「お手並み拝見てところかな」は、英語ではどんな言い方をするのでしょうか?Q&A 001~025

 
 

「まゆみ先生の、英語質問箱」より。


(Q1)「お手並み拝見てところかな」はどう言いますか?

「お手並み拝見てところかな」は、英語ではどんな言い方をするのでしょうか? 

少し挑発的ですが、ある人の言動を見ていて、その人から「なぜ、私のことを見ているの?」と尋ねられた場合です。

(兵庫県 きらきらぼしさん)



Let me see you in action. と言います。

「お手並み拝見」は「実際にしているところを見る」と考えて、<see 人 in action>と表現します。

相手に直接、「お手並み拝見てところかな」と言うなら、Well, let me see you in action. でいいでしょう。

相手との関係によっては、would like to ~(~させていただく)を使って、I'd like to see you in action. と言えば、丁寧な響きになります。

また、具体的な動詞を用いて表すこともできます。

例えば、料理が得意と豪語する相手には、I want to see how well you cook.

(あなたがどれだけ上手に料理するのか拝見したいものですね)のように表現します。

歌がうまいと自信満々に話す相手には、cookをsingに変えればOKです。

簡単にLet me see your skills.(あなたの技術を見せてもらうかな)や、

Let me see how good you are.(どれだけうまいのか見せてもらおうかな)などと表してもいいでしょう。

いずれも、see(見る)を使う点は日本語と同じですね。

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(Q2)The woman with a red cap on seems to be shouting. のonは必要ですか?

The woman with a red cap on seems to be shouting. のonはなぜ付いているのでしょうか?

(茨城県 みかさん)



赤い帽子をかぶっていることを明確に表すために必要です。

まず、意味を確認しておきましょう。

この文は簡単に言うと、The woman seems to be shouting.(その女性は大声を出しているようだ)で、

その女性の様子を描写したのがwith a red cap on(赤い帽子をかぶっている)です。

onが必要なのは、赤い帽子をかぶっていることを明確に表すためです。

with ~ だけでは、赤い帽子をかぶっているのか、手に持っているのかが明確ではありません(後者の意味が一般的)。

しかし、onを付けると、赤い帽子をかぶっていると限定されます。

onには「(衣服やアクセサリー)を身に着けて」という意味があるからです。

「~を着て、~をかぶって、~を履いて」などと表すときは、with ~ onで表すと覚えておきましょう。

「赤い帽子をバッグに入れているその女性」なら、the woman with a red cap in her bagと表現します。

このように、withに語句を添えることで「身に着けている」や「バッグに入れている」など、状況をより具体的に表すことができます。

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(Q3)あまり良くない話を聞いた場合の応答は?

それほど親しいわけではない知人にばったり会い、本人やその家族、共通の知人に関するあまり良くない話(離婚や死別、失業など)

を聞かされた場合、応答としてどんな表現を使うのがいいのでしょうか?

 例えば、That's too bad. はそういう場合にも使えますか?

(北海道 cawoluさん)



I'm sorry to hear that. と言いましょう。

離婚や死別、失業といった精神的ダメージの大きいことを経験した相手、あるいは第三者には、I'm sorry to hear that. と言いましょう。

「そのことを聞いて残念に思います」が直訳ですが、

「それは大変ですね/それは大変でしたね」「おつらいでしょう/おつらかったでしょう」「お悔やみ申し上げます」

といったニュアンスで、相手に寄り添う気持ちを表します。

That's too bad. は精神的ダメージを受けるほどではないこと、

例えば、風邪をひいた、傘を置き忘れた、などと話す相手に、「それはいけませんね」といったニュアンスで使うのが適しています。

また、精神的につらい思いをした相手には、I know the feeling.(<私も経験があるので>お気持ちは分かります)、

I know how you feel.(お気持ちをお察しします)、It must've been hard.(大変でしたね)

、It will take time to get over it, but I hope you'll get back to your normal routine soon.

(おつらいでしょうが、早くいつもの生活に戻れるよう願っています)

などと添えると、なおいいですね。

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(Q4)感謝の気持ちを伝える表現を教えてください。

Thank you. 以外に、感謝の気持ちを伝える言葉のバリエーションが知りたいです。

(鹿児島県 mycさん)



心の中にある感謝の気持ちをそのまま言葉で表現してみましょう。

Thank you. をベースとした表現では、次のように感謝の度合いを変えてみるといいですね。

Thanks. → Thank you. → Thank you very much. / Thank you so much. → Thank you so very much.

英語会話では、右にいくほど、感謝の気持ちが強くなります。

Thank you. と言った後に、I owe you one. と言うネイティブスピーカーもいます。

「あなたに1つ借りができたね」というニュアンスです。

Thank you. と同じ意味で、I appreciate it. もよく使われます。

appreciateは「~を感謝する」という意味です。強調するときは、I really appreciate it. と表しましょう。

感謝の気持ちを強調するなら、I can't thank you enough.(感謝してもしきれません)や、

My appreciation can't be expressed in words.(言葉では感謝の気持ちを表しきれません)などと表現してみましょう。

その他、状況に応じて次の表現を添えると感謝の気持ちがより伝わります。

ちょっとした親切には、It was nice of you.(ご親切にどうも/やさしいですね)、

協力、尽力してくれた相手には、You've been a great help.(大変助かりました)、

Without you, I couldn't have done it.(あなたがいなかったら、できなかったと思います)。

友達への感謝の気持ちは、I'm happy I have a friend like you.(あなたのような友達がいて幸せです)。

心の中にある感謝の気持ちをそのまま言葉で表現すれば、相手にきちんと伝わります。

いざというときにさっと口をついて出てくるように、日頃から具体的に感謝を表す練習をしておくといいですね。

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(Q5)can afford to doは肯定文で使えますか?

