスピーカーが発音する“I can.” と“I can't.”はどうすれば聞き分けられますか? 
また、自分が発音する時のコツも教えてください。
(神奈川県 トモさん)



Iとcanのどちらが強く発音されるかに注意してみましょう

確かに、英会話で、ネイティブスピーカーが速く話す時の I can.と I can't.は聞き分けが難しいですね。
特に、アメリカ英語の場合、どちらも「アイキャン」に聞こえます。
それは、I can't.のtの音が落ちるからです。でも、次のポイントを押さえておけば、グッと聞き分けやすくなりますよ。

I can.(肯定文)の場合、Iがcanより強く発音されます。「アイキャン」という具合です。一方、I can't. (否定文)の場合は、「アイキャン(トゥ)」のように、Iよりcan'tの方が強く発音されます。
つまり、英会話では、主語を強く言うか、can'tを強く言うかで、肯定文か否定文かを聞き分ける、ということです。

それでも聞き取れない場合は、相手が目の前にいて尋ねられる状況の時は、相手の発言の後に、Did you say, “You can” ? Or “You cannot” ?(「できる」と言いましたか?、それとも「できない」と言いましたか?)と尋ねてみましょう。
この時、You cannotのnotの部分を意識的に強く言うとよいでしょう。
このように尋ねることで、誤解を避けることができます。

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(Q171)英語で日記をつけていますが、その英語が正しいかどうか分からず不安になります
英語で日記をつけ始めてはや4カ月……。
その英語が正しいかどうか分からないまま表紙に書いてある「間違っていてもOK!続けることが大切です」を信じて頑張っています。
何かお勧めの勉強方法などありましたら、教えてください。
(東京都 てんさん)



地道に続けることで徐々にミスが減り、吸収した知識を日記で使うことで、表現力がつきます

英語での日記を続けていらっしゃるのですね。
素晴らしいことです。
日記はプライベートなものなので、人に見せないという点で気楽な半面、間違っているかもしれない英語で書き続けて本当に英語は上達するのか……と不安になることもあるでしょう。
私は英語で日記を書き続けて19年目になりますが、過去の日記を読み返すと、地道に続けたことで徐々にミスが減り、表現力がついたことが見てとれます。
ですから、とにかく続けましょう。

もちろん、英語が分かる人に添削してもらい、間違えたところを次に生かしていけば上達が早いのは言うまでもありません。
とはいっても、そういった環境に恵まれていない人は、英語に触れる時間を増やし、吸収した知識を日記で使うことをおすすめします。

特に、英語教材や辞書などを読んだり、英語のCDを聞いたり、映画を見たり、といった受信型の学習の際、細かな点に意識を向けるようにしてください。
例えば、「今日は雨だった」と書きたくて、日記にIt was rain today.(×)と書いたとします。
天気を話題にした教材に、It rained today.やIt was rainy today.という表現を見つけたら、そこで自分のミスに気付きますね。
念のため、英和辞典でrainを、和英辞典で「雨」を引いてみると更なる気付きがあるでしょう。
そのまま使える例文に出くわしたらラッキーです。

また、いつもI got tired. で「疲れた」を表していたけれども、ある時、I had a long day.(長い1日だった=疲れた)という表現を耳にした、そんなこともあるでしょう。
これは使える、そう思った表現を日記に取り入れていくことで、表現力も増していきます。

このように、細かな点に意識を向けて勉強することで、自分で自分のミスを改善できたり、表現にバリエーションが加わったりして英語力がアップしていきます。
最初から「正しい英語で書かなくちゃ!」と気負わずに、日記という特性を生かして、のんびり気楽に勉強を続けてくださいね。

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(Q172)英会話で「いただきます」や「ごちそうさま」はどう言えばいいですか?
先生など目上の人が入れてくれたコーヒーを飲むとき、日本では、「いただきます」と言って飲みますが、英語でも何か言ってから飲んだ方がよいのでしょうか?
また、飲み物に対して「おいしい」と言うときの表現を教えてください。
(青森県 ちぇけさん)



英会話では、Thank you.やSmells good.など、感じたことを具体的に表しましょう!

