着実に上達する8つのコツ

 まゆみ(山本真由美)


「myスキ英語」様より

なぜ、日本人は完全上達できない人が溢れてしまうのでしょうか?

それは、何十年にもわたって、受験英語という間違った英語勉強法を繰り返しているからです。

本来、勉強すら一切必要ないのに・・・

言い方を変えれば、その固定概念さえ取り除けば、「英語習得なんて簡単」ということです。

なぜなら、日本人は世界の言語でも難しいとされる日本語を習得しているからです。
ひらがな、カタカナ、漢字が存在する日本語を簡単に使いこなしています。

日本語に比べ、英語は26アルファベットさえ把握していればいい、本来は英語勉強も習得が早いはずなのです。
実際、アジアのバイリンガル達は英語の勉強を日本人のようにしなくても簡単にマスターしていますし、だからこそ、世界共通語になっています。
これは、紛れもない事実です。

それでは、英語を完全上達させる人というのは何が違うのでしょうか?

そこで、[英会話教材][英語上達][英会話上達]で完全上達する人、上達しない人の9つの違いについてお伝えします。
まずは、この9つの違いを知ることから正しい[英会話教材][英語上達][英会話上達]が始まります。



日本人は、なかなか上達しない訳



1 従来の英語勉強法は「英語知識」を増やしているだけ
1-1 英語の勉強法だけが特別というわけではない
そもそも、赤ちゃんから言語を習得していく中でどんな勉強法をしているのでしょうか?

まさか、赤ちゃんが文字や文法や語彙などをいきなり勉強したりなんて絶対にしないはずですよね。

言語を勉強するという感覚はなく、自然に母国語と慣れ親しみながら、聞き、話し、読み、書く能力を順序良く身につけていくはずです。

「言語習得の自然の流れ」
1.聞く → 2.話す → 3.読む → 4.書く

これは、私たち日本語でも全く同じです。

英語の勉強だから特別なわけではありません。全ての言語に共通することなんです。

1-2 日本人の[英会話教材][英語上達][英会話上達]は英語運用に直結していない
つまり、皆様が目にする、または過去に試した勉強法では、どれほど学んでも本来の言語(ここでは、英語という言語)を習得する土台となるものが出来上がっていないケースが多いのです。

これまでの英語勉強法というのは、実はただ英語の知識を増やしているだけで、本来の英語運用には直結しない状態のまま、時間と労力だけが過ぎ去っているということになるのです。

1-3 頭の良さや英語の勉強成績=英語習得ではない
それでも、「英語が出来る日本人がいるのは何故?」というふうに思った事はありませんか?

頭の良さや勉強の成績=英語習得では絶対にありません。そこには、必ず言語を習得する時のコツと、そこから築かれるスキルが存在するのです。
これは絶対です。

英語の勉強法で完全上達する人としない人には必ずこれから説明する9つの違いがあり、上達させるコツとスキルを持ち合わせています。
しかも、このスキルは特別なものではなく、誰でも身につけることが出来るものです。ぜひ、この方法を知って新たな英語勉強法としてご活用ください。

2 英語の勉強法で確実に上達する人としない人8つの違い
この8つの違いを知るだけでも、正しい[英会話教材][英語上達][英会話上達]を実践できるようになり、無駄な時間と労力を使わずに最短距離で英語習得への爆発的スピードを生み出せるようになります。



着実に「音と音のつながり」をマスター



まず、1つ目ですが、英語の独特な音のつながりをマスターしていることです。

そこには一定の法則が存在していて、この音のつながりが、日本人の英語の聞き取りを複雑にします。

例えば、「have him」という英語があります。

おそらく、日本人なら「ハブ・ヒム」と発音するのが一般的ですが、ネイティブスピーカーは?というとそのようには発音しません。
たいていの場合は「ハビム」と発音します。

•日本人の発音 →
•ネイティブの発音 →
ネイティブの発音は、himのhの部分が消えているんです。

しかし、これはあくまで無数に存在する音と音のつながりの一例です。2つ、3つ、4つとつながる場合も多く存在します。

英語が苦手な日本人や正しい英語勉強法を実践しない人というのは、ここでhaveとhimの2つの単語で構成されているにもかかわらず、「ハビム」という1つの聞いたこともないような単語に聞こえているのです。

しかも、両単語とも中学1年の1学期に習うような簡単な単語ですが、全く、別の単語のように聞こえますよね?

