レストランで持ち帰りたいときは、英語で何と言えばいい?【176-200】

 

「いしはらまゆみ先生の、英語質問箱」より。


まゆみの英語表現法(Q176)
レストランで料理を持ち帰りたいときは、英語で何と言えばいい?
アメリカ圏のレストランで、そこでは食べずに持ち帰りたいときにはどのように表現したらよいですか?
ファストフードや残り物の持ち帰りの経験はあるのですが……。
(兵庫県・ややさん)


to goやtake ~ outを使って表現できます

英語圏のレストランでの「料理持ち帰り」に関する表現ですね。段階を追って回答しましょう。
そのレストランが注文した料理を持ち帰り用にパックしてくれるかどうかが分からない場合は、まず、そういったことが可能かどうかを尋ねるのが礼儀です。
例えば、Will it be possible to take this dish out?(この料理を持ち帰ることは可能でしょうか?)や、I'd like to order this, but will it be possible to make it to go?(これを注文したいのですが、持ち帰り用にしていただくことは可能でしょうか?)のように尋ねます。
take ~ outで「持ち帰る」、to goで「持ち帰り」を表しています。

そのレストランで持ち帰りサービスがあることを既に知っている場合は、Could you make this to go?(これを持ち帰り用にしていただけますか?)や、I'd like to take this out.(これを持ち帰りたいのですが)のように言うとよいでしょう。

ちなみに、レストランで食べきれなかった料理を持ち帰りたいときは、May I have a doggy bag?(持ち帰り用の袋をいただけますか?)と言います。
doggy bagはレストランで残した料理を入れる袋のことで、体裁上、犬に食べさせるような言い方をしたことからできた言葉です。
このように表現すれば、パックなどを持ってきてくれるか、店員さんが持ち帰り用に包んで持ってきてくれます。

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まゆみの英語表現法(Q177)
「私も」を表す表現の使い分けを教えて
「私も」という表現として、me too, me as well, me neither, neither am I, so do I …という言葉を聞いたことがあります。
me neitherやneither am Iは否定文で使われるというのは知っているのですが、そのほかの違いがよく分かりません。使い分けを教えてください。
(東京都・パトちゃんさん)



「私も(~です)」か「私も(~ではありません)」で大きく2つに分かれます

英語には、「私も」を表す表現がたくさんあるため、使い分けがややこしく感じられますね。
英語では、「私も(~です)」か「私も(~ではありません)」かによって、表現が大きく2つに分かれます。
相手の肯定的な発言に対する「私も(~です)」は、Me too. やSo ~ I. を、相手の否定的な発言に対する「私も(~ではありません)」には、Me neither. やNeither ~ I.を用います。

Me ~. で答える例は次のとおりです。
1.
A) I like coffee. (私はコーヒーが好きです)
B) Me too. (私も[コーヒーが好きです])
2.
A) I don't like coffee. (私はコーヒーが好きではありません)
B) Me neither. (私も[コーヒーが好きではありません])


So ~ I. や Neither ~ I.は、相手の使った動詞(助動詞)の種類と時制に合わせて、~に来る語を使い分けます。

be動詞の場合、
1.
A) I'm tired. (私は疲れました)
B) So am I. (私も[疲れました])
2.
A) I'm not tired. (私は疲れていません)
B) Neither am I. (私も[疲れていません])
のようになります。

一般動詞の場合はdoやdidに置き換えます。
1.
A) I have a dog. (私は犬を飼っています)
B) So do I. (私も[犬を飼っています])
2.
A) I don't have a dog. (私は犬を飼っていません)
B) Neither do I. (私も[犬を飼っていません])
という具合です。

助動詞は、
1.
A) I can play the violin. (私はバイオリンを弾けます)
B) So can I. (私も[バイオリンを弾けます])
2.
A) I can't play the violin. (私はバイオリンを弾けません)
B) Neither can I. (私も[バイオリンを弾けません])
となります。

me as well という表現もご提示くださいましたが、これは通常、「その上、~もまた」という追加的な意味を表します。I’m a teacher and a writer as well.(私は教師であり作家でもある)と、文末にas well とするのが一般的です。

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まゆみの英語表現法(Q178)
英会話で、誘っているのにmaybeを使っていいの?
英語で誰かを誘う際、時々maybeを使っているのを耳にしますが、誘っているのに「たぶん~」というのはおかしな気がします。
ネイティブスピーカーはどういうニュアンスで使っているのでしょうか?
例えば、If I come to Tokyo, maybe we can have a coffee. I'm free tomorrow ... or maybe Tuesday. という文です。
(神奈川県・ミーガンさん)



控えめに誘いや助言を表す際にもmaybeを使います

maybeは「たぶん、もしかしたら」という意味で、確率の低さを表すときに使われますが、「~かもしれないですね」と誘いや助言を控えめに表すときにも使われます。
例えば、We should cancel the trip.だと、「(私たちは)旅行を取りやめた方がいいよ、取りやめるべきだよ」と主張した感じですが、Maybe we should cancel the trip.とすれば、「(私たちは)旅行を取りやめた方がいいかもしれませんね」とやわらかく提案している響きになります。

ご質問の、If I come to Tokyo, maybe we can have a coffee. は、「私が東京へ行った際には、よかったらコーヒーでもご一緒しませんか?」と控えめに誘っています。maybeがないと、「私が東京へ行った際は、一緒にコーヒーでも飲もうよ」ぐらいのニュアンスです。 I'm free tomorrow ... or maybe Tuesday. のmaybeは、確率の低さを表していると思われます。
「明日は(確実に)空いています。火曜日もたぶん大丈夫だと思います」というニュアンスです。