英語には、日本語の「いただきます」や「ごちそうさま」に当たるピッタリの表現がありません。
よって、その場の状況で感じたことを具体的に表して代用します。
基本的に、何も言わなくても特に失礼ではありませんが、ひと言添えた方が好印象ですね。

例えば、コーヒーを出されて、Thank you.(ありがとうございます)と言うだけでも、立派な「いただきます」になります。
お礼だけでは物足りないと感じるようであれば、コーヒーの香りのよさについて、Smells good.(いい香りですね)と表現してもいいですね。
すてきなカップで出されたら、I like this coffee cup. (このコーヒーカップ、すてきですね)と褒めるのもよいでしょう。

飲み物に対する「おいしい」は、食べ物の場合と同様、It's really good.(すごくおいしいですね)、It tastes good.(おいしいですね)と感想を述べるとよいでしょう。
It's a great coffee.(本当においしいコーヒーですね)やI like this coffee.(このコーヒー、好きです)と表すこともできます。
ちなみに、これらをIt was ~ . / It tasted ~ . / I liked ~ . のように過去の文にすると、「ごちそうさまでした」というニュアンスになりますよ。

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(Q173)英語で「お店」を指すのは、単数、複数?
ある本に“How late was that restaurant open? ”“They were open until 11 o'clock.”という例文がありました。
that restaurant なので、主語はthey ではなくitにして、It was open until 11 o'clock.ではないのでしょうか。
教えてください。
(新潟県 雪国のKenさん)



文法的には、itが正解ですが、特定の店や場所について述べる場合は、theyやwe、youなどを用いるのが英語流です

回答に入る前にまず、ご質問の英文の意味を確認しておきましょう。
How late was that restaurant open? は「そのレストランは何時までやっていましたか?」、They were open until 11 o'clock.は「11時までやっていました」という意味です。

How late was that restaurant open? の主語はthat restaurant(=it)なので、これに対する答えは、Kenさんの書いたIt was open until 11 o'clock. でOKです。
ではなぜ、They were open until 11 o'clock. と表現されていたかというと、英語は人を主語にして、親近感を持たせた表現を好むからです。
レストラン自体を主語にするより、そこで働いている人たちを意識して、They were ~.とした方が温かみを感じませんか?

このように、特定の店や場所について述べる場合は、theyやwe、youなどの代名詞を用いるのが英語流です。
営業時間を直接お店に問い合わせる際は、How late are you open today?(今日は何時までやっていますか?)のようにyouを、答える際は、We're open until 11 [o'clock](11時まで営業しております)のようにweを用いて表現した方が、How late is your shop open? / Our shop is open until 11. などと表現するよりグッと親近感が増すのです。

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(Q174)「よく降りますね」は英語でどう言えばいいですか?
雨の日が何日も続いたときなどによく言う「よく降りますね」は、英語ではどう表現しますか?
(広島県・kaoruさん)



It's been raining a lot lately.と言えばOKです

天気のような気楽な話題を、英語でsmall talkと言います。
small talkは会話の潤滑油になります。ぜひ、いろいろ覚えておきたいものですね。

ご質問の「よく降りますね」は、It's been raining a lot lately. と現在完了進行形で表します。
このrainは「雨が降る」という意味の動詞です。「(雪が)よく降りますね」と言いたいなら、snow(雪が降る)を用いて、It's been snowing a lot lately. とします。

ほかの雨に関する表現も見ておきましょう。
「もう1週間も(雨が)降っていますね」と言うなら、It’s been raining for a week now. となります。
「恵みの雨だ!」なら、This rain is welcome.やWe're lucky it's raining.などと表現するのがよいでしょう。
「雨が降りそうだ」はIt looks like rain.、「ようやく雨がやんだ」はIt's finally stopped raining. / The rain's finally let up.、「雨降って地固まる」はAfter a storm comes a calm.と言います。
覚えておくと、small talkの際に便利ですよ。

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(Q175)the girl standing over there とthe girl who stands over thereの違いは?
分詞と関係代名詞の違いがよく分かりません。
例えば、「私は向こうに立っている女の子を知っています」と言う場合、
1) I know the girl standing over there.
2)I know the girl who stands over there.
のどちらが的確なのでしょうか? 
英語を話す方たちは、分詞と関係代名詞をどのように使い分けているのか教えてください。
(大阪府・あんちさん)



the girl standing over thereはI know the girl who is standing over there. のwho isを省略した形です