実は、こうした英語特有のつながった音につまずいてしまう日本人がもの凄く多いのが現状です。

なぜなら、受験英語では絶対このような「音と音のつながり」は教えないからです。

ましてや、英語の教師ですら知らないケースも多いようですが、英語の勉強法で完全上達している人というのは、この音のつながりを把握しています(これは話す時も全く同じ)。




英語独特のリズム


多くの”英語が出来ると思っている”ビジネスマンの一例です。

あるビジネス会議の場で、単語もたくさん知っていて、同僚からも英語が出来ると信じられていた一人のビジネスマンの彼が話す英語は、他の人々に全く通じません。

彼が話す英語がネイティブに通じない理由は何なのか?

それは、彼に語彙力がなかったわけではありません。自信もありました。

要は、正しい勉強法に足りないのは、「リズム感」です。

もちろん、単語の発音にも多少の問題はあったでしょう。しかし、それ以上に、彼の話す英語には、英語特有のリズム感がなかったということです。

リズム感とは?という疑問が出るかもしれませんが、それを「周波数」で簡単に説明させて頂きます。

•英語の周波数 - 2,000~12,000ヘルツ
•日本語の周波数- 100~1,500ヘルツ
と言われています。

つまり周波数上は、英語と日本語は全く交わることがありません。
これでは、いつまでたっても「英語のリズム」を分からないですよね。英語が雑音やめちゃくちゃ早い言語にしか聞こえないはずです。

つまり、リズム感の欠如した彼の英語は、ネイティブに聞き取ってもらうのに不十分だったのです。

日本語の周波数帯で話していたのだから不思議ではありませんよね。

これは、英語を聞く際でも同様だということです。

英語独特の周波数帯を身につけるコツを知る必要があるのです。



英語は聞き流さず、イメージでとらえる


多くの日本人が、「聞き流しを続けていると、何となく上達している気がするんですけど・・・」という方がいらっしゃいます。

なぜ、何となく聞き取れるような気がするか?

それは、簡単です。それは、中学校などで勉強した英単語を、ある程度知っているからです。

例えば、「I」「YOU」など、日本の中学生なら誰もが知っている英単語が部分、部分に登場するため、聞き流すだけでも、何となく聞き取れたような気がしてしまう、たったそれだけの暗示にすぎません。

英語独特のリズムのところでも解説しているように、しっかりと意識的なリスニングをする必要があります。


義務教育式の英語勉強法に慣れている日本人は、残念ながら文字から英語の勉強を始めてしまったため、英語を何でも和訳しようとする癖がすでに身についてしまっています。

この悪い癖を取り除けば、「英語を英語でとらえる」というイメージ感覚が自然に身に付いてきます。

例えば、日本語で「疲れた」という言葉を聞いた時、あなたの脳にはどのような反応が起こっているのか、ちょっと検証してみましょう。

「疲れた」と聞いた時のイメージとしては、下記の画像がその一例です。



•「ソファーにうたた寝をしている」



•「うなだれている」



•「眠そうにしている」


これは各個人によって異なりますが、いずれにしても、脳の中には上記のような「疲れたイメージの画像」が無意識に浮かんでいるはずではないでしょうか?



