まゆみの英語勉強法(6)

9 Stepで無理なく上達する英語勉強法【2】

Prolog 3.英語を上達させることは難しくない

英会話は、すごく難しいもののように感じられるかもしれません。
でもそんなことはありません。

まず考えてみてください。
中学高校時代、英語のテストで赤点ばかりをとってきましたか?
そんなことなかったですよね。(代わりに古典が真っ赤…とかはあるかもですが。

何がいいたいのかというと、
あなたにも、日本の中学高校で求められている英語力は身についているということです。
そう、ある程度まではみんなできるようになっているんです。

では何で難しいと思うのか。
その答えも簡単です。
中学高校で求められている英語力と、ネイティブの英語力の間にはとてつもない差があるからです。

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Prolog 4.「サイレントピリオド」について


下の図を見てください。




おそらくあなたは、灰色の線のように英語力が成長すると思っていたのではないでしょうか?
実際はそうではないのではなく、緑の線のように成長するのです。
そして、1,500時間という時間を持ってしても、
いわゆる「サイレントピリオド」を突破することはできません。
サイレントピリオドというのは、
成長を実感しないけれど、継続的に勉強しないと伸びない時期のことです。

このような理由から、あなたが1,500時間勉強も勉強しているとは言っても、
まだまだ初級者レベルであり、ネイティブの英語力の間にはとてつもない差があるのです。
だから映画やドラマ、本の英語が難しく感じるのです。

あなたは登山の途中までこなしているのだけれど、 頂上に到達することができていないのです。

残り1,500時間、モチベーションを高く保ち、
効果的に英語を勉強することでネイティブレベルにまで上達することができるのです。
こう考えれば、そんなに難しいことのようには思えなくなったのではないでしょうか?

英語勉強法には3つのタイプがある

さて、ようやくではありますが、効果的な英語会話の勉強法についての説明に入ります。
以下のように、主に3つあると考えていまして、
•独学で英語を勉強する
•語学学校で英会話勉強する
•海外留学・滞在する

今回は、この中の「独学で英語会話を勉強する」に集中して説明します。


9 Stepで無理なく上達する英会話勉強法【1】



Prolog 1.なぜ、英会話が身に着かないのか?



英会話が身につかない理由は2つあります。
•モチベーションを保つことができない
•勉強法が間違っている

モチベーション

これまで、モチベーションは保つことに意識的になったことはありますか?
「しんどいけど、がんばろう!」と、
受験、ダイエット、筋トレをしていたことがあるのではないでしょうか。

身の回りに、「楽しいからやっているから、モチベーションを保つ必要がない」
とおっしゃる方もいるかもしれませんが、
これは環境やタイミングに恵まれていて、
自然とモチベーションがキープされやすい状態になっているだけに過ぎません。
多くの場合、英会話にチャレンジするのであればモチベーションを意識的に保つ必要があります。



Prolog 2.英会話が身につく勉強法


つぎに勉強法についてです。
あなたは、これまでに英会話の勉強法について突き詰めて考えたことはありますか?
少し厳しいことを言うかもしれませんが、
ひとまず単語アプリをダウンロードして、
勉強しているつもりになっていませんか?

はっきりと言って、
計画的に勉強法を設計することなく、英会話を勉強するべきではありません。
それは、ただただ、しんどいだけです。
登山のように、自分が今どこにいて、
あと何メートル登れば頂上にたどり着くことができるのか、
これを明確にし、経路も決めておきましょう。
その方が楽に英語会話を勉強することができます。

いままでの英会話勉強法が持つ問題点

では、どのように英会話を勉強すると良いのでしょうか。

はじめに大切なのは、これまでの勉強方法から切り替えることです。
従来の英会話の勉強法は、はっきり言って非効率的で、しんどいです。
モチベーションを保つこと、効果的な勉強法にすることを両立することができない仕組みでした。

なぜモチベーションが上がらないのか。
それは、集団でみんなのペースで学ぶことを強要されていたからです。
自分がそのセクションが得意でも苦手でも、授業のペースは変わりません。

得意なところではモチベーションがあがっているので、グイグイ進めてしまうべきなのに進めない。
苦手なところはゆっくり休憩しながらじゃないとやる気が出ないのに、 勝手に先に進んでしまう。
だからモチベーションを保つことができなくなるのです。

また、たとえモチベーションが保つことができていたとしても、そのモチベーションを活かす効果的な勉強法にはなっていません。
典型的な問題点は次のようなものです。
•カタカナで英語を発音してしまう
•単語ばかり覚えてしまう
•リスニングを軽視する

これでは、せっかくの高いモチベーションが台無しです。


英会話勉強法のマニュアル


出典「【英会話勉強法完全マニュアル】初心者が独学でビジネスレベル」さま
https://english-club.jp/blog/english-conversation-study/





悩んでいる初心者の皆さまに伝えたいことがある。
特にビジネスパーソンの皆さまに。

英会話は「独学」が基本だ。オンライン英会話や英会話スクールだけでは、いつまでたっても英語を流暢に話せるようにはならない。
断言する。
独学なしには絶対に習得することはできない。

英語の勉強法|ビジネスパーソン初心者の「単語」学習!