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まゆみの英語表現法(Q179)
過去形と過去進行形の使い分けがよく分かりません

例えば、I read a book yesterday. という文をI was reading a book yesterday. と過去進行形にすることはできるのでしょうか? 
気になるのは、yesterdayがあるので過去形の方がよいのかという点です。また同様に、I was reading a book last week.も可能でしょうか?
(京都府・英語の森さん)



進行中だった行動や状態を表す必要がある時は過去進行形を使いましょう

英語文法的には、I read a book yesterday. / I was reading a book yesterday. のいずれも可能です。
過去進行形がふさわしいのは、「~したとき……していた」というような状況、例えば、I was taking a bath when you called me.(あなたが電話をくれたとき、私はお風呂に入っていました)や、I was vacuuming when the earthquake occurred.(地震が起きたとき、私は掃除機をかけていました)という場合です。
when ~ の部分がなくても、状況的に、時間的幅を持たせたうちの「一時点」に焦点を当てていれば、過去進行形が適切です。
例えば、I was living in London this time last year.(去年の今ごろはロンドンに住んでいた)は、去年1年間のうち、この時期はロンドンにいたというニュアンスです。
I was studying at 9:00 this morning.は今朝という幅の中で、「9時の時点では勉強をしていた」というニュアンスです。

ご質問の、I read a book yesterday.(昨日読書をした)は、単に昨日の出来事を述べているにすぎませんが、I was reading a book yesterday.は、話者がここ数日の様子を頭に描いていて、その中で「昨日は読書をしていた」という感覚で使っていると考えられます。
I was reading a book last week. についても同様です。
簡単に言うと、過去の時点に進行中だった行動や状態を表す必要がある時は過去進行形で、そうでない場合がないは単純過去で表すのが自然です。


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表現を増やす英会話教材(Q180)
「テレビを見る」を英語会話で、see (a) TVと言わないのはどうしてですか?
「映画を見る」をsee a movie、または、watch a movieと言うのに対し、「テレビを見る」はwatch a TVとは言いますが、see a TVと言わないのはどうしてですか?
(埼玉県・Yachiさん)


英語のseeとwatchの動詞のイメージを確認しましょう

seeとwatchのイメージが分かると違いを理解しやすくなります。
矢印で表すとすると、seeは矢印が目に向かっているイメージ、watchは矢印が目から外へ向かっているイメージです。
つまり、seeは意識していなくても自然と「~が目に入る、~が見える」という意味で、watchは意識を対象物に向けて「~をじっと見る、~を注意して見る」という意味です。

「映画を見る」の場合、映画館で見る場合はsee a movie、家で(DVDなどで)見る場合はwatch a movieを用いるのが一般的です。
映画館のスクリーンは大きく、映像が目に飛び込んでくるイメージからseeがふさわしいのです。
一方、家で見る場合は、テレビにしてもパソコンにしても、そこに意識を向ける必要があるのでwatchを用います。

英語で「テレビを見る」の場合は、watch TV(aは不要)と言います。
テレビはリビングルームの一角などに置いてあることが多く、意識をテレビに向けて見るため、seeではなくwatchが適切です。
お分かりいただけましたか?

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英語表現(Q181)
(Q181)「○○泣かせ」は英語でどう言えばいいですか?
石原先生、はじめまして。「コンビニ店員泣かせ」とか「下請け泣かせ」などの「○○泣かせ」はどのように表現すればいいですか? よろしくお願いします。
(長野県 みたきちさん)


nuisance、problem、painといった語でニュアンスを伝えましょう

英語には、「~泣かせ」にぴったりの表現がありません。
したがって、意味の近い言葉で妥協したり、説明的な表現で表したりすることになります。
その中で使えるのは、「手を焼く人(物)」を表すnuisance、「悩みの種」を表すproblemやpainなどです。
例えば、「人泣かせの雨だ」と言いたいなら、This rain is a pain.となります。
This rain is a real pain. とrealを入れて強調してもいいですね。
「医者泣かせの患者」はnuisance patient for a doctorとなります。
「親泣かせの息子」なら、a son who is a problem to his parentsと表します。
親が他人に自分の息子のことを、「親泣かせの息子でして……」と言う場合は、He's a problem son. と表現するとよいでしょう。
この場合のproblemは「問題の、始末に負えない」という意味の形容詞です。

ご質問の「コンビニ店員泣かせ」はa nuisance to convenience store staff、「下請け泣かせ」は、a nuisance to subcontractorsのように表してはどうでしょう?
 nuisanceを形容詞で用いて、a nuisance customer to convenience store staff(コンビニ店員泣かせの客)や、a nuisance parent company to subcontractors(下請け泣かせの親会社)などと具体的に表しても、はっきりしていいですね。

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英語表現(Q182)
(Q182)It could have been worse.の意味は?
It could have been worse.の意味を教えてください。
また、英語で現在完了にbeenがつくのは、どのような場合ですか?
(香川県・まつんさん)



「そのぐらいで済んでよかった」「まずまずだった」という意味です

英語の、It could have been worse.は直訳すると「もっとひどくなり得た」で、そこから「(もっとひどくなり得たけれども、実際は)そう大したことなかった」、「そのぐらいで済んでよかった」「まずまずだった」などといった意味に広がります。