つまり、日本語で文字情報の「疲れた」という言葉は頭に一切浮かんでこず、単なるイメージだけですよね。

これは、英語でも同様で、「She is tired」という英語を聞いた時に、文字情報化と和訳をせずにイメージ化(映像化)すればいいだけなのです。

この癖付けが、日本語が全く頭に浮かばない、英語を英語として理解する上では大事なコツとなります。

英単語をイメージ化しながら覚える方法は、「TOEIC満点者が教える!英単語の覚え方マスター法」にて説明しています。




着実にリスニングの前段階で「音素」を把握する

日本人はリスニングが苦手な方も多くいらっしゃいますが、英語のリスニングが出来る人というのは、英語の音素自体をしっかり把握しています。



これはいわゆる、あなたが思っている「英語のリスニング力」とは大きくコンセプトが異なります。

従来のリスニング力とは「英語を聞き取り、理解することができる能力」ですが、本来のリスニング能力とは、あくまで「英語の音の違いを聞き取ることができる能力」のことを指します。

英語の意味や理解は必要なく、英語の音を聞きとれる能力の事です。

例えば、日本人に不得意な音(発音)が大きく分けて、4つあります。

先ずはこの4つをしっかりと聞き分ける必要があります。

英語の発音を楽しく上達できる2つの練習方法とコツの記事で、4つの音の詳細などを説明しています。

これも言語習得の流れで大変重要な工程です。

それができない日本人は、英語周波数と同様に、英語が早く聞こえたり、聞こえない英語だらけになってしまいます。




サイレント・ピリオドを作る



前述通り、ほとんどの人は英会話スクールに通っても、留学しても英語を完全にマスターすることができません。

年間に100万円かけている方もいて、本当に驚いてしまうほどです。しかも上達しないのですから、2度以上の苦しみになっています。

多額の費用を投資しても、なぜ上達しないのか?

英会話スクールも留学も英語習得サイクル上、決定的な弱点があるからです。それは、インプット(聞く)とアウトプット(話す)を同時に行う点。

赤ちゃんが言語を習得する際には、必ず「言語をしゃべらない期間」が存在しますよね?

この期間を言語学では、「サイレント・ピリオド」と言っています。

例えば、赤ちゃんは生まれてすぐに「お父さん」「お母さん」などとは言いません。一定の沈黙期間、つまり言語をインプットする期間を経て、次第にアウトプット(=発語)をするようになります。これが、言語習得における自然な流れとなります。

意識しなければならないのは、インプットとアウトプットを切り離すこと。

つまり、インプットを行った後、「一定の沈黙期間」=「サイレント・ピリオド」を意図的に作ることとなります。

「話すまでの順序」
インプット(英語を聞く) → サイレント・ピリオド → アウトプット(英語を話す)という順序が必ず必要になります。

これは、絶対的な流れで、英語が出来る人はこのサイレント・ピリオドの重要性をちゃんと認識していますし、その工程を経ています。




着実に英語の「語順感覚」をマスター



はっきり言って、英語を上達させるのに、わざわざ「英文法」を勉強する必要はありません。

その証拠に、、

•あなたは習得した日本語の文法を外国人に今すぐ説明できますか?
•あなたは日本語の文法をどの程度知っていますか?
•あなたは日本語の文法について、どのくらい勉強しましたか?
•日本語で話している時に、日本語の文法が頭に浮かびますか?
おそらく、専門家でない限り、ほとんどの日本人が日本語の文法を説明できないはずです。

それでも、しっかり日本語をマスターしています。

言語の基礎、つまり文法は「語順」であり、語順感覚を身につけさえすれば、何も「受動態が云々、前置詞、副詞が何々」といった、難しい用語を覚える必要は決してありません。

ほとんどの人が英語の言語研究をして、論文を出すわけではないですよね?

だから、英文法の勉強は一切必要ありません。それでも、ちゃんとした英語を聞けるし、話せるし、読めるし、書けるようにもなるものなのです。

日本語と英語の文法の違いをマスターできるように、英文法|勉強せずに英語の文法が身に付く2つの簡単勉強法の記事でその方法を解説しています。



着実に英語の文章全体を素早く理解するスキルを得ること

ここで、『英語を読む』という能力も見てみましょう。

今までの英語の勉強法では、「長文読解」というと、おそらく辞書を片手に、分からない単語が出てくるたびに調べてはノートに書きとめ、地道に和訳する作業を繰り返していたのではないでしょうか?