回答する前に、
2)の英文について少し説明をしておきましょう。
関係代名詞を使って、「(いま)向こうに立っている女の子を知っています」を表す場合、standsではなくis standingとします。
全体で、I know the girl who is standing over there. となります。
I know the girl who stands over there. だと、「いつも向こうに立っている女の子を知っています」と、その女の子が習慣的にそこに立っている意味になります。
ここでは、前者の英文で解説いたしますね。

I know the girl standing over there. / I know the girl who is standing over there. のいずれも正しい文で、意味に違いはありません。
関係代名詞(ここではwho)の後ろに「be動詞+-ing」、あるいは、「be動詞+過去分詞形」が続く場合、「関係代名詞+be動詞」を省略できる、というルールがあります。I know the girl standing over there. は、I know the girl who is standing over there. のwho isを省略した形なのです。

別の例で確認してみましょう。「病院に運ばれた男性は私の先生です」と言う場合、The man (who was) taken into the hospital was my teacher. と、who wasを残す、who wasを省略する、のどちらでもOKです。

分詞と関係代名詞の使い分けについては、上記のような例の場合、もともと関係代名詞の文であるものの、「関係代名詞とbe動詞」が省略されて分詞が残った文と解釈しています。
分詞には、excited(ワクワクしている)/ exciting(わくわくするような)、interested(興味を持った)/ interesting(興味深い)のように、すでに形容詞として定着しているものもあります。
これらは、分詞というより形容詞としてgood やsmallと同じような感覚で使っていると言えるでしょう。

 

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【英語脳】とは何?

英語が日本語を中継せずに、そのまま理解できる能力が英語脳です。
バイリンガルや優れた通訳者が持つ、日本語に訳さなくても、ダイレクトに英語が分かる能力です。

英文を読むだけ・書くだけなら、英語脳は必要ありません。
自分のペースで作業ができるし、わからないことは辞書を引いたり、意味を確認する時間があるからです。

ところが、英会話は相手とのキャッチボール。
相手が話したことを、脳内で日本語に変換していたら、とても会話になりません。
相手の言っていることを瞬時に理解し、かつ英語で答えるのが英会話、コミュニケーションだからです。

この意味で、英語が使えるということは、日本語に置き換えることなく、ダイレクトに英語が理解できる力を身につけることを意味します。

30日間英語脳育成プログラム 教材のポイント

英語脳育成のためには、次の5点が重要だと考えられています。
30日間英語脳育成プログラムは、これらの理論を取り入れ、効率的な学習ができるように作られています。

1・ナチュラルスピードで聞き取れること

日本人には、欧米人の会話はかなりハイテンポに感じられます。
しかし、彼らにすれば普通のナチュラルスピードなんです。
ということは、そのスピードに慣れることが英会話上達一番の近道。
日本人向けにカスタマイズされたスローイングリッシュではなく、ナチュラルスピードの英語を聞き取ることが大切です。
30日間英語脳育成プログラムは、このスピードに慣れるため、リスニング重視のカリキュラムになっています。

2・耳で英語をインプットすること

30日間英語脳育成プログラムによると、聞き取りができない原因は、目、つまり視覚情報に頼るリスニングをしているから。
テキスト見ながら聴くなど、目を使ったリスニングが聞き取れない理由だとい言います。

3・音と文字を一致させること

can という助動詞があります。これをキャンと読んだと思います。
ところが、実際の会話でキャンと発音されることはなく、[kn]クン・canカンと発音されるのが一般的。
こうした文字と音の不一致を正すことが、英会話をスムーズにするポイントです。

4・語順のまま頭から理解すること

日本人の場合、英文和訳の弊害で、どうしても英語を日本語に置き換えて理解しようとしてしまいます(返り読みの問題)。
例えば、I have a car. という英文を理解するとき、

I have a car.
① ③ ②
I → a car → have.

私は→車を→持っている

という語順で理解しようとしてしまいます。
読み返しができるリーディングなら対応できますが、実際の英会話では、このような「日本式英語」では追いつきません。
なぜなら、声は音が聞こえた瞬間消えてしまうからです。
このようなメソッドで英語を理解するのではなく、聞こえた語順のまま、順番に理解できる力が必要です。

30日間英語脳育成プログラムでは、語順のまま理解できる訳読法になっています。
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