単語集

英会話に必要となる英単語の「数」と「質」について説明する。
英会話を効率的に習得したいのであれば、「どの単語をどれくらい」覚えるのかについて考えてから学習を始めよう。



4.ビジネスパーソン初心者の「発音」学習!
スピーキング
英会話のとき、相手に伝わりやすく発音するには何に気をつけたらよいのだろうか?日本人は英語の発音が苦手だ。最も基本的なことから応用までをわかりやすく説明する。

そして、おすすめ発音矯正トレーニング法とおすすめ教材を紹介する。是非、あなたの英語トレーニングに取り入れてほしい。

4.1. 発音「超基本」は「口を動かす」&「腹式呼吸」
発音の「超基本」は、口を大きく動かすことと、腹式呼吸で話すことだ。日本語はあまり口を動かさなくても通じる言語であり、そして普通は肺式呼吸で話す。日本語のように英語を話すと相手に伝わりにくくなってしまう。

日本語に比べて英語は発音数が多く、かつ発音が重要な言語である。そして、口を大きく動かさないとはっきりと発音できない音が多い。また、英語は腹式呼吸で発音しないとうまく発音できない音がある。だから英語のネイティブ・スピーカーの声はでかいのだ。

英語は発音が重要な言語なので「口を動かす」こと!

英語は日本語に比べて圧倒的に発音数が多い。発音数が多いので、発音は似ているが意味が異なる単語が非常に多い。そのため、その違いをはっきりとわかるように発音しないと相手に理解してもらえない。

hat-hut-hotの発音の違い
例えば、「hat(帽子)」「hut(小屋)」「hot(熱い)」の3つの単語の発音を日本語で表記すると、3つとも「ハット」が一番近い(アメリカ英語)。それらの音の違いに慣れていない日本人にとっては全て同じ音に聞こえるのだが、ネイティブからすると全く異なる発音なのだ。

このような日本人にとっては微妙な違いを表現するためには、口を大きく動かしてそれらの違いを強調する必要がある。

英語は発音が重要な言語なので「腹式呼吸」で話すこと!
腹式呼吸
英語の「破裂音」「摩擦音」「破擦音」と呼ばれる音は、腹式呼吸で発音しないと相手に伝わるように発音できない。それらの音は、多くの量の息を強く出さないとうまく発音できないからだ。

「腹式呼吸」とは、息を吸うときに横隔膜を下げる呼吸方法だ。横隔膜の力で息を押し出すので、通常の呼吸よりも多くの量の息を強く出すことができる。

「破裂音」とは「p」「t」「k」のように、一旦「息」をせき止めて、それを破裂させながら出す音である。「摩擦音」とは「f」「th」「z」のように、隙間に「息」通して摩擦させながら出す音である。そして「破擦音」とは「ch」「j」のように、「破裂」させたあとに「摩擦」させる音である。

food-hoodの発音の違い
例えば、「food」(食べ物)の「f」は「摩擦音」だが、しっかりと摩擦させて発音しないと「hood」(フード)に聞こえてしまう。しっかりと摩擦音を出すためには、多くの息を強く出す必要があるので必然的に複式呼吸になる。

4.2. の発音「基本」は「5要素」
英会話の発音で気をつけなければならない基本の要素は5つある。それらの概要を説明しよう。

英語の発音 5つの要素
英語の母音と子音
英語の母音の数は24、子音の数は24だといわれている。日本語の母音は5、子音は16だといわれているので、英語には日本語にはない発音が非常に多いのだ。

例えば、日本語の「あ」は一つしかないが、英語には5つあるといわれている。それらの違いを聞き分けられるようになるためには、自分でも発音できるようにならなければならない。自分が発音できない音は、脳が音と認識してくれないからだ。

そのような日本語にはない英語の発音を習得するには、発音記号を覚えることをお勧めする。

英単語のアクセントの位置
英単語はアクセントの位置を間違って発音するとネイティブに理解してもらえないことが多い。英単語を覚えるときは、意味はもちろん、必ずアクセントの位置も一緒に覚えることが大切だ。

発音記号の上の「’」が、そこに「アクセント」があるという印だ。単語を覚える際は、その位置を意識して、音声を聴きながら、そして自分でも発音しながら体で覚えていこう。

英語の音声変化
音声変化(リエゾン)とは、単語と単語がつながって発音されるために、単語が聞き取りにくくなる現象のことだ。これを克服するためには、自分でも音声変化させて発音できるようにすることだ。

音声変化には「連結」「脱落」「同化」の3種類に加えて、「フラッピング」という現象もある。しかしながら、最初はこのような難しいことは考えずに、ネイティブの発音をそっくりにまねることから始めるとよい。

英語のリズム
英語はリズムよく話さないと理解してもらえない。リズムは、「強く・ゆっくり」発音されるところと、「弱く・速く」発音されるところが交互にくることで起こる。

基本的には、話者が重要だと思っているところを「強く・ゆっくり」発音すると考えてよい。日本語は平坦な言語なので、日本人が英語を話すときは、極端なくらいリズムをつけるくらいがちょうどよい。

英語のイントネーション
イントネーションとは声の「高低」の変化のことだ。いちばん分かりやすい例は、文末を上がり調子に発音する「Yes/No」疑問文だろう。

「Yes/No」疑問文のイントネーションは文法で決まっていることだが、その他にも、話者の意図によってイントネーションを変化されることもある。同じ文章でも、イントネーションを変えることにより異なる意味を表現することができる。

イントネーションについては、多くの英語に触れることによって徐々に体で覚えていくしかない。





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