「such a beautiful day」のように形容詞と一緒に使われたり、「such as」で具体例を示したりと、その用途は幅広いです。
この記事では、such の基本的な意味から実際の使い方、さらに便利な例文までをわかりやすく解説します!
Such をマスターして、英語表現の幅を広げましょう!
Suchの意味と使い方
Such は、強調や例示を表すとても便利な単語です。文法的な形を理解すれば、表現の幅が一気に広がります!
ここでは、such の基本的な使い方を解説しながら、例文をたっぷり紹介します。
「Such + 形容詞 + 名詞」
Such は「とても〜な」「こんな〜な」という意味で、形容詞と名詞を一緒に強調します。
She is such a kind person.
「彼女はとても親切な人です」
It was such a beautiful day that we decided to go hiking.
「とても素晴らしい日だったので、ハイキングに行くことにしました」
He has such a unique sense of humor.
「彼はとてもユニークなユーモアのセンスを持っています」
That’s such an interesting story!
「それはとても面白い話ですね!」
「Such + 名詞」
形容詞を省略して名詞だけを強調することも可能です。この場合、「こんな〜」「そのような〜」という意味で使われます。
I’ve never seen such chaos in my life.
「こんな混乱(カオス)を人生で見たことがありません」
We need to avoid such mistakes in the future.
「今後はそのような間違いを避ける必要があります」
Such kindness is rare these days.
「最近では、そのような親切は珍しいです」
「Such + 名詞」(感嘆文として)
感情を込めて驚きや喜びを表現する際にも使われます。
Such a pity!
「なんと残念なことだ!」
Such nonsense!
「なんて馬鹿げたこと!」
「Such as」で「〜のような」という意味
Such as は具体例を挙げるときに使います。少しフォーマルな響きがあり、カジュアルに言うなら like を使うのが一般的です。
Fruits such as apples and bananas are good for your health.
「リンゴやバナナのような果物は健康に良いです」
He enjoys sports such as football and basketball.
「彼はサッカーやバスケットボールのようなスポーツを楽しんでいます」
We should avoid sugary drinks, such as soda and energy drinks.
「ソーダやエナジードリンクのような砂糖が多い飲み物は避けるべきです」
否定文での使い方
Such を否定文で使う場合、「そんなに〜ではない」というニュアンスになります。
It’s not such a big deal.
「そんなに大したことではありません」
She’s not such a bad singer.
「彼女はそんなに下手な歌手ではありません」
This isn’t such an expensive restaurant.
「ここはそんなに高いレストランではありません」
フォーマルな表現での使用例
よりフォーマルな場面で使われることもあります。
Such behavior will not be tolerated.
「そのような行動は容認されません」
Such is the case in many developing countries.
「そのような状況は多くの発展途上国で見られます」
ポイント: 「Such」を使うことで、ただ単に説明するよりも感情やニュアンスを豊かに伝えることができます。特に感嘆文や「Such as」を活用することで、日常会話でも自然に使える表現が増えます。
初心者向け「Such」を使ったすぐに使えるフレーズ集
1. 褒めるときに使えるフレーズ
Such を使えば、相手を強調して褒めることができます。
You’re such a good friend.
「あなたは本当に良い友達だね」
That’s such a beautiful photo!
「その写真、すごくきれいだね!」
She’s such a talented artist.
「彼女は本当に才能のあるアーティストだよね」
2. 感動や驚きを表現するフレーズ
驚きや感動も自然に伝えられます。
Such a lovely day!
「なんて素敵な日なんだ!」
Such a big surprise!
「なんて大きな驚きだ!」
Such an amazing story!
「なんて素晴らしい話なんだ!」
3. ネガティブな感情を伝えるフレーズ
残念な気持ちや不満も自然に表現できます。
Such bad weather today.
「今日はなんて悪い天気だろう」
It’s such a waste of time.
「本当に時間の無駄だね」
Such a shame he couldn’t come.
「彼が来れなかったなんて本当に残念だ」
関連記事:Shameの意味は「恥」だけじゃなかった!用法をおさえて日常会話で使いこなそう!
