まゆみの英語勉強法(7)

初級者無理なくStep【2】

英会話初級者が無理なく上達するStep【2】

出典「フラミンゴ英会話ブログ」さま


独学の英語勉強法2|英語特有の音のつながり・リズム



英語には「リエゾン」というテクニックがある

ネイティブが英語を発音しているとき、
前と後ろの単語がつながって、いままで聴いたことのないような発音だったことはありませんか?
これのことを「リエゾン」と言います。

日本語を話すときも、たまに前後の言葉がつながって聴こえることがありますよね。
英語も同じように、リズミカルに話していると前後の言葉がつながります。
リエゾンという仕組みがあることを頭の片隅に置いておきましょう!

日本語とは違うリズム

英語会話を勉強するなかで忘れがちなのが、英語特有のリズムがあることです。
単語や語順を抑えていても、リズムがわかっていないと大変です。
英語を聴きとることも、英語を伝えることもうまくいきません。

映画やドラマを観ていて話すスピードが早いなと感じているかもしれませんが、
ただ単に話すスピードが早いのではなく、リズムが違うという場合があることを抑えておきましょう。

このステップをクリアしたい人向けの英会話勉強法

まずは、リスニングとシャドーイングを繰り返しましょう。
たくさん聴いて、たくさん真似します。
そこで提案するのが、以下の方法です。

「1話が1時間の全30回の海外ドラマを3周する」
1周目はサッと観てしまい、2周目からは登場人物の真似をしながら発音しましょう。
1周目を日本語字幕にして、それ以降は英語字幕にしましょう。
単語を追いながら、ネイティブがどのように発音しているのかをチェックしてください。

※英語の強弱のリズム。学校では習わないけどとっても重要! 
このページでは、英語のリズムの特徴、日本人が苦手な部分はどこかを明確に説明してくれています。


9 Stepで無理なく【2】

Prolog 3.難しくない

英会話は、すごく難しいもののように感じられるかもしれません。
でもそんなことはありません。

まず考えてみてください。
中学高校時代、英語のテストで赤点ばかりをとってきましたか?
そんなことなかったですよね。(代わりに古典が真っ赤…とかはあるかもですが。

何がいいたいのかというと、
あなたにも、日本の中学高校で求められている英語力は身についているということです。
そう、ある程度まではみんなできるようになっているんです。

では何で難しいと思うのか。
その答えも簡単です。
中学高校で求められている英語力と、ネイティブの英語力の間にはとてつもない差があるからです。

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Prolog 4.「サイレントピリオド」


下の図を見てください。




おそらくあなたは、灰色の線のように英語力が成長すると思っていたのではないでしょうか?
実際はそうではないのではなく、緑の線のように成長するのです。
そして、1,500時間という時間を持ってしても、
いわゆる「サイレントピリオド」を突破することはできません。
サイレントピリオドというのは、
成長を実感しないけれど、継続的に勉強しないと伸びない時期のことです。

このような理由から、あなたが1,500時間勉強も勉強しているとは言っても、
まだまだ初級者レベルであり、ネイティブの英語力の間にはとてつもない差があるのです。
だから映画やドラマ、本の英語が難しく感じるのです。

あなたは登山の途中までこなしているのだけれど、 頂上に到達することができていないのです。

残り1,500時間、モチベーションを高く保ち、
効果的に英語を勉強することでネイティブレベルにまで上達することができるのです。
こう考えれば、そんなに難しいことのようには思えなくなったのではないでしょうか?

英語勉強法には3つのタイプがある

さて、ようやくではありますが、効果的な英語会話の勉強法についての説明に入ります。
以下のように、主に3つあると考えていまして、
•独学で英語を勉強する
•語学学校で英会話勉強する
•海外留学・滞在する

今回は、この中の「独学で英語会話を勉強する」に集中して説明します。


9 Stepで無理なく【1】



Prolog 1.なぜ、身に着かないのか?



英会話が身につかない理由は2つあります。
•モチベーションを保つことができない
•勉強法が間違っている

モチベーション

これまで、モチベーションは保つことに意識的になったことはありますか?
「しんどいけど、がんばろう!」と、
受験、ダイエット、筋トレをしていたことがあるのではないでしょうか。

身の回りに、「楽しいからやっているから、モチベーションを保つ必要がない」
とおっしゃる方もいるかもしれませんが、
これは環境やタイミングに恵まれていて、
自然とモチベーションがキープされやすい状態になっているだけに過ぎません。
多くの場合、英会話にチャレンジするのであればモチベーションを意識的に保つ必要があります。



Prolog 2.身につく勉強法


つぎに勉強法についてです。
あなたは、これまでに英会話の勉強法について突き詰めて考えたことはありますか?
少し厳しいことを言うかもしれませんが、
ひとまず単語アプリをダウンロードして、
勉強しているつもりになっていませんか?

はっきりと言って、
計画的に勉強法を設計することなく、英会話を勉強するべきではありません。
それは、ただただ、しんどいだけです。
登山のように、自分が今どこにいて、
あと何メートル登れば頂上にたどり着くことができるのか、
これを明確にし、経路も決めておきましょう。
その方が楽に英語会話を勉強することができます。


英会話勉強法のマニュアル


出典「【英会話勉強法完全マニュアル】初心者が独学でビジネスレベル」さま
https://english-club.jp/blog/english-conversation-study/





英会話の勉強法で悩んでいる初心者の皆さまに伝えたいことがある。

英会話は「独学」が基本だ。オンライン英会話や英会話スクールだけでは、いつまでたっても英語を流暢に話せるようにはならない。
断言する。
独学なしには絶対に英会話を習得することはできない。

英会話勉強法のまとめ
では「独学」で何をすれば良いのか?

このコラムは、特に初心者の皆さま向けに、英会話を独学で効率的に習得するためのトレーニング法を詳細にご説明する。






2.初心者の「単語」学習!

単語集

英会話に必要となる英単語の「数」と「質」について説明する。
英会話を効率的に習得したいのであれば、「どの単語をどれくらい」覚えるのかについて考えてから学習を始めよう。

そして、次に英会話に必要となる英単語の「覚え方」と「教材」をご紹介する。
「どの単語をどれくらい」覚えればよいのかを理解したら、次は「どのように」覚えればよいのかについて考えよう。

2.1. 英会話に必要な英単語の「数」と「質」

英会話に必要な英単語

英会話に必要となる英単語の数は「1,000語」だ。
本当に1,000語で大丈夫なの?と疑う方も多いだろう。
しかし、これは言語学者の研究結果をベースとした信頼できる数字である。

「1,000語」といっても、どの単語でもよいわけではない。英会話で最も頻繁に使用される「最重要語の1,000語」を覚えなければならない。
また、それらの単語は「深く」学ぶ必要がある。

そして、目的によって追加で覚えなければならない専門用語