おそらく「長文読解」と聞いただけで、頭が痛くなる人も多いかもしれません。

よって、単語よりも文章を読んで即イメージ化するコツが不可欠なのです。

リーディングの上達法については、TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法の記事内の最後の方で詳しく解説している、オーバーラップという勉強法になります。
脳の中に英語の文章全体を素早く理解できる状態を作っておく必要があります。

たとえ新しい表現に出会ったとしても、文章を予測する能力が身についているのです。ちゃんとしたステップを踏めばそれだけで、能力というかっこいいものではなく、単なる英語掴むコツにすぎないのです。



着実に英語で「ものごとを説明する力」をマスター

最後は英語のアウトプット(英語を話す)のスキルです。

英語をしゃべる能力とは、基本的に「ものごとを説明する力」です。

例えば、日本語で「駅って何ですか?」と聞かれたとしましょう。おそらくあなたは「電車が止まるところです」という具合に、自分なりの説明ができるはずです。

どうしてこうした答え方ができるのかというと、それはあなたに日本語の基礎能力、つまり「ものごとを説明する力」が備わっているからです。

ですから、「英語でものごとを説明する力」がなければ、英語をしゃべるとは言えないのです。その能力こそが、英語を話す力となっていきます。日本語を習得したように、英語でも同じ流れでそのコツを知るだけで、簡単に説明力が身に付いていきます。

アウトプットの力を身に付ける勉強法については、是非、英会話|無料サイトで確実に英会話力が伸びる最短学習法の記事を確認して下さい。



まとめ



以上が、英語の勉強法で完全上達する人、しない人の違いとコツとなります。

一番の近道が、これらのコツを知って実践するだけですし、これが英語の全ての基礎となります。

基礎がないために、いったい、どれだけの人が英語習得をあきらめたことか。

スポーツでも何でもそうですが、基礎ができていなければ、いくら一生懸命練習しても無駄です。

逆に基礎さえしっかりしていれば、練習したことが加速度的に身につくようになります






キレイ事一切なし!独学のみで英語を話せるようになるまで。

「ゴトーのブログ」さまより。





英語で不自由なく読み書きできるようになりたい、ネイティブとしっかり会話できるようになりたい。グローバル化が進む社会にあって、英語を上達したいと考えている方は多いでしょう。
2000年代前半には英会話教室のCMがテレビで頻繁に放送されるなど、英会話がブームになりましたが、残念ながら大半の人が流暢に会話できるようにならずに挫折しているのが現状です。
また語学力向上を目指して留学する方もいますが、簡単なやり取りこそできても流暢に会話できるまでに成長する人は全体のごく一部で、その一方で留学せずに独学のみで流暢に会話できる人もいます。
その差は一体どこにあるのでしょうか。
「英語はたくさん使っていれば自然に身につく」といった耳触りの良い論調が飛び交う中、今回はそういったキレイ事を一切抜きにして、「海外外経験のない純ジャパでも英語を使いこなせるようになる」ことをテーマに英語の学習・上達法を説明してきます。


(1)英語は話していれば自然に身につく、なんてことはない
以前、聞き流しているだけで英語が向上すると謳われた「スピードラーニング」が話題になりましたが、現在でも英語の学習方法を調べると「英単語帳を使う必要はない」「アウトプットを繰り返していれば英語が使えるようになる」といった内容をよく見かけます。
でもそれは本当でしょうか?本当にアウトプットだけして流暢になれるのなら、留学経験者の多くが日常会話止まりだったり、野球選手がメジャーリーグに長期間挑戦してもカタコト止まりということはないでしょう。
確かに幼少期から英語をネイティブに学習すれば、単語や文法を改めて勉強しなくとも自然に身につきますが、年齢と共に語学習得能力は著しく落ち、高校生にもなれば全く話は別で、単に英語圏に滞在しても話せるようになるとは限らないのです。
そして手前味噌ですが、私は留学どころか一度も海外に行くことなく、日本で1年半ほどの学習でTOEICでは満点、ネイティブとも会話できるまでに上達しました。(現在までには海外での就業経験もあります)
ちなみに学習を本格的に始めたのは25才からで、会社から語学を勧められたわけでもなく、独学のみで習得しています。
純ジャパである私がいかにして英語力を高めたのかというと、まずは徹底的にインプットの作業を行ったことが一つ大きな要因となっています。まずは日本人が英語を習得するとはどういうことなのか、状況を一度整理してみましょう。