現在完了のbeenについては、<have been(+冠詞)+名詞>、<have been+形容詞>、<have been+動詞の-ing(進行形)>、<have been+動詞の過去分詞形(受け身)>を覚えておくとよいでしょう。
名詞の例: It has been a pleasure to talk with you.(お話できて楽しかったです)、 形容詞例: I have been busy.(私はずっと忙しい)、動詞の-ingの例: I have been studying English for 10 years.(私は英語を10年勉強しています)、動詞の過去分詞の例: I have been invited to the party.(私はそのパーティーに招待されています)という具合です。

ちなみに、It could have been worse.は形容詞のworseが続いているパターンですね。
これはIt could be worse.(もっとひどくなり得る→大したことない、まずまずだ)を過去形にしたものです。

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英語表現(Q183)
(Q183)友達に「今日は何時に帰るの?」と聞きたい
友達に英語で「今日は何時に帰るの?」と聞くとき、どう言えばいいですか?
また、go home, go back home, get homeの違いは何ですか?
(海外 yuriさん)



What time are you going (back) home today? でOKです

友達に、英語で「今日は何時に帰るの?」と尋ねるには、What time are you going back home today?と表現します。
What time are you going home today? と言ってもOKです。

backが入ると「(家に)戻る」というニュアンスが多少強くなりますが、基本的にはどちらも同じように使えます。
get homeは「家に帰る」というより「家に着く(到着する)」という動作が強調されます。
よって、What time are you getting home today? と聞くと、「今日は何時に家に着きますか(着く予定ですか)?」というニュアンスになり、あまり自然とは言えません。
get homeがピッタリくるのは、Can you e-mail me when you get home.(家に着いたら電話してね)やI got home 10 minutes ago.(10分前に家に着きました)のような状況です。
ちなみに、What time are you -ing? の代わりに、What time are you going to+動詞の原形? とすることもできますが、その日の帰宅時間を既に決めてあると仮定して尋ねているので、What time are you -ing? がより適切です。

もう2点補足すると、英語で「今日は何時に帰るの?」と家に残る家族がこれから出掛ける家族に尋ねる場合は、What time are you coming (back) home today? となります。
また、「今日」が「今夜」を指している場合は、todayをtonightにした方がよいことも一緒に覚えておきましょう。

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英語表現(Q184)
(Q184)besideとexceptはどちらも「~以外に」という意味?
英語のbesideとexceptはどちらも「~以外に」という意味ですが、どのような違いがありますか。
(岡山県・MAさん)



besidesは通常、否定文や疑問文で用います

besideとexceptの違いは?というご質問ですが、「~以外に」を表すのはbesideではなく、besidesです。
besideは「~のそばに」や「~と比べると」という意味になるので注意しましょう。

besidesは通常、否定文や疑問文で用います。
No one agreed besides me.(私以外は誰も賛成しなかった)、Who is your favorite actor besides Brad Pitt?(ブラッド・ピットのほかに好きな俳優は誰ですか?)という具合です。

一方、exceptはevery, all, each, any, noなどが前にくるのが一般的です。
例えば、The store is open every day except Monday.(その店は月曜日を除いて毎日開いています)や、All the friends except Sara are single.(サラ以外の友達はみな独身だ)という具合です。
ちなみに、exceptの代わりにbutを用いることもできます(exceptの方が除外のニュアンスが強い)。

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表現を増やす英語上達法(Q185)
英会話での、仮定法過去完了について質問です
仮定法過去完了について質問です。
日本語でも「早く走れていたら」や「上手に泳げていたら」と言うことがありますよね。
Ifの後に続くのは原則、had+過去分詞ですが、ここに、If you could've run faster, you could've... のように助動詞を入れることはできますか。
もし、この形が不可でしたら、If you had been able to run faster, you could’ve... は可能ですか?
(福岡県 ルミさん)



英会話での、仮定法過去完了のパターンを理解しておきましょう

仮定法過去完了がよく分からないという学習者の方のために、まず、パターンを見ておきましょう。
英語会話での、仮定法過去完了は一般に、<If+主語+had+過去分詞形, 主語+would've [could've/might've] +過去分詞形.>という形を取り、「(あの時)~していたら、……だっただろう[できていただろう/だったかもしれないのに]なぁ」を表します。
例えば、If I had studied hard, I could've passed the test.([あの時]しっかり勉強していたら試験に合格できていただろうになぁ)という具合です。

ご質問は、このIf節で<had+過去分詞形>の代わりに、<could've[could have]+過去分詞形>が使えるかどうかということですが、答えは、「使えます」。
つまり、If you could've run faster,で、「(あの時)あなたがもっと早く走れていたら」を表すことは可能です。
そして、If you had been able to run faster, も可能です。
ひとことで言うと、「(あの時)~できていたら」と表す場合、<If 主語 could've+過去分詞形,>と<If 主語 had been able to+動詞の原形,>のいずれも可能です。
英会話では前者の方がよく使われます。

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表現を増やす英会話上達法(Q186)
(Q186)疑問詞に続く「S+V」の語順を教えて!
疑問詞に続く文で、「S+V」のように肯定文になるものと、疑問文になるものがありますが、この区別が付きません。
(福岡県・jricoさん)