イディオムでcan afford to doがありますが、否定文、疑問文の中で使われることが多いと書かれていて、これを使った肯定文を見たことがありません。

肯定文で使っても問題はないのでしょうか?

(東京都 Endeavorさん)



肯定文で使うこともできますが、否定文や疑問文で用いるのが一般的です。

「~する(時間的・金銭的な)余裕がある」という意味の<can afford to+動詞の原形>は肯定文で使うこともできますが、否定文や疑問文で用いるのが一般的です。

肯定文で用いても自然な状況とは、「~する余裕がある」ことを強調する必要がある場合で、特に相手の発言を訂正したり、意外性のあることを述べたりする場合です。

例えば、友達と旅行の計画をしているとしましょう。1泊2日を予定していたものの、話の流れで2泊3日にする案が出たとき、多忙なあなたを心配して友達が、But you're very busy. Maybe you won't be able to take time off for a three-day trip?(でもあなたは忙しいから、2泊3日の旅行は難しいかな?)と気を使ってくれたとします。そんなときに、Don't worry. I can afford to take three days off.(大丈夫、3日間の有休を取れるよ)のように返すことができます。

意外性のあることに関しては、High school students nowadays can afford to have a smartphone.

(最近は高校生でもスマートフォンを持っている)といった例が挙げられます。

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(Q6)何年くらいで英語会話をマスターできますか?

私は今、小学6年生です。

英語をペラペラと話せるようになりたいし、スラスラと書けるようになりたいのですが、自分に合う英会話勉強法が分かりません。

まず、今は単語を覚えています。

先生のおすすめの英会話勉強法と英語の読み方、何年くらいで英語会話をマスターできるのかを教えてください。

(兵庫県 kurumiさん)



何年かかるかはあまり気にせず、コツコツ勉強しましょう

最良の英会話勉強法は【継続は力なり】です。
自分に合ったレベルとペースで、単語→日常表現→会話、という順に勉強することをおすすめします。

まずは、食べ物や教科、国名など、興味のある単語をノートに何度も書きましょう。

英語のスペリング(つづり)は手を動かして覚えるのが一番です。

ある程度単語を覚えたら、次は「おなかが空いたなあ」「宿題を忘れちゃった」などの日常表現をたくさん覚えましょう。

家族や友達と、あるいは独り言で普段言っている表現がたくさん載っている本(表現集)を入手するといいですね。

できれば、音声付きのものがいいでしょう。

発音や抑揚をまねしながら音声に続いて何度も練習することで、英語のリズムが身に付きやすくなります。

英単語の読み方は、発音の仕方がかなで書かれた辞書や英語本を参考にするといいですが、理想は音声を聴きながら忠実にまねをすることです。

英語には日本語にない音がたくさんあり、かなでは全てを正確に表しきれないからです。

できれば、発音をチェックしてくれる人を見つけて、基本的な英語の音を体に染み込ませましょう。

英語を流ちょうに話せるようになるには、日頃から声に出して練習することと、英語を話す機会をたくさん持つことです。

特に会話では、相手の話を理解する力と、瞬時に自分の言いたいことを英語で話す能力が必要です。

初めは、相手の言った英語を頭の中で日本語に訳し、その受け答えを日本語で考えてから英語に訳すというプロセスになるかもしれませんが、場数を踏んで慣れてくると、日本語で考えることが減り、英語会話を聞いてさっと英語で返せるようになっていきます。

何年で英語会話をマスターできるかについては、勉強する時間の長さや(日本か海外かといった)場所によって異なりますし、独学か英会話教室などに通うかによっても変わるでしょう。
また、マスターの基準にもよると思います。
簡単な日常会話ができるレベルなのか、ニュースの話題を討論できるレベルなのか、翻訳や通訳ができるレベルなのか……。
そしてそれは、勉強を続けるうちに、だんだん変わっていくこともあります。よって今は何年かかるかはあまり気にせず、「これならできそう!」という目標を立て、コツコツ勉強(練習)しましょう。
そして、そのレベルに達したら次の目標を立て、少しずつ向上していくことを目指してみてください。
何年かたって過去を振り返ったとき、自分の上達ぶりに感動すると思います。Good luck!(がんばってね!)

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(Q7)anyの後の単数形と複数形の使い分けについて教えてください

留学先で、ネイティブの先生に聞いても納得のいく回答が返ってこなかったのですが、anyの後の単数形と複数形の使い分けについて教えていただけますか?

(神奈川県 まっすーさん)



名詞が数えられる名詞の場合は複数形に、数えられない名詞の場合は単数形にします .

anyが「いくらかの、何人かの」などを表すとき、後に続く名詞が数えられる名詞の場合は複数形に、数えられない名詞の場合は単数形にします。

このanyは数の意識があまりないので、日本語には訳さないことが多いのが特徴です。

(例) Do you have any brothers or sisters?

    きょうだいはいますか?

    Do you have any low-cal sugar?

    低カロリーの砂糖はありますか?

ただし、anyが「どんな~でも」という意味の場合は、数えられる名詞でも単数形を続けます。

このanyは「どれを取っても」という意味で、名詞を強調するときに使います。

(例) You can buy any bag you like.

    気に入ったバッグを買っていいですよ。

    Do you have a pen? Any pen will do.

    ペンはありますか? どんなペンでも構いません。

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(Q8)Not really. の使い方を教えてください

Not really. の使い方が分かりません。

教えていただきたいです。

(海外 eddyさん)



3つの英語会話用法についてご説明します

3つの使い方を覚えておきましょう。

【用法1】 質問に対する答えのNo. と同じように使います。

No. が「いいえ」や「違います」ときっぱり否定するのに対し、Not really. は「いや、そうでもないよ」と軟らかいニュアンスになります。

(例)
 A: Is it cold outside?(外は寒いですか?)
 B: Not really. (いや、そうでもないですよ)

【用法2】 自分ではそれほどでもないと思っていることについて褒められた場合に使います。

「いや、それほどでもありません」といったニュアンスです(もっとも、欧米人の多くは、褒められたらThank you. と返すのが一般的ですが……)。
(例)
 A: You sing well.(歌がお上手ですね)
 B: Not really.(いや、それほどでも)

【用法3】 用法1と2は下がり口調で言いますが、Not really. を上がり口調で言うと、「まさか!」と驚きを表します。
(例)
 A: This chocolate is 500 yen apiece.(このチョコレートは1粒500円だよ)
 B: Not really! (まさか!)