(2)日本人が英語を使えないのは言語の性質上、仕方ないこと

これを言うと反感を買ってしまうかもしれませんが、「英語を話せるようになりたい」と息巻きながら、英単語帳を買って1日10語ほど進めて、1週間後には放り投げている、なんていう人を見たことはないでしょうか?
大変申し訳ありませんが、その程度のモチベーションと努力で英語が話せるようになるわけがないのです。
少し話は変わりますが、欧州圏では第二外国語として英語を習得することは当たり前で、それこそしっかり教育を受けていないギャングのような人ですら流暢と言えないまでも、英語でコミュニケーションを取ること自体はできます。
では英語を習得するのに涙ぐましい努力はいらないのでは?と思われるかもしれませんが、ここに日本人の英語学習における最大の障壁があります。
日本語と英語とでは文字も文法も、作法も何もかも異なり、[英会話教材][英語上達][英会話上達]欧州圏の母国語よりも遥かに言語間の相違があるために、日本人が英語を習得するのは、欧州圏の人々のそれよりも多大な労力を強いられることになります。
同様に英語圏の人々が日本語を習得するのも大変です。逆に日本語と近い言葉としては韓国語があり、日本人が韓国語を習得するのも、韓国人が日本語を習得するのも比較的容易となっています。
では言葉の質がどれほどの大きな影響なのかを考えてみましょう。例えば「同僚」という言葉を英語でいうと「collegue」ですが、韓国語では「ドンリョ」です。
これを見ても分かる通り、英語では何十回も繰り返し口ずさんだりしなければ覚えられないのに対して、韓国語では数回ですんなり覚えることができるでしょう。
つまり言語の根本的な性質から日本人が英語を話せないのは仕方のないことであり、さらにいうと並大抵の努力では使えるようにはなれないのです。
この現状を踏まえてから、改めて英語を話せるようになるための[英会話教材][英語上達][英会話上達]道筋を考えてみて下さい。
20代にもなり、日本語にどっぷり浸かった人が、英語を単に聞い[英会話教材][英語上達][英会話上達]たり話したりするだけでは使いこなせるようになるのは難しいのが分かるかと思います。


(3)期待値を上げすぎるのは挫折のもと
英語学習者の方の学習目標を聞いてみると、期待値を過剰に見積もっていることがしばしば見受けられます。
「英語のニュースを読めるようになること」「日常会話ができる[英会話教材][英語上達][英会話上達]ようになること」「仕事で英語を使えるようになること」「ネイティブと対等に話せるようになること」といったように目標は人それぞれですが、これはどれもレベルが異なり、求められる学習量が異なります。
まず根本的な認識として、20代以上で学習を始めた人がネイティブレベルに会話できるようになりには、(一般の人からすると)猛烈な努力を続けなければ不可能です。
ちなみに私は英語を本気で学習するために一度会社をやめて、[英会話教材][英語上達][英会話上達]1年弱はほぼ1日中家にこもって学習したり、オンライン英会話でスピーキングの練習をしていました。
そしてこれだけの時間を万人に勧めるつもりはありません[英会話教材][英語上達][英会話上達]が、[英会話教材][英語上達][英会話上達]ある程度年齢を重ねた方で高いレベルの語学力を身に着けたいのなら、かなりの熱量を英語に注ぐ必要があります。
「1日30分で良いから学習を続けましょう」といった文句をよく見かけますが、初学者のうちから30分程度ですと、簡単な日常会話ができるようになるレベルで頭打ちになってしまうでしょう。
もちろん語学習得の天才的な能力を持っていれば別ですが、大抵の人はそうではありません。
語学はそれ自体がビジネスになっているため、「少しの努力で話せるようになる」という宣伝文句があれば、そこに飛びついてしまい、事業者の利益になります。でも実際スクールに通っている人の多くが挫折している現状を踏まえることが重要です。
何も皆さんを及び腰にすることが目的なのではなく、適切な目標設定をしてもらうべく現状を説明してみました。