英会話では、疑問詞の後に「主語+動詞」が続くものとは、I asked where she bought it.(私は、それをどこで買ったのか彼女に尋ねた)に見られるような文のことでしょうか? 
以下、そのように仮定して回答しますね。

英会話では、直接的か、間接的かで語順が決まります

whereやwhatなどの疑問詞を使った疑問文は、直接的にも、間接的にも表すことができます。
直接表現とは、Where did she buy it?(彼女はそれをどこで買いましたか?)のように、相手に直接質問を投げ掛けるタイプのことを言います。
そして、「それをどこで買ったのか彼女に尋ねた」とワンクッション置いて間接的に表したのが、I asked where she bought it. です。
後者の間接表現では、疑問詞の後を「主語+動詞」の語順にするというルールがあるため、where she bought itとなっているのです(I asked where did she buy it.は誤り)。

ほかの英会話例も見てみましょう。
Where is the fitting room?(試着室はどこですか?)は直接的、Could you tell me where the fitting room is?(試着室がどこにあるのか教えていただけませんか?)は間接的。How many children does Tim have?(ティムには子どもが何人いますか?)は直接的、Do you know how many children Tim has?(ティムに何人の子どもがいるのか知っていますか?)は間接的です。
お分かりいただけましたか?

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表現を増やす英会話教材(Q187)
(Q187)英会話で、You know と actuallyの使い方を教えて
you knowの使い方を教えてください。
また、文頭でactuallyと言っているのをよく耳にします。
カジュアルな日本語だと、どんな訳がよいのでしょうか? 
actuallyのほかに、1単語で言える副詞についても教えてください。
(海外・metroさん)


英会話で、you knowは使う位置によって意味が異なります。
actuallyは相手が驚いたり困惑したりするかもしれないことを述べるときの前置きとして使います

you knowは使う位置によって意味が異なります。
話題を変えるときに文頭で使うと、「そういえば~のことだけど」という前置きになります。
You know Ken? He's getting married.(そういえばケンって結婚するんだよ)という具合です。
適切な言葉がパッと出てこないときに、(Well,) you know , と言えば、「ええと」や「それであのう」というニュアンスになります。
また、相手も知っているであろう事柄について文中や文末で用いると、「ほら、例のあれですよ」というニュアンスに。
I went to the cafe, you know, the one you recommended. (カフェに行ったよ、ほら、君が勧めてくれたあの[カフェ])という感じです。

また、I need to go now. I have to pick up my son, you know. と文末で用いると、「~ですからね」と相手に思い出させるニュアンスが加わります。
全体で、「もう行かないと! 息子のお迎えがありますからね」という意味です。
いずれも、you knowには漠然としたニュアンスしかなく、言葉のクッション的に使われることが多いので、ネイティブの使い方によく注意して感覚をつかむのが一番です。

もう1つのご質問、英語の、actuallyは「実はね」や「それがね」「ところがなんと」という意味で、相手が驚いたり困惑したりするかもしれないことを述べるときの前置きとして使います。
A: How's your work?(仕事はどう?)B: Actually, I quit.(実は辞めたんだ)のように使います。
1単語で言える副詞はほかに、basically(基本的に、要するに、そもそも)、frankly(正直言って)、obviously(どう見ても、言うまでもなく)、apparently([[実際はともかく]見たところは)、seriously(まじめな話だけど)などがあります。
一緒に覚えておきましょう。

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表現を増やす英語上達法(Q188)
(Q188)メールの書き出しや結びの言い方を増やしたい
最近、ネイティブの彼ができました。
英文でやり取りしているのですが、私は英語の知識がほとんどなく、今勉強中です。
メールの書き出しや結びで、フランクな言葉を増やしたいのですが、どのような言葉がありますか?
(沖縄県・マメさん)


相手の名前を書き、感想を書いたり様子を尋ねる1文を入れてもいいでしょう

ネイティブの彼と英文でやりとりですか? 
楽しそうでいいですね!(ここでは、彼の名前をAlexと仮定して表現をご紹介しますね)

恋人や親しい友人との英語メールでは、Hi Alex, やAlex, のように「Hi+相手の名前,」、または、相手の名前だけを書くのが一般的です。
また、念のため書いておきますが、これに続く文は状況によって異なります。
例えば、デートの後に送る英語メールなら、Thanks for the wonderful time today.(今日はすてきな時間をありがとう)やI had a great time with you today.(今日はとても楽しかったです)のように書くのがいいですね。
相手がその日、何か特定のことをしたのを知っていれば、How was the game?(試合はどうだった?)やDid you have a productive meeting?(実りの多い打ち合わせになった?)などと様子や感想を尋ねるとよいでしょう。

恋人同士や親しい間柄でのメールの結びは、Love,(愛を込めて)やThinking of you,(あなたのことを思っています)がよく使われます。
また、Hugs, (ハグをあなたに)や Hugs and kisses, (ハグとキスをあなたに)と書いたり、XOXO, と書くこともあります。
このXはキス、Oはハグを指しています。相手のメールを参考にしながら、さまざまな英会話表現を取り入れてみましょう。

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表現を増やす英会話教材(Q189)
(Q189)海外で食事をするときの質問について教えて!
海外で食事をするとき、レストランで何人かで取り分けて食べたいと思っても、「どのくらいの量ですか?」「一人分はどれほどでしょうか?」といった英語表現が思いつきません。
(京都府・さっちんさん)