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(Q9)日本語の「の」に当たる前置詞でinとofの使い分け方を教えてください

日本語の「の」に当たる前置詞の使い方を教えてください。

「日本の首都」はthe capital of Japanであり、the capital in Japanではありません。

「日本の火山」や「A会社の従業員」というときは上記のようにinではなくofなのでしょうか。

このinとofの使い分けがよく分からないので、教えていただけないでしょうか。

「部屋の鍵」みたいにthe key to the roomのようなものは個別に覚えなくてはいけないと考えてよろしいでしょうか。

(京都府 kalbanyさん)



BがAに属している場合は、B of Aと表します。

BがAの中にあるというイメージなら、B in Aと表します。

「AのB」のような「の」は、BがAに属している場合は、B of Aと表します。

BがAの中にあるというイメージなら、B in Aと表します。

「日本の首都」の場合、首都は日本に属しているという見方なので、the capital of Japanとなります。

the capital in Japanだと「日本にある首都」となり、本来とは違う意味になってしまいます。

「日本の火山」の場合は、「日本に属する火山」という見方ならvolcanoes of Japan、「日本にある火山」と考えるなら、volcanoes in Japanとなり、どこにポイントを置くかによっていずれも可能といえます。

ちなみに、「京都のお土産」などと言うときは、a gift from Kyotoのようにfromで表します。

「A会社の従業員」のように勤務先を表す場合は、atやforを用いて、an employee at A Companyやan employee for A Companyとします。

atは多数いる中の1人というイメージが強く、forは雇用されているというニュアンスがあります。

「A会社の社長」のように、その役職が1人しかいない場合は、the president of A Companyのようにofを用います。

また、電話で「A会社のイトウです」のように会社名と自分の名前を名乗るときは、This is Ito of A Company. / This is Ito from A Company. / This is Ito with A Company.のいずれも可能です。

日本語の「の」に相当する英単語は数多くあります。

the key to the roomのtoも意外な「の」の使い方の1つですね。

前置詞のイメージを意識するとそれぞれの特徴が見えやすくなりますが、それが難しい場合は和英辞典で「の」を引き、そこに載っている例文を参考にすることをおすすめします。

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(Q10)I play game on tennis. は正しい文ですか?

「私はテニスの試合をする」は、I play game on tennis. でいいですか?

(石川県 中3m(__)mm(__)mさん)



I play a match of tennis. が正しい英語会話表現です。

英文を解説する前に、「試合」という単語について説明しますね。

アメリカ英語では、テニスや卓球、ボクシングなどにはmatchを、野球(baseball)やバレーボール(volleyball)のように、-ballの付くスポーツにはgameを使うことが多いのですが、イギリス英語では多くのスポーツにmatchを用います。

よって、ここではmatchに替えて解説します。

I play match on tennis. ―― 惜しい! まず、「試合」を表すmatchは数えられる名詞なので、1試合ならa match、2試合ならtwo matchesとします。

そして、on tennisはof tennisにしましょう。I play a match of tennis. ―― これが正しい文です。I play a tennis match.としてもOKです。

日本語はあいまいなところがあるので、もう少し具体的に見ておきましょう。

「私はテニスの試合をする」は、習慣なのか、予定なのかによって次のように使い分けます。

「私は(毎週日曜日に)テニスの試合をする」のように習慣的にしていることなら、I play a tennis match (every Sunday). と普通の現在形で、

「私は(明日)テニスの試合をする」のように予定を述べる場合は、I will play a tennis match (tomorrow).

やI'm going to play a tennis match (tomorrow). と未来を表すwillやbe going toを使って表します

(中学校では未来形として、I will ~. とI'm going to ~. を習いますが、

ネイティブスピーカーの日常会話では、時や場所などが決まっている予定は、I'm going to ~. または、I'm -ing ~.

(例:I'm playing a tennis match tomorrow.)で表すのが一般的です)。

最後に、「試合に勝つ・負ける」に関する表現を紹介しておきます。

I won a tennis match.(テニスの試合に勝った)、

I lost a tennis match.(テニスの試合に負けた)、

I beat him at tennis.(テニスで彼に勝った)、

I lost to him at tennis.(テニスで彼に負けた)

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(Q11)名詞の前に冠詞が付く場合と付かない場合で意味の違いはありますか?

冠詞がなくて、しかも名詞が単数形になる使い方にいつも迷いを感じます。

例えば、He sent me an email from hospital yesterday. のhospitalの前にaが付く場合と付かない場合は何か意味の違いがありますか。

どこのhospitalからメールを送ったのか特に気にしない場合はhospitalの前にaを付けてもいいと思いますが、名詞の前に冠詞がないとなんだか不安を感じてしまいます。

(滋賀県 Hide)