(4)「日本人は英語の知識はある」というのはウソ

私が残念に感じているのが、「座学は英語学習に必要ではなく、アウトプットこそが全て」かのような風潮があることです。
なぜそのような意見が多数派になっているのかですが、おそらく座学は多くの人が嫌がることで、それをしなくても良いというのが耳触りが良いからではないかと思っています。
一貫して私が主張したいことは、一定以上の年齢の人が英語を学習するには座学は不可欠なものであるということです。
よく日本人は英語の知識はあるけど、それを使いこなせないのが欠点と言われますが、それは本当でしょうか?
TOEICの国際データを見てみると、2016年時点で日本は48カ国中41位となっています。
リスニングパート、リーディングパート共に42位ですが、実はリスニングが平均288点なのに対して、リーディングが228点とリスニングの方が高くなっています。
(どっちもどっちというレベルではありますが)
つまり「日本人は英語を話す・聞くが苦手」なのではなく、残念ながら根本的に英語の基礎能力が低いのが実情と言えます。
(その理由は英語と日本語の言語の質にあるのですが)
これまで何度もネガティブなことばかり言ってきて気分が滅入ってしまう方もいるかもしれませんが、先入観を省いて見るとこれが現状であるのは確かです。
ではその上で具体的にどのように学習していけば良いのでしょうか。
基本的なルートとしては「単語・英文法→リーディング→リスニング→スピーキング」となります。
単語が分からなければ長文を読めない、長文の意味がわからなければ聞いても理解できない、リスニングできなければ相手と会話できないのでスピーキングもできない、というようにそれぞれが依存関係にあり、土台の部分から学習を進めていく方が効率が良いのです。
いきなりリスニングやスピーキングに取り掛かることに懐疑的なのはこのためで、最初は地味でストレスフルですが、地道なインプットを重ねるのがベストです。


(5)英語学習の最大の敵は挫折
日本では90年代からこれからはグローバル化の時代だとされ、90年代後半から大変な英会話ブームになりましたが、依然として英語を流暢に話せる人は多くありません。
それでも英語の重要性は理解されており、多くの方が学習にトライするものの、途中で挫折してしまう人がほとんどです。
では挫折しないために何が必要なのかというと、精神論になってしまいますが「英語を本気で習得したいと思っているのか」ことです。
これは苦行のように学習せよということではなく、むしろ楽しみながら学習する方が望ましいです。
その上で英語を仕事で使えるようになりたいのならば、1日2時間〜3時間は学習に当てるようにして下さい。
私の兄がそうだったのですが、英語を座学で勉強するのが嫌でいきなりシンガポールに仕事で行ったものの、結局最後まで何を言っているのか聞き取れず、また自分の言葉がほとんど伝わらずに途中で断念して日本に帰ってきました。
「海外に行けば何とかなる」という幻想は持たずに、日本で独学でもしっかり勉強を重ねた方が結局自分の身になるのです。
私は大学にスポーツ推薦で入学しており、受験勉強をロクにしていませんでしたが、それでも海外に出たいという野心は人一倍強かったため、慣れない座学を一生懸命こなしてきました。スポーツで初心者が一足飛びにプロ級の技術を身に着けられないように、しっかり土台作りからこなすべきと考えていたのが良かったのかもしれません。
ちなみにサッカーで活躍した中田英寿さんは、高校時代から将来イタリアで活躍するために、合宿でみんなが寝静まっている中、一人机に向かってイタリア語を勉強していたそうです。
世間からすると「急にイタリア語を話せるようになった」と思われがちですが、将来のビジョンを持って地道に学習したことが生きているのです。