How big is one portion? で「一人分はどのくらいしょうか?」になります

海外へ行ったときは、いろいろな料理を試してみたいもの。
また、日本のレストランと比べて一人前の量が多いこともあり、取り分けて食べる際の表現を覚えておくのは賢明ですね。
英語で「この料理はどのくらいの量ですか?」は、How big is this dish?と尋ねます。
How big is one portion? と聞けば、「一人分はどのくらいでしょうか?」となります。
one portionで「一人前」や「(二人以上で取り分けた)一人前」という意味です。

ほかに、Is this big enough for two people?(これは二人で分けても十分でしょうか?)という尋ね方もあります。
We’re thinking about sharing a dish, but ...(一皿を分けようと思っているのですが……)と前置きしてもいいですね。
料理を一気に注文するのではなく、様子を見ながら少しずつ注文していくのであれば、注文の最後に、That’s all for now. We may order some more later.(とりあえず以上です。
また後で追加注文するかもしれません)と言っておくとよいでしょう。

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表現を増やす英会話上達法(Q190)
(Q190)「自分でするから大丈夫です」は英語でなんて言えばいい?
いつもこの英語英会話サイトで勉強させていただいています。
イギリスのホームステイ先のホストマザーが、「お茶を入れようか?」とよく言ってくれるので、「自分でするから大丈夫ですよ」というつもりで、I'll make it by myself, thanks. または、I'll do it by myself, thanks. と言っていたのですが、イマイチ自信がありません。
実際はどんな言葉が適切でしょうか?
(海外・かれんさん)


I'll make it by myself, thanks. または、I'll do it by myself, thanks.でOKです

かれんさんがいつも言っている英会話表現で合っていますよ。
自信を持ってくださいね。
Would you like some tea?(お茶はいかがですか?)やWould you like me to make tea for you?(お茶をお入れしましょうか?)などと聞かれて、相手に入れてもらうときは、Yes, please. Thank you.(ええ、お願いします。ありがとう)と答えますが、「自分でするから大丈夫です」と言う場合は、I'll do it by myself, thanks. と言えばOKです。I'll make it by myself, thanks. としてもよいのですが、英語で答えるときに同じ動詞を繰り返す(ここではmake)より、doに置き換えた方がスッキリします。
また、byを省略して、I'll do it myself, thanks.としてもいいですね。

ほかに、I'll take care of it myself, thanks.と表すこともできます。「~の世話をする」という意味のtake care of ~ は、このような状況でも使われるので、一緒に覚えておきましょう。

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表現を増やす英語上達法(Q191)
英会話中、文法ばかり気になり短い完結した文章しか話せません
仕事の都合で渡米したばかりです。
会話中、文法ばかり気になり、いちいちIやyouを付けるなど短い完結した文章しか話せません。
スピーキングとライティングで文法的に違いはありますか?
(海外・Bostonさん)



文の長さは気にせず、慣れるまでは自分なりの英語で「情報を正しく伝える」ことを優先させましょう

英語は、「短い英文=初級者、長い英文=上級者」といった基準で判断されるものではないので、短い文で話すことを気にする必要はありません。
私たちはとかく、長い文や難しい表現を使って話すことが良いと思いがちですが、ネイティブスピーカーも短い文で会話することが多いのが実情です。
短い方が分かりやすかったり、イキイキ感が伝わりやすかったりすることもあるくらいです。
文の長さは気にしなくてよいでしょう。
また、いちいちIやyouを付けてしまうとのことですが、主語を省略せずに表すのは、むしろ良いことです。
特に、ビジネスの場では情報をきちんと伝えることが大切なので、省略しない英語を心掛けるとよいですね。

スピーキングかライティングかによる文法の違いはありません。
ただ、会話では単語を省略したり短縮したりすることはあります。
例えば、That sounds good.(それはいいですね)→Sounds good.、 I don't know.(分かりません)→Don't know. と主語を省略したり、「~したい」という意味のwant toをwanna(ワナ)と発音したりするなど、会話ではくだけた英語になることが多々あります。
といっても省略しなければいけないわけではないですよ。

上級者レベルの英語、ネイティブスピーカーの英語を意識するのも大切なことですが、慣れるまでは自分なりの英語で「情報を正しく伝える」ことを優先させてお仕事なさるとよいでしょう。
英語はツールの1つなのですから。

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表現を増やす英会話教材(Q192)
(Q192)英会話でThank you. と言われたときの返事に迷います。
ニュアンスを教えてください
留学中です。
Thank you. と言われたときの返事にいつも迷います。
You're welcome. / My pleasure. / Not at all. / No problem. / It's nothing. くらいしか思い出せないのですが、どういったときにどの言葉で返すのがよいか教えてください。
(海外・Mayuさん)