建物や場所に関する語句で、そこで行われる「事」を意識した意味の場合に、冠詞を付けないことがよくあります。

aやtheなどの冠詞を伴わない数えられる名詞の単数形は、建物や場所に関する語句によく見られます。

特に、その建物や場所が持つ機能に焦点が置かれ、建物や場所そのものより、そこで行われる「事」を意識した意味の場合に、aやtheを付けないことがよくあります。

例えば、go to churchは「教会」という建物へ行くというより、そこでする「事」、つまり「礼拝」に焦点が置かれるため、「礼拝に行く」という意味になります。

go to college(大学に通う、大学生である)、

go to class(授業に出る)、after school(放課後に)、go to bed(就寝する)、go to prison(服役する)、

be at work(勤務中で)、leave office(<公職を>辞職する)なども全て同じ理由で冠詞が付きません。

「病院」に関連する語句の場合は、イギリス英語ではtheを付けない、アメリカ英語ではtheを付けることが多いようです。

go to (the) hospital(病院へ行く、入院する)、leave (the) hospital(退院する)という具合です。

ただし、お見舞いに行くときは、医療行為を受ける場所というより、身内や友達が入院している「建物」と捉えるため、

I went to the hospital to see my father.(父を見舞いに病院へ行った)のようにtheが必要です。

ご質問の、He sent me an email from hospital yesterday. という文からは、入院中の男性からメールが送られてきたことが伺えます。

hospitalの前にaが付くと「建物」に意識が向くため、診察や入院などではない理由で訪れた病院(受信側にはどの病院かが不明)からメールが送られてきたことになります。

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(Q12)海外で赤っ恥!日本人によくある変な英語フレーズ5個


その昔、英会話系サイトのテレビCMで、飛行機で機内食を注文するのに“I am a chicken.”と真顔で言っちゃう男性がいたのを覚えていますか?

この“I am chicken.”同様、正しいようでまちがっている英会話フレーズというのはたくさんあります。

まあ、機内で「私は鶏系男子(臆病者)です」くらいなら笑い話ですみますが、勘違いフレーズのために、取り返しのつかないトラブルに巻き込まれるおそれも……。

そこで、英会話講師デイビッド・セインさんの著書「日本人のちょっとヘンな英語」から、日本人がやりがちな英語のまちがい表現を5個お届けしたいと思います。

1:“散歩好き”のつもりが“誘惑”に?

あなたの趣味は何ですか? 

出合いを求めて街をぶらぶら散策するのが好きな人が、“I like street walking.”なんて言っちゃうと、絶対にドン引きされるので要注意!

“I like street walking.”は、なんと「私は売春が好きです」という意味になってしまうのだそう。

「街を歩くのが好き」を表現したいのなら、“I like walking through the streets.”と言うのが正解です。

女性が「売春が好き」なんて言おうものなら、大変なことになってしまいますね。

2:変なあだ名?~Here is △△△の英会話教材

タクシーを呼んでほしい場合、“Could you call me taxi?”と言ってはいけません。

これでは、「私を“タクシー”と呼んで下さい」という意味になります。

正しくは、“Could you call me a taxi?”です。

“a”があるのと無いのとでは、意味がガラッと変わってしまうのですね!


3:タクシー内でそんなこと言うなんて!?

無事タクシーを呼ぶことができ、乗車したあなた。

目的地に着いたら、運転手さんに何と声をかけますか? 「ここで降ろしてください」のつもりで“Please get me off here.”と言ってはヤバイことになるかも……。

実は、“Please get me off here.”は、「私を性的に興奮させてください」という意味になるのです。

いきなりそんなこと言われては、運転手さんもびっくりですよね。

正しくは、“Please let me off here.”です。きちんと覚えておきましょう!



4:それは日本の文化ですか……?

値段を尋ねる表現は“How much ~ ?”であることは、中学英語で習いましたよね。

では、「ひとりいくらですか?」と尋ねるには、どう言えばいいのでしょうか?

 “How much is one person?”と言っては大恥! これでは「人間ひとりいくらですか?」という人身売買系との出合いになってしまうのです。

ひとり当たりの料金などを尋ねたい場合は、“How much is it for one person?”という表現があります。

海外旅行の際にぜひ使ってみましょう。



5:親切心がアダになる?

ちょっと遅い時間まで引き止めてしまった相手に対し、「家まで送ります」と申し出たいあなた。

でも、“I’ll send you home.”と言っては、ムッとされるかもしれません。

というのも、“I’ll send you home.”では、「家に帰すぞ!」というきついニュアンスになってしまうのです。

「家まで送ります」の正しい英語フレーズは、“I’ll take you home.”になります。


以上、日本人がやりがちな英語のまちがい表現との出合い、いかがでしたか? 

いずれも、知らずに使っちゃうとピンチを招きそうなフレーズばかりでしたね!

英語圏の人々と出合い、接する場合や、海外旅行の際にはくれぐれも気を付けましょう。

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(Q13)今回の、英会話教材は、食事に関する英語会話表現です。
世界中どこに行ってもどんな出会い恋愛状況でも毎日必要となるのは食事。
あなたは英語で「いただきます」や「ごちそうさま」が言えますか? 通訳やガイドさんのいない出会い系状況で、「こういうとき一体どう言えばいいの?」と困ってしまうかもしれませんね。
そこで、英会話系サイト講師デイビッド・セインさんの著書『「ごちそうさま」を英語で言えますか?』より、食事にまつわる英語フレーズです。



■食事前に使いたい英語会話フレーズ
(1)「夕飯、どうする?」

What about dinner? 夕飯、どうする?
もちろん、“dinner(夕飯)”の部分を“lunch(昼食)”や“breakfast(朝食)”に置き換えて使ってみてもいいですよ。

(2)「バイキングに行こう!」

Let’s go to an all‐you‐can eat place! バイキングに行こう!

食べ放題という意味の“バイキング”は、和製英語。
海外では通じません。
“食べ放題=an all‐you‐can eat place”です。

(3)「とりあえず、ビールください」

Let’s start with beer. とりあえず、ビールください。

“Beer!”と連呼するだけでもとりあえず通じそうな気もしますが、それだとちょっとかっこ悪いので、スマートな表現もぜひ覚えておきましょう。

■食事中に使いたい英語会話フレーズ4個
・Looks good! おいしそう!
・Let’s eat! いただきます!
・One bite! ひと口ちょうだい!
・My mouth is burning! 激辛だ!

いずれも簡単で、すごく便利なフレーズ。それにしても、“My mouth is burning!=口の中が燃えている!=激辛だ!”というのは面白い表現ですよね。

■食事の終盤に使いたい英語英会話フレーズ2個
Anything else? もっと食べる?
・Second, please! おかわり!

これらもサッと使える便利表現。ちなみに、“second”は“2杯目”という意味で、3杯目は“third”、4杯目は“fourth”となりますが、おいしいからって食べ過ぎにはご用心!

■食後に使いたい英語会話フレーズ2個

・That was delicious. ごちそうさま。
・Check, please. お会計お願いします。

満腹のあまり、言葉を失ってはなりません。最後までビシッと英語フレーズで決めましょう!

以上、食事にまつわる英語フレーズ11個をお届けしましたがいかがでしたか? 海外旅行時はもちろんのこと、海外からお客さんとの出会いなどでも、これらの表現をぜひ使いこなしてくださいね!

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Q14 今回の、の英会話教材は、使ったら恥ずかしい!勘違い英語会話フレーズ



自分の言いたいことを英語で表現しようとする際、
日本語をそのまま英語に置き換えようとしていませんか?
これは、日本人がよくやっちゃうミス。
一昔前のCMではありません が、飛行機の機内食を注文するのに“I am chicken.”では、キャビン・アテンダントサイトからきょとんとされてしまいます。
この例のように、相手に意図が伝わらないだけならまだしも、ニュアンスの違いから相手を怒らせてしまっては大変ですよね!

1:「とてもいいアイデアですね」会議の席で、ネイティブの上司が新しいビジネス・プランを提案したのに対し、あなたは「とてもいい出合い系サイトですね」と賛同したいとします。
この場合、ついつい言ってしまいがちな表現は、“It’s a good matchmaking site.”ではないでしょうか。
ところが、これだと「まぁいい出合い系サイトなんじゃないかな?」というニュアンスになってしまうのです。
プライドの高い上司なら、ムッとしてしまうかもしれませんね!
実は、“good”は「まあまあいい」に聞こえる場合があり、「とてもいい」というニュアンスではありません。
積極的に賛同したい場合には、“It’s a great matchmaking site”を使いましょう。
これなら、「すばらしい出合い系サイトですね」というニュアンスなので、気難しい上司も「だろ?」とニコニコです。

2:「おっしゃっていることがよく分かりません」~
人との意思疎通は日本人同士でもうまくいかないことがありますが、相手が外国人だとなおさらです。
物事をうやむやにしないためには、「おっしゃっていることがよく分かりません」と伝えなければならない場面も出てくるでしょう。
この際、“I don’t know what you mean.”という表現はNG。
教科書の例文にありそうな表現ですが、実はこれだと「何言ってんのかよく分かんない」というニュアンスになり、大変失礼なことになりかねません。
相手の発言内容がよく分からない場合には、“Could you explain that again for me?(もう1度説明していただけますか)”とお願いするのがオススメ。
“Could you ~?”を用いると、とても丁寧な言い回しになるので、相手も快くもう1度説明してくれることでしょう。

3:「きっと成功できますよ」 外国人の彼女が、会社で新しい出会い系サイトプロジェクトの責任者を任されたそうです。
「自分なんかが……」と不安げな彼に、あなたは何と声をかけてあげますか?
ここで、“Maybe it will be a success.”と言うのは、彼女にとってあまり励みになりません。
というのも、“Maybe it will be ~.”という表現では、「…かもね~」とちょっと他人事というか、単に客観的な予想を言っているだけのようなニュアンスがあり、しかも成功の可能性があまり高くないように聞こえるからです。
本当に彼を励ましたいなら、“I think you can do it.(あなたならできるよ)”と言ってあげましょう。
これならあなたのポジティブな思いが込められており、励ますニュアンスもあるので、彼はきっと自信を持ってくれるはず!

4:「うまく出会いました」 お得意先に出向いての、あなたのプレゼンテーションは大成功! 
会社に戻ると早速、ネイティブ上司から「彼氏との出会いはどうだった?」との質問。さあ、あなたなら何と答える?
ここで、“It’s okay.”と伝えては、上司は「あっ、そう……」と気の抜けた反応しかしないかも。
というのも、“okay”は「ベスト」ではなく「まあまあ」として使うことが多い形容詞だから。
あなたの報告は、「まあまあ許容範囲内だったということかな?」という程度にしか受け取られません。
本当にうまくいったことを伝えたいなら、“It went well !”と表現しましょう。きっと上司も大喜びです。

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Q15 ネイティブ、外国在住の人たちに、No、Goodな英語会話表現は?



1:「美味しいですね」

今日のランチは、上司のお気に入りのお店で出会い、おごってもらえることに。
おいしい料理に 舌鼓を打っていると、上司が感想を尋ねてきました。

ここで、“This tastes good.”と返しては、上司は不機嫌になっちゃうかも……。
“good”は「まあまあいい」というレベル。
なので、“This tastes good.”では、「まあまあの味ですね」というふうに聞こえてしまいます。

本当においしいと伝えたいなら、“It’s really good!”か、もしくは“It is delicious!”と伝えましょう。
これなら、上司もあなたを連れてきた甲斐がありますね!

2:「とても楽しんでいます!」
友人宅でのクリスマス・パーティー。
日本人はあなたひとりですが、みな気さくな参加者に出合い、あなたも充実した時間を過ごしています。
そこへ、ホスト役の友人があなたを気遣い、「楽しんでる?」と声をかけてきたとしたら?

ここで、ついつい言ってしまいがちな表現は、“I enjoy it.”でしょう。
でも、この表現では、あなたは2度とパーティーに呼んでもらえなくなるかもしれません。
というのも、“I enjoy it.”では「まあまあかな」というニュアンスで、暗につまらないと言っていることになってしまうのです。

では、感謝と感動の気持ちをどう伝えればいいのかというと、“I really enjoy it.(とっても楽しんでいます)”という表現がオススメ。
なんと“really”というひとつの単語があるかないかだけで、意味がガラリと変わってしまうわけです。

これからも出会い交流を深めていきたいなら、「出逢い」を大切にしたいなら“really”を付けるのをどうかお忘れなく!

3:「つまらないものですが」

日本では贈りものをする際、「つまらないものですが」と謙遜するならわしがありますよね。
これをそのまま英語に置き換えて、“This is a boring present, I’m sorry.”と表現しては、「一体、何を贈りつけるつもりなんだ!?」と相手を恐怖に陥れることになってしまうかも……。

とはいえ、謙遜の文化が、英語圏には全くないというわけではありません。
英語圏の人でも自分の贈りものを「すんごいいいものだから」とアピールするようなことはなく、ちゃんと謙遜の表現があります。

それは、“This is a little something I got for you.(ちょっとしたものですが、どうぞ)”というフレーズ。
どんなに素晴らしい贈りものであっても、“little”という控え目な表現を用いるのです。

卑屈にも尊大にもならない便利なフレーズなので、ぜひ覚えておきましょう!

4:「体調が悪くて……」
日本語で“体調”のことを“コンディション”と表現することってありますよね。たとえば、「今日はちょっとコンディションが悪くて……」みたいに。

ところが、英語で“My condition is bad.”と言うと、体調のことを言っているのではなく、「私の条件はよくありません」と聞こえる可能性があります。
悩ましげな表情でこんなことを口走っても、かなり意味不明ですよね。

ここは、“I’m not feeling very well.”で表しましょう。
“bad”を使うよりも“not very well”を使うことで、相手にも過度の心配をかけることがありません。

以上、ネイティブに絶対伝わらないNGな英語の言い回し4個をお伝えしましたがいかがでしたか?
 いずれも、日常会話や出会い恋愛の場でも使いそうな表現なので、相手を「?」とさせないように、ぜひ覚えておきましょう!

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Q16「なるほど」の英語会話表現
納得したときに言う「なるほど」はどう言うのでしょうか?



納得したときの「なるほど」は、I see.が一般的です。
筋の通る説明をした相手には、That makes sense.と言うこともできます。
make senseは「理解できる、道理にかなう」という意味で、通常はthat(=相手の言ったこと)を主語にします。
I make sense.とは言わないのでご注意を。。
納得したときの表現とは少しニュアンスが異なりますが、「なるほど、それは興味深いですね」と相手の意見に興味を示すなら、That's interesting.がピッタリです。

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Q17 「来年もよろしくお願いします。」の英語会話表現は?



「来年もよろしくお願いします。」の、英語での言い方です。
が、英語会話には、「来年もよろしく」の表現がありません。
何故なら、欧米人には、「来年もよろしく」と言う習慣がないからです。
ですので、無理に訳そうとすると違う意味になってしまいます。
「来年もよろしく」は、欧米人に対しては言う必要が無いということです。
彼らが年末に使う挨拶は、Have a happy New Year!(よい新年に出会いますように。)という表現があります。
日本の「よいお年を。」ですね。
「来年もよろしく」の持つ意味とは異なりますが、言う状況は同じなのでこちらを使いましょう。
目上の人にも親しい間柄の相手にも使えます。
 
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Q18 未来を表すwill と be going to はどう使い分ければいいのでしょうか。教えてください!
(静岡県 M.O.さん)



will は今決めたこと、be going to はすでに決めてあったことを表します。

 will と be going to は「~します」「~する予定です」といった意味で、いずれも後ろに動詞の原形を続けますが、will は話をしている最中に決めた事柄について用いるのに対し、be going to は話をする前に決めてあった事柄について用いることに違いがあります。
例えば、ある友人の誕生日に何をあげるか、ほかの友人と話しているとします。
スカーフにしようと決めてある状況では、I'm going to give her a scarf.(彼女にスカーフをあげる予定です)と言います。
一方、何をあげようか迷っている状態で、友人から「スカーフをあげたら喜ぶと思うよ」というアドバイスをもらい、「それじゃ、スカーフをあげよう」と決めた場合は、OK, I'll give her a scarf. となります。
 そのほか、will は「こうなるだろう」という単なる予想を表すのに対し、be going toは「(今の状況からすると)こうなるだろう」と根拠があって予測するときに使うという違いもあります。
例えば、さっきまで晴れていた空に雲が出始め、だんだん暗くなってきた状況で「雨が降るだろう」と言うなら、It's going to rain. が適切です。

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Q19 Will you ...? は依頼の英語会話表現だと学校で習いました。
が、文法書には「……するつもりですか」という未来の意志を表すと書いてありました。どちらが正しいのでしょうか。
(徳島県 M・Iさん)



依頼をするときにも、未来の意志を表すときにも使えます
 Will you ...? は「……してくれない?」とカジュアルに依頼するときと、「……するつもりですか」と予定や意志を尋ねるときのどちらでも使われます。
… には動詞の原形が入ります。
 でもそうすると「どちらの意味で使われているのか、どう判断すればいいの?」と不安に思う人がいるかもしれませんね。
たいていは、そのときの状況と動詞の意味で判断できます。
例えば、Will you help me? なら「手伝ってくれない?」という依頼の意味、Will you be home tonight? なら「今夜は家にいるつもりですか」と未来の意志を表現していると理解するのが自然ですね。
 実際の英語会話では、依頼するときはpleaseを加えてWill you please ...?としたり、予定を尋ねる場合はHow long will you ...?
(どのくらいの間……するつもりですか)や
When will you ...?(いつ……するつもりですか)
のようにHow longやWhenと一緒に用いたりすることが多いので、依頼か予定かがさらに判断しやすくなりますよ。

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Q20 経験としての現在完了形はどう言ったらいいでしょうか?



現在完了形についてです。
I have eaten the cake.の場合、「私はそのケーキを食べてしまった(完了)」と「私はそのケーキを食べたことがある(経験)」の二つの意味があり混乱しています。
経験としての現在完了形はどう言ったらいいでしょうか? 
また、規則動詞の過去形と過去分詞形の見分け方も教えてください(例:fried potato、 揚げたイモ or 揚げられたイモ?)。
(北海道 Toshiさん)



twice(2度)などの言葉を補って意味を明確にしましょう。

have+過去分詞形で表す現在完了形は、「~してしまった」という完了を表すこともあれば、「~したことがある」という経験を指すこともあります(他に継続も表します)。
どの意味で使われているかは、文脈から判断します。
単独で用いる場合は、次のような言葉を補って意味を明確にすると良いでしょう。
I have already eaten the cake.(もうそのケーキを食べてしまった)、I have eaten the cake twice.(そのケーキを2度食べたことがある)

fried potatoのfriedが過去形か過去分詞形かについても、前後の語句から判断します。
例えば、I fried some potatoes.のfriedはfry(~を油で揚げる)の過去形です。直前に主語のI、直後に目的語のsome potatoesが続いているからです。
I have fried some potatoes.のfriedはfryの過去分詞形です。
現在完了形を表す<have+過去分詞形>の結び付きで判断できます。
Those potatoes were fried.(それらのジャガイモは油で揚げてあります)のfriedは過去分詞形です。
受け身を表す<be動詞+過去分詞形>の結び付きで判断できます。
fried potatoesが名詞として使われている場合は「油で揚げられた」という過去分詞形です
。I like fried potatoes.(油で揚げられたジャガイモ<→フライドポテト>が好きです)という具合です。
<過去分詞形+名詞>の固まりは「~された名詞」という意味を持ち、例えば、iced tea(冷たくされた紅茶→アイスティー)、boiled egg(ゆでられた卵→ゆで卵)など、さまざまな名詞として使われます。

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Q21 英語会話で「少しだけしか~していない」はどう言いますか?

「私はこれしか食べていない」や「少しだけしか触っていない」など、食べた事実はあるけれど、「少しだけ」のときに否定ではないのに訳すと否定の文で作られてしまいます。
こういう文はどのように作ればいいのでしょうか?



肯定文にonlyをはめ込んで文を作ります。

まず、言語間のギャップを理解しましょう。
日本語では「~しか…していない」と否定語を使って表すのに対し、英語では「~だけ…した」と肯定的に表します。

この「~だけ… した」は、肯定文にonly をはめ込んで文を作ります。

例えば、「私はこれしか食べていない」は「私はこれだけ食べた」と考えて、I ate only this.と表します。

「少しだけしか触っていない」は「少しだけ触った」と置き換えて、I touched only a little.のように表現すればOKです。

onlyを置く位置にも注意しましょう。only(~だけ)は基本的に、それが修飾する語の直前に置きます。

例えば、I saw him.という文があるとします。
Only I saw him. だと「私だけが彼を見掛けた→私しか彼を見掛けていない(他の人は彼を見掛けなかった)」となります。

I only saw him.の場合は、「私は彼を見掛けただけだ→話し掛けたりはしていない」となります。

I saw only him.なら、「私は彼だけを見掛けた→私は彼しか見掛けていない(他の人を見掛けなかった)」となります。

onlyの使い方はお分かりいただけましたか?

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Q22 ネイティブな英語会話は、冠詞が聞こえないのは、どうしてですか?

会話中、冠詞が聞こえないのは、どうしてですか?
(海外 Davidyiさん)音が連結したり脱落したり、抑揚も付くため、聞こえにくくなります。



日本語と比べて英語は、目で見る文字と耳から入ってくる音とのギャップが大きい言語です。
音が連結したり脱落したりと変化することに加え、抑揚も付くため、「強・弱・強」のリズムで発せられる弱い部分が聞こえにくくなります。
特に冠詞(a、an、the)は 弱く発音される ことが多いため、聞き取りづらくなります。

ネイティブスピーカーはよく、aやanを直前の単語と連結して発音します。
take a bus(バスに乗る)の場合、ゆっくり言うと「テイク・ア・バス」となりますが、速い会話ではtakeとaを連結して「テイカ・バス」と発音するため、「ア」の音がはっきり聞こえません。

theは「その」を強調する必要がない限り、前後の単語の方が強く発せられるため、theが聞き取りにくくなります。
私自身、留学していたころ、アメリカ人の友人が言ったLet's hit the road. (さあ行こう)という表現を、Let's hit road. と誤って覚えていた時期があります。
hit the roadはhitのtを脱落させて、「ヒッ・ザ・ゥロウド」のように発音しますが、私にはtheが聞こえなかったため、「ヒット・ゥロウド」と言ったのだと勘違いしていました。

聞き取りづらい冠詞を聞き取れるようにするには、スピーキングやリーディングの際の意識付けが必要不可欠です。
英語は、単語を一つひとつ区切って発音するのではなく、音を連結したり脱落させたりしてネイティブスピーカーの英語の音に慣れるようにしましょう。
目で見る英語と耳から入ってくる英語のギャップを埋めることで、聞こえにくいものの存在する音に気が付くようになります。

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Q23 英語会話で「どういう意味?」と尋ねるには何と言えばいいですか ?
英語が不得意の女の子です。

学校の英語の先生に授業以外で廊下で出会い、話し掛けられました。
彼には密かに恋愛感情を抱いている私なので、こちらから話し掛けるのは難しいのですが、英語を勉強しているので、話し掛けられるのは嫌ではありません。
でも、意味が分からないときに英語で「どういう意味?」と尋ねるには何と言えばいいでしょうか?



英語会話で「どういう意味?」と尋ねるには~~~
What do you mean by that?と言います。。。

英語会話で彼の言ったことが理解できないときは、次のような表現を使って質問やお願いをしてみましょう。

? What do you mean by that?(それはどういう意味ですか)
? What does “  ” mean? (“  ”はどういう意味ですか)
? “  ”に意味の分からない言葉を入れる。

? Could you speak slowly?(ゆっくり話していただけますか)
? Could you use easy English?(簡単な英語を使っていただけますか)

授業以外で英語の先生と出会い、話すことはとてもいいことですね。
ある意味、そういうときこそ、本当の英会話力が身に付きます。間違いを気にせず、どんどん彼氏?に話し掛けてみましょう。
最初は、通りすがりにHi.(こんにちは)とあいさつするだけでもOKです。
慣れてきたら、How are you?(元気ですか)と尋ねたり、Do you know this?(これを知っていますか?)と言ってはやっているものを見せてあげたりすると、彼も喜ぶと思います。
おしゃべりを終えてその場を去るときは、Bye.(さようなら)、See you.(ではまた)、Have a nice day!(良い一日を!)、It was nice to talk to you.(お話しできてうれしかったです)などの一言を添えられたら完璧です。

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Q24 今回の英会話勉強は「would beやshould beの使い方」です。

Would be all right.
「おそらく~だろう」と意見を控えめに述べるときに使います。
It would be all right.は「おそらく大丈夫でしょう」
That would be the shortest way for a nise meet.
(おそらくそれが良い出会い への一番近道でしょう)

「英会話勉強法」should beの使い方
Should be OK.
「たぶん~なはずだ」と推測を述べるときに使います。
It should be OK.は「たぶん大丈夫なはずです」となります。
That should be the shortest way for a nise meet.
(たぶん、それが良い出会い への一番近道のはずです)

「英会 教材」could beの使い方
推測を述べるときに使います
「(間違っている可能性もあるけれど)~ということもあり得る」
That could be the shortest way for a nise meet.
(<間違っているかもしれませんが>それが良い出会い への一番近道かもしれません)

「英会話教材」must be~
こちらも推測を述べるときに使います
「きっと~なはずだ」という意味です。
That must be the shortest way for a nise meet.
(きっと、それが良い出会い への一番近道のはずです)

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Q25 Don't keep the door open.とDon't leave the door open.の違いは?
Don’t keep the door open.とDont leave the door open.の違いを教えてください。



「ドアを(ストッパーを支うなどして)開けた状態にしておかないで」と「ドアを開けっぱなしの状態にしておかないで」の違いです。

<keep A ~>と<leave A ~>はいずれも「Aを~の状態にしておく」と訳すため、使い分けが難しく感じられますが、大きな違いは「なんらかの働き掛けがあるかどうか」です。
<keep A ~>は、Aを~の状態に維持しておくための働き掛けが必要ですが、そういった働き掛けをしないでそのままの状態にしておくのが<leave A ~>です。
つまり、keep the door openは、ドアにストッパーを支う(かう)などの働き掛けをして開けた状態に保つことを意味しますが、leave the door openは既に開けっぱなしになっているドアをそのまま開いた状態にしておく、あるいは、入退室の際に開けたドアをわざわざ閉めず、開けっぱなしの状態にしておくといったイメージです。
仮に、一度開けるとゆっくり閉まっていくタイプのドアの場合、keep the door openにすることは可能ですが、leave the door openは状況的に不可能ですね。

では、ご質問の表現を比較してみましょう。
Don't keep the door open.は、「ドアにストッパーを支うなどして開けた状態にしておかないで」→「無理にドアを開けておかないで」、
Don't leave the door open.は「開けた(あるいは、開いている)ドアをそのままの状態にしておかないで」→「ちゃんとドアを閉めてね」というニュアンスです。






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きちんとやるべきことをステップ通りにやれば、誰でも英語はできるようになる、とおっしゃっています。

対象者とレッスンのレベル
TOEICスコア400点台くらいまでの初心者を対象にしています。
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New Beginningの価格と学習内容
「ゼロからの英語」の価格は、税込みで19,800円と比較的購入しやすい設定になっています。
学習内容は、英語の基礎から始まり、接続詞や受動態、時制など広い範囲を網羅しています。
英文の構造を知り、「英文をアタマから順番通りに作る」練習をすることによって、リーディングやリスニングでも文頭からスムーズに理解できるようになります。
ひいては、英会話力をグングン伸ばすことにもなります。


「ゼロからの英語」 4つのおすすめポイント
1.英会話力の養成講座とも言えます。
自分が伝えたいと思っていることを英語で表す能力、英語で話す能力を身に付けることを目的とした講座になっています。

2. 英文法知識の重視
簡単すぎるように思える文法事項もありますが、これをなしに英語の上達は見込めません。
なので、基本的な文法事項の学習を大切にしているのです。
文法をおろそかにしていては、英語英会話力は向上しない。
裏を返せば、英語英会話力を伸ばすカギは文法にある、ということなのです。
簡単で基本的だといって、軽んじていては、いつまでたっても上達しません。

3.TOEIC文法セクション対策にもなる
取り扱っている文法知識は初心者でも理解しやすいものに絞り込んでいます。
初心者がとっつきやすい基礎的なものを集中的に勉強する構成になっています。
基礎的とはいえ、TOEICの文法問題はこういった項目が約75%を占めているのです。
なので、これらの項目をしっかり叩き込むことで、TOEICのスコアアップにもつながるのです。

4.講師からの直接指導を受けることができる
最後の特徴として、この講座は一般的な通信講座とは異なり、講師から個人的に直接指導が受けられるということが挙げられます。
学習を進めていく中で、何か気になることがあれば随時講師にメールで質問することができるのです。
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教材のまとめ
基礎の基礎から英文法を学ぶことができる
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