(6)単語帳と文法書こそ英語習得の最短ルート
英語をたくさん読んでたくさん聴く「多読・多聴」が良いという意見がありますが、私はそれには反対で地道に単語帳と文法書で基礎を作ることが最短ルートであると考えています。
なぜそれが言えるのでしょうか。例えば単語は長文の中で、あるいは話しているうちに覚えた方が良いとの意見もありますが、そうした場合の最大の欠点は、必要な単語が網羅的に収まっていないので、覚えるべき単語が漏れてしまいます。また単語の本来の用法でない使い方であったり、覚えなくて良い単語かどうかの判断もつかないといったことが挙げられます。
単語帳は学習者のレベルに応じて必要な単語を最小限にまとめたもので、またプロの編集者が何年にも渡って改定を重ねながら作った一冊なので、これ以上の単語の教材は他にありません。
(ほとんど)全てが頻出単語なのでそこに割いた努力が無駄になることはないのです。
一つの単語を無意識レベルに使いこなせるようになるには何回触れる必要があるのか、私の経験からすると概ね30回〜50回は触れる必要があります。
10回程度では時間が経つと「これってどんな意味だったかな?」と思考してしまうので、使いこなせるまでには至りません。
予備校の有名講師の方が「英単語が覚えられないという人のほとんどの理由は回数が足りないだけ」といっていましたが、まさしくその通りです。
普通の学習者は単語帳を1周・2周で終えていますが、本気で学習する人は10周するのは当たり前です。
新出単語というのはそれくらい何度も短時間で触れて始めて覚えられるのですが、長文の中で覚えるというスタンスでは、一つの単語を短期間で何十回も繰り返し当たるとは限らず、それでは覚えるべき単語の漏れが出てしまうのです。
もちろん単語帳だけではなくて、長文読解やスピーキングでも何度も繰り返し使って始めて定着しますが、土台となるのは単語帳の地道な暗記であり、コンパクトに必要な単語がまとまった単語帳を何回も回していくことが近道になることを覚えておきましょう。
文法についても概ね同様ですが、スピーキングに力を入れたい人は単語よりも文法の方が重要かもしれません。文法をあまり学習せずにスピーキングに走ってしまうと現在完了形を適切に使えないといった場面がよく見受けられるので、ネイティブの人が違和感なく英語を使えるようになるには文法知識は必須となります。
具体的にどの単語帳・文法書を使えばよいかについては別の記事で詳しく紹介する予定ですが、最低限押さえてほしいものとして英単語の「DUO」、英文法の「キク英文法」を掲載しておきます。


(7)英字新聞や洋書を学習教材にしない




英字新聞やハリポッターの原書などを読むといかにもリーディング力がつきそうですよね。
でも学習教材としては全くオススメできません。(もちろん知的好奇心として読んでみたい!というのであれば問題ありません)
学習方針でいうとまずはじめに単語や文法を暗記しており、ある程度学習が進んだらリーディングの勉強をしますが、いざ長文を読んでみると単語帳ではすんなりわかった単語「これはどんな意味だったっけ?」と詰まってしまいます。
これは誰にでもあることで、他の文章を読んだ時に無意識レベルで理解できて始めて定着するのですが、リーディングでは素早く文章を読めるようになると同時に、暗記した単語や文法を定着させることも重要な目的です。
友人の英語講師の人も言っていたのですが、リーディングは一文一文を精読できるようになるのが必要で、それを繰り返して文章を正しく理解できるようになる頃には自然とスラスラ読めるようになります。
つまり理解できなかった文章を精読することが必要なのですが、英字新聞や洋書には日本語訳がありません。詰まってしまった部分の答え合わせをすることができず、記憶が曖昧な単語や文法を定着させる意味をなさないのです。
そしてここが重要なのですが、英字新聞や洋書は基本的には教材として作られていないので、スキルアップをするためなら日本人向けに作られた教材を使うほうが無駄なく効率的に学習を進めることができます。
私が最もリーディングの能力をあげられたのはTOEIC L&Rの対策で、公式問題集を何度も反復して解いたときのことです。TOEICで問われる単語は偏りがありますが、過度に難しすぎず、またスピードが問われるということで、半ば強制的にスラスラ読むことが問われるために、テキストを10周ほど回しているうちに長文で詰まることがほとんどなくなりました。
リーディングでも闇雲に英語に触れるのではなく、自分のスキルに合わせて必要な教材を選びながら学習を進めるのが重要です。