Sure. やYou bet.、My pleasure. などで「どういたしまして」という意味になります。
してあげた内容やカジュアル度で使い分けましょう

「どういたしまして」に当たる表現を使い分けたくなったというのは、英会話がレベルアップしようとしている証拠。
素晴らしいことですね。
 私たちは、Thank you. と言われたらYou're welcome. と答えると習います。
もちろん、それで正しいのですが、You're welcome. はやや改まった響きがあるため、アメリカ英語では、Sure. やYou bet. などと返す人の方が多いのは事実です。
 My pleasure. は、It's my pleasure. のIt’sが省略された形で、「こちらこそ(お役に立てて)うれしいです」という気持ちが込められています。
ビジネスシーンでは、少々かしこまって、The pleasure is mine. とも言います。
 Not at all. やNo problem.、It's nothing.は「それ(私がした行為)は大したことではありませんよ」という気持ちのときに使うとよいでしょう。
 ほかに、「(また協力が必要なときは)いつでもおっしゃってください」というニュアンスならAny time.、「お礼なんていいんですよ」というニュアンスならDon't mention it. と言います。
また、「いえいえ、お礼を言うのは私の方です」という気持ちを込めるなら、Thank YOU.(セァンク・ユー)のように、youを強く言うとよいですね。
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まゆみの英語表現法(Q193)
(Q193)want to ~以外の「~したい」の言い方を教えて!
私は「~をしたい」をいつもwant to ~と表現していましたが、ペンパルがよくwould not mind ~ingを使っています。
これは「~したい」という意味とは違うのでしょうか?
「~したい」の表現の仕方を教えてください。
よろしくお願いします。
(兵庫県 ipodさん)



まずはwould love to ~やwouldn't mind -ingなどを使いこなせるようにしましょう

私たち日本人には「~したい」=want to ~が一番なじみ深いですね。
ペンパルさんがよく使うというwouldn't mind -ingは「ぜひ~したいのですが」という意味の丁寧な表現です。
直訳は「仮に~することになっても構いません」ですが、そこから、「いや、むしろぜひそうしたいです」という反語的な意味になったものです。
really want to ~を丁寧にした言い方だと考えれば分かりやすいでしょう。
ちなみに、want to ~をwould like to ~ にすると、控え目な「(できれば)~したい」を表すことができます。
 「ぜひ~したい」という意味では、would love to ~も使えます。
通常、英語会話では、I'd love to ~.のようにwouldを'dと短縮して使います。
「~したい気分だな、~したい気がする」と少々控えめに表すなら、feel like -ingがよいでしょう
。遠回しな表現として、be interested to ~ も覚えておくといいですね。interestedは「興味を持っている」という意味ですが、そこから「~したい」へとつながっていくわけです。be very interested to ~とveryを加えると、「ぜひ~したい」という強い願望を表すことができます。
 ほかにもたくさん英語表現はありますが、まずはこれらを使いこなせるようにしましょう。
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まゆみの英語表現法(Q194)
(Q194)Do you ~?は相手にyesかnoかを迫るので避けるべきですか?
ある英語本に、Do you ~? は相手にyesかnoの選択を迫っている感じがあるので、Do you like Japanese food? ではなく、How do you like Japanese food? とすべきとありましたが、ネイティブの方は本当にそう感じているのでしょうか?
また、Why did you ~? も同様で問い詰めている感じがあるので、Why did you come to Japan? とせずに、What brought you to Japan? とすべきとありました。
これらは後者の言い方にすべきでしょうか?
(奈良県・Kuさん)



英会話で相手に答えの幅を与えるには、How do you like ~?が好まれます

ぶっきらぼうに淡々とDo you like Japanese food? と聞けば、相手にyesかnoかを迫っているような響きがするかもしれませんが、笑顔で聞けばそのような印象は受けません。
Do you like ~? は相手がそれを好きかどうか尋ねるときに用います。
単なる興味や情報収集で聞く感じです。
一方、How do you like ~? は、その話題になったときに、相手がそれに対してどのくらい興味があるのかを知りたいときに使います。
How do you like ~? と聞かれたら、I really like it.(すごく気に入っている)やIt’s OK.(まあ嫌いではないかな)のように、程度を表す表現を入れて答えます。
相手に答えの幅を与えているという点から、単に好きかどうかを尋ねるDo you like ~?よりもHow do you like ~? を好む人が多いと言えるかもしれません。
 2つ目のWhy did you ~? は、問い詰めている響きを持つことがあるのは事実です。
Why did you ~? は好ましくないことをした相手に「どうして~したんだ?」と理由を聞くときに用いるのが一般的だからです。
よって、Why did you come to Japan? と言うと、日本に来てはいけない相手に、「どうして日本へ来たんだ?」と聞いている印象を与えかねません。
そういう場合は、What brought you to Japan?(何があなたを日本へ来させたのですか→どのような経緯で日本へ来ることになったのですか?)と尋ねる方がやわらかい響きになります。
 ただし、私たちはネイティブではなく英語学習者です。
丁寧さの度合いなどに気を取られて会話を楽しめないのはもったいないこと。
声のトーンや顔の表情から誤解なく伝わることが多いので、細かなことは二の次にして、まずは英語コミュニケーションを楽しみましょう。
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表現を増やす英会話教材(Q195)
(Q195)様子を伝えるとき、look likeとseemの違いを教えてください!
Tom looked like he was confused.(トムは困惑しているようだった)とHe seemed awfully disappointed.(彼はものすごく落ち込んでいるようだった)。
英語で様子を伝えるとき、looked likeとseemedに違いはありますか?
(東京都 切り株さん)