4. 具体例を挙げるフレーズ
Such as を使うと、具体的な例を簡単に示すことができます。
I enjoy desserts such as cakes, cookies and ice cream.
「ケーキやクッキー、アイスクリームのようなデザートが好きです」
Sports such as soccer and tennis are popular worldwide.
「サッカーやテニスのようなスポーツは世界中で人気があります」
You should eat more vegetables such as carrots, broccoli and spinach.
「ニンジンやブロッコリー、ホウレンソウのような野菜をもっと食べたほうがいいですよ」
5. 日常会話でよく使うカジュアルなフレーズ
日常会話に自然な強調を加えることも可能です。
It’s such a nice place to relax.
「ここは本当にリラックスするのにいい場所だね」
He’s such a funny guy!
「彼って本当に面白い人だね!」
That’s such a good idea.
「それは本当にいいアイデアだね」
6. 否定文で使うフレーズ
「そんなに〜じゃない」と伝えたいときにも便利です。
It’s not such a big problem.
「そんなに大きな問題じゃないよ」
This isn’t such an expensive hotel.
「ここはそんなに高いホテルじゃないよ」
She’s not such a strict teacher.
「彼女はそんなに厳しい先生じゃないよ」
7. フォーマルな表現
少しフォーマルな場面でも such を使うと、より洗練された表現になります。
Such behavior is unacceptable.
「そのような振る舞いは受け入れられません」
Such a decision requires careful thought.
「そのような決定には慎重な考えが必要です」
Such is life.
「これが人生というものだね」
Such を使いこなして英語力アップ!
Such は強調や感動を伝える便利な単語で、日常会話からフォーマルな場面まで幅広く使えます。
この記事で紹介した例文を練習するだけで、表現の幅が広がり、英語がよりナチュラルになりますよ!
今日紹介したフレーズを声に出して練習し、次の会話で such を取り入れてみましょう。小さなステップが大きな自信につながります!
Angry workers formed a picket line in front of their office building.
「怒った労働者がオフィスビルの前でピケットラインを結成した」
Walkout|集団離脱
労働者が何かに抗議するために組織化して、突然集団で職場を離れることを指します。
The company's management was surprised by the walkout, which left the office empty.
「会社の経営陣は、オフィスが空っぽになった一斉退去に驚いた」
Demand|要求
動詞としての demand は「何かを強く要求する」という意味ですが、誰かが要求しているものを指す名詞としても使えます。
労働者がストライキを行う場合、雇用主に要求のリストを送るのが一般的です。
We will not return to work unless the management meets our demands!
「経営陣が我々の要求に応じない限り、我々は職場に戻らない!」
Compromise|妥協
The workers made it clear that they would not compromise on certain demands.
「労働者側は、特定の要求については妥協しないことを明らかにした」
名詞として使う際には、「合意するために、双方が望むものをあきらめる合意」を意味します。
Two months after the walkout, the union and factory owners were able to come to a compromise.
「ウォークアウトから2ヵ月後、組合と工場主は妥協に至ることができた」
Resolve|解決
妥協に至るということは、双方の意見の相違を解決して終わらせることができたということです。この言葉は、個人間や企業との間など、あらゆる種類の対立に対して使うことができます。
If we sit down and have a discussion, I'm sure we can resolve this problem.
「座って話し合えば、この問題は解決できると思います」
名詞形は resolution です。
We hope to reach a resolution that will leave everybody happy.
「皆が幸せになれるような解決に達することを願っています」
Talks|話し合い・交渉
この用語は、政治やその他の有力グループ間など、合意が重要な場面でも使われます。
Workers and leaders of the company will begin talks early next week.
「労働者と会社のリーダーは来週早々にも話し合いを始める予定です」
Safeguard|人々を危険から守るもの
企業の労働者、近隣の住民、国民のような集団のための保護のことを指します。
Hollywood writers want safeguards that prevent movie studios from using AI to completely replace their jobs.
「ハリウッドの作家は、映画スタジオがAIを使って自分たちの仕事を完全に代替することを防ぐセーフガードを望んでいる」
関連する表現
次に、ストライキに関する一般的な表現をいくつか紹介します。
Standstill|操業停止
多数の労働者が働くのをやめると、会社は通常通り操業できなくなります。実際、すべての活動が完全に停止することもあるのです! このような状況では、at a standstill(何も動いていない)という表現が使われます。
Hollywood film and television production has been at a standstill since the strikes began.
「ストライキが始まって以来、ハリウッドの映画やテレビの制作は停止状態にある」
Grind to a halt|停止する
これも仕事や活動が止まってしまうことを表す表現です。
With the writers on strike, work on the next season of the popular TV show has ground to a halt.
「脚本家がストライキをしているため、人気テレビ番組の次シーズンの制作は止まっている」
See eye to eye|意見が一致する
この表現は、2つの立場や個人が何かに合意していることを意味します。
We just don't see eye to eye with the management regarding what we think is fair pay for employees.
「私たちは、従業員に対する適正な給与について、経営陣と意見が一致していません」
Hash out a deal|取引をまとめる
この表現は、対立する双方が合意する契約や決定をすることを意味します。達成するために多くの苦労を要するというニュアンスを含む表現です。
We stayed up all night in discussions, but we were finally able to hash out a deal that will end the strike.
「私たちは徹夜で話し合ったが、ようやくストライキを終わらせる契約をまとめることができた」
ストライキについて考えてみよう
テクノロジーの進歩や世界的な生活費の高騰で、多くの労働者は、集団として自分たちの権利を守るために闘うことがこれまで以上に重要だと感じているようです。
I was totally blown away!
「本当に衝撃を受けた!」
映画やドラマの内容や演出に驚かされたときに使います。
It was one of the best movies I’ve ever seen.
「今まで観た中で最高の映画のひとつだった」
特に感銘を受けた作品を強調したいときにぴったりの表現です。
I can't even find the words to describe how good it was.
「どれだけ良かったか、言葉にならない」
感動が大きすぎて表現できない気持ちを伝えます。
I can’t recommend it enough.
「何度でも勧めたいくらい」
とても気に入った作品を強く推薦したいときに使います。
特定の要素を褒める表現
特定の要素を褒めるのも面白い会話につながるかもしれませんね。
The cinematography was beautiful.
「映像がきれいだった」
The main actor’s performance was amazing.
「主演俳優の演技が素晴らしかった」
The special effects were really impressive.
「特殊効果がとても印象的だった」
「まあまあだった」と感じたときの表現
not good / horrible / terrible / very bad / so bad / disappointing / horrendous
「あまり好きじゃなかった」と言いたい場合は、以下のようなフレーズがあります。
I didn’t like it very much.
「そんなに好きじゃなかった」
I was disappointed.
「ガッカリしたよ」
It sucked!
「最低だった!」
「面白くなかった」というより「嫌いだった」場合、上品に言うなら I didn’t like it very much という控えめな表現が使えます。また、あまりに酷かったときには It sucked! というカジュアルなスラングもありますが、場面を選んで使いましょう。
I felt like it was a waste of time and money.
「時間とお金の無駄だったよ」
「無駄」という意味の a waste of ~ を使って、投資した時間やお金に対して残念だった気持ちを伝えられます。
It was too depressing for me.
「私には暗すぎだったよ」
Depressing は「気が滅入る」という意味で、観た後に気分が重くなってしまう作品にぴったりの表現です。
The first one was definitely better.
「一作目のほうが断然良かったな」
シリーズ物や続編を観たときに「前作のほうが面白かった」という気持ちを表すフレーズです。また、原作が映画化された場合には The book was so much better と言って「本のほうが良かった」と表現できます。
The first half was pretty good, but the second half was really boring. It was kind of predictable.
「前半は結構良かったけど、後半が本当に退屈だったよ。話がなんか読めちゃった」
predictable は「予測できる」という意味で、ストーリーの展開があまりに単純で驚きがなかったときに使います。kind of は「ちょっと」「なんとなく」と言葉を和らげるフレーズで、カジュアルな会話でよく使われます。