(8)オンライン英会話でスピーキングの練習をしよう
それでは最後にスピーキングについて説明します。
まずスピーキングについてですが、オンライン英会話で練習する前に基本的な発音については最低限自分で練習しておきましょう。
代表的な例で言えば「f」の発音で下唇を歯に当てる、「l」では舌を前歯に当てる、「th」では舌を歯で挟んで音を出すといったように、こうした基本的な発音については初学者の時点から練習しておくのをオススメします。
単語の学習法について個別記事で詳しく紹介する予定ですが、単語を学習する時に音読しながら覚えるのが効率的で、その際に正しい発音を心がけながら暗記を進めると、スピーキングを本格的に練習する時に下地が自然と作られるはずです。
特に「l」と「r」の違いは日本人には判別が難しかったり、あべこべに伝わって苦労するのはお約束のようになっているので、発音記号を見て正しく発音できるようにしておきましょう。
ではスピーキングを本格的に練習するとして、これまでと異なるのは独学では難しいということです。一応、独り言で英語をブツブツ話すことはとても良い練習になるのですが、やはり対面で話すのが基本です。
そこで選択肢としてあがるのが英会話スクールに通うのかオンライン英会話を利用するのかということですが、実は私はオンライン英会話しか活用してきませんでした。
理由としては英会話スクールはマンツーマンだと1時間7000円ほどしてしまうのに対して、オンライン英会話では月6000円も払えばほぼ使い放題という価格設定で、当時はそれほどお金を持っていたわけでもなく、とにかく英語が上手くなりたいという意識が先行していたのでオンライン英会話を使い倒していました。
確かに1時間7000円というのは駅前という立地や講師の給与を考えると仕方ないですし、対面ということでより効果は上がると思います。ただし1週間に5時間利用すれば月15万円にもなることを考えると、オンライン英会話を使うほうが遥かに経済的です。
オンライン英会話がなぜ安いのかというと物価の安いフィリピンの講師を起用し、また都心部の駅前のような立派な場所に設備を置く必要がないのが主な理由だそうですが、かといって講師として決してレベルが低いわけでもなく、学習者のレベルに応じてレッスン内容も変更できます。
1レッスン約150円ほどで、無料体験期間もありますので、スピーキングを学習したい方はまずはトライしてみると良いでしょう。






(9)英語を上達したい皆さんへ
単語やリーディングのように各トピックについてはそれぞれ個別の記事で詳しく紹介する予定ですが、英語の学習法という全般的なトピックについてここまで説明してきました。
純ジャパとして海外で仕事をするようになった私の経験から言うと、ある程度年齢を重ねた人がいきなりアウトプットから入っても思うような成果が上がらず、まずは単語や文法の土台を作ってからリーディングやスピーキングに移ることをオススメしています。
また20代以降の人がネイティブレベルに会話をできるようになるのは膨大な時間と努力が必要で、1日数時間程度の学習では基本的には叶わないということを認識して頂ければと思います。
英語を習得することは簡単ではないことを強調してきましたが、英語を不自由なく使えるようになると日本語の情報を得るだけでは分からない様々な経験ができるようになります。
特に私は体育会の組織に長くいながら、日本特有の体育会文化が好きではないという変わった人間であったため、海外の文化に憧れがあり、そのために必死に学習を続けたのは人生の貴重な財産となっています。
皆さんも一人ひとりが素晴らしい経験を積んで来られていると思いますが、英語を学習することで日本では味わえない経験ができるチャンスにつながりますので、ワクワクしながら前向きに学習をしてもらえればと思います。








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