He looks like a teacher. と He seems like a teacher.の違いを考えてみましょう

英語でlookとseemはいずれも「~のようだ」という意味で、様子を伝えるときに使われますが、大きな違いは次のとおりです。
 look …… 顔つきなど見た目で判断して、「~のようだ」「~のように見える」
 seem …… 状況などから察し、話し手の主観的判断で「~のようだ」「~のように見える」
 He looks like a teacher. と He seems like a teacher. の2文を比較してみましょう。
He looks like a teacher. は、例えば、見た目がまじめそうでめがねをかけていて……と、彼の外見が一般的にイメージされる先生像と類似しているときに使います。
一方、He seems like a teacher. は、教育の話をしたり、生徒と先生のかかわりについて語ったりするなど、先生をしているのかな?と思わせる一面があったときに使います。
 ご質問のTom looked like he was confused. は、Tomが困惑している様子を目にして言った表現です。
ちなみに、英語会話では、like he wasを省略して、Tom looked confused.としてもOKです。
He seemed awfully disappointed. は、彼が落ち込んでいる様子を察して言った表現です。お分かりいただけましたか?
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表現を増やす英会話教材(Q196)
Thank you for coming by.のbyっているの?
アメリカの英語ドラマなどでThank you for coming by.っていう文があったのですが、なぜbyが入っているのかがよく分かりません。
(京都府・maikoさん)



英語で、come byで「立ち寄る」という意味になります

Thank you for coming.(来てくれてありがとう)と言えばよい状況で、Thank you for coming by. という表現を耳にすると、このbyは何?と疑問に思ってしまいますよね。
 どちらも同じような状況で使いますが、comeは「来る」という意味を表す最も一般的な語で、come byは「立ち寄る」というイメージが強い語句です。
また、親しい間柄で、「(気軽に家に)来る」と言いたいときにも、come byがピッタリです。
 ドラマでThank you for coming by.と言っていたとのことですが、「立ち寄ってくれてありがとう」という意味で使われたか、親しい間柄で「今日は来てくれてありがとうね」とカジュアルな感覚で使われたか、このどちらかだと思われます。
 「立ち寄る」という意味では、come byのほかに、stop byやstop in、drop byやdrop inなども使われるので、まとめて覚えておいてくださいね。
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表現を増やす英会話教材(Q197)
(Q197)英会話で「前に話したかもしれないけど」は何て言えばいい?
「この話したかもしれないけれど」とか「前に話したかもしれないけど」は英語で何と言いますか?
「I told you …」とかだと「言ったでしょ!」みたいに聞こえる気がするし。
(東京都 むっちゃんさん)



いきなり話題に入るのではなく、「この話したかもしれないけど」などと前置きしてから話し始めるのは、英会話が円滑になってとてもいいですね

「~したかもしれないけれど」は、「I may have+過去分詞形, but …」を使って表します。
mayをmightにしても構いません。「この話したかもしれないけど」は、tell(話す)の過去分詞形toldを使って、I may[might] have already told you this, but … と表現します。already(もう、既に)を加えると、日本語のニュアンスにより近くなります。
「前に話したかもしれないけど」は、I may[might] have told you this before, but …と言えばよいでしょう。
 ほかに、「前にも聞いた[尋ねた]かもしれないけれど」なら、I may[might] have asked you this before, but …「前にもお見せしたかもしれないけれど」なら、I may[might] have showed you this before, but …とします。
一緒に覚えておきましょう。
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表現を増やす英会話教材(Q198)
(Q198)英会話で、The U.S.の発音を教えてください
The U.S.の発音を教えてください。U.S.のUは子音で始まるのでtheは「ザ」と発音していいのでしょうか? 
それとも、強調のため「ジ」と発音するのでしょうか?
(福岡県・Ghanablackさん)


英会話で、The U.S.は「ザユーエス」と発音します

一般的にThe U.S.は「ザユーエス」と発音します。
このtheは舌を上下の歯の間に軽く挟んだ状態で「ザ」と言います。
会話やスピーチなどでは、theに続く語句を強調したいとき、本来「ザ」と発音すべきところをあえて「ジー」と言うことがあります。
よって、U.S.を強調する場合は、「ジーユーエス」となることもあります。
ちなみに、口ごもるときにも「ザ」を「ジー」と発音する人がいます。
 ところで、U.S.はU(母音)で始まる語なのにどうしてtheを「ザ」と発音するの? と疑問に思われた方がいるかもしれません。
確かに、後に続く語が母音で始まる場合はtheを「ジ」と読み、子音で始まる場合は「ザ」と読むと習いました。
ですが、この母音・子音はスペルで判断するのではなく、発音で判断します。
U.S.のUは「ユー」と発音するので子音扱いとなり、theを「ザ」と発音するのです。 
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表現を増やす英会話教材(Q199)
(Q199)「~しやすい」「~しにくい」は英語でどう言えばいい?
「~しやすい」「~しにくい」は英語でどう表現しますか? 
例えば、「私は転びやすい」とか、「この単語は覚えにくい」と言った感じのものです。
お願いします。
(海外 かめさん)



be easy [hard] to do、easily doなどを使って表しましょう

「~しやすい」や「~しにくい」はeasy(簡単な)やhard(難しい)を使って表現します。
「~しやすい」は、be動詞+easy to+動詞の原形(~するのは簡単である)と表現します。
This computer is easy to use.(このパソコンは使いやすい)、He is easy to talk to.(彼は話しやすい人だ)という具合です。
 また、「すぐに~する」と考えて、easily+現在形の動詞で表すこともできます。
I easily gain weight.(私は太りやすい)、She easily gets angry.(彼女は怒りやすい→すぐに怒る)のように使います。
ご質問の「私は転びやすい」もこのパターンを使って、I easily fall over. やI easily trip over. と表すとよいでしょう。
 一方、「~しにくい」はbe動詞+hard to+動詞の原形(~するのは難しい)と表現します。
This word is hard to remember.(この単語は覚えにくい)、These shoes are hard to take off.(この靴は脱ぎにくい)という具合です。
hardをdifficultと入れ替えてもOKですよ。
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表現を増やす英会話教材(Q200)
toが「前置詞」なのか、「不定詞」なのかの見分け方は?
「~を楽しみにしている」を表すI'm looking forward to ~ing. は、つい、toの後に動詞の原形を持って来たくなります。
なぜtoの後にing形が来るのか調べたら、このtoは前置詞だからとありました。
英語で、前置詞のtoか不定詞のtoかは、どうやって見分ければいいですか。
熟語として覚えるだけでは限界があります。
(神奈川県・mokomokoさん)



英語で前置詞のtoか不定詞のto かは、直後に続く語で確認しましょう

toの後に続く動詞は原形になることが多いため、look forward to(~を楽しみにする)にing形の動詞が続くことを疑問に思う人もいるでしょう。
mokomokoさんがお調べになったとおり、このtoは不定詞のtoではなく、前置詞です。
つまり、直後に名詞(句)が来ます。
動詞をもとにして「~すること」という意味の名詞を作るには、動詞をing形にすればOK。これを動名詞と言います。
例えば、「イタリアへ行くのが楽しみです」は、I'm looking forward to going to Italy. と表現します。
toが前置詞なのか不定詞なのかは、直後に続く語を見れば分かります。
名詞や動名詞が続けば前置詞で、「~へ」「~を」「~に」といった意味です。
I went to Taiwan last month.(先月台湾へ行った)やI'm used to living by myself.(1人で住むことに慣れている→1人暮らしに慣れている)などのtoが前置詞です。
一方、動詞の原形が続く場合は不定詞で、「~するために」「~するための」といった理由や目的などを表します。「~すること」という意味もあり、この場合、動詞のing形と入れ替え可能なこともあります。
I bought some wood to make a bookshelf.(本棚を作るために木材を買った)やI want something to drink.(飲むための何かが欲しい→飲み物が欲しい)などのtoは不定詞です。
このように、後に続く語句でtoが前置詞なのか不定詞なのかを見分けることもできますが、look forward to ~ や be used to ~(~に慣れている)などの英語熟語は、英語の辞書を引くと「~は名詞、または動名詞」などと書いてあるので、このtoは前置詞だと分かります。
There's no royal road to learning.(学問に王道なし)、頑張って1つ1つ覚えていきましょう。


 


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【英語脳】とは何?

英語が日本語を中継せずに、そのまま理解できる能力が英語脳です。
バイリンガルや優れた通訳者が持つ、日本語に訳さなくても、ダイレクトに英語が分かる能力です。

英文を読むだけ・書くだけなら、英語脳は必要ありません。
自分のペースで作業ができるし、わからないことは辞書を引いたり、意味を確認する時間があるからです。

ところが、英会話は相手とのキャッチボール。
相手が話したことを、脳内で日本語に変換していたら、とても会話になりません。
相手の言っていることを瞬時に理解し、かつ英語で答えるのが英会話、コミュニケーションだからです。

この意味で、英語が使えるということは、日本語に置き換えることなく、ダイレクトに英語が理解できる力を身につけることを意味します。

30日間英語脳育成プログラム 教材のポイント

英語脳育成のためには、次の5点が重要だと考えられています。
30日間英語脳育成プログラムは、これらの理論を取り入れ、効率的な学習ができるように作られています。

1・ナチュラルスピードで聞き取れること

日本人には、欧米人の会話はかなりハイテンポに感じられます。
しかし、彼らにすれば普通のナチュラルスピードなんです。
ということは、そのスピードに慣れることが英会話上達一番の近道。
日本人向けにカスタマイズされたスローイングリッシュではなく、ナチュラルスピードの英語を聞き取ることが大切です。
30日間英語脳育成プログラムは、このスピードに慣れるため、リスニング重視のカリキュラムになっています。

2・耳で英語をインプットすること

30日間英語脳育成プログラムによると、聞き取りができない原因は、目、つまり視覚情報に頼るリスニングをしているから。
テキスト見ながら聴くなど、目を使ったリスニングが聞き取れない理由だとい言います。

3・音と文字を一致させること

can という助動詞があります。これをキャンと読んだと思います。
ところが、実際の会話でキャンと発音されることはなく、[kn]クン・canカンと発音されるのが一般的。
こうした文字と音の不一致を正すことが、英会話をスムーズにするポイントです。

4・語順のまま頭から理解すること

日本人の場合、英文和訳の弊害で、どうしても英語を日本語に置き換えて理解しようとしてしまいます(返り読みの問題)。
例えば、I have a car. という英文を理解するとき、

I have a car.
① ③ ②
I → a car → have.

私は→車を→持っている

という語順で理解しようとしてしまいます。
読み返しができるリーディングなら対応できますが、実際の英会話では、このような「日本式英語」では追いつきません。
なぜなら、声は音が聞こえた瞬間消えてしまうからです。
このようなメソッドで英語を理解するのではなく、聞こえた語順のまま、順番に理解できる力が必要です。

30日間英語脳育成プログラムでは、語順のまま理解できる訳読法になっています。
このプログラムは、返り読みの矯正ができる数少ない英会話教材なので、手順に従ってトレーニングをするだけで、日本語なしで英語が理解できるようになります。

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5・練習を積んでいくと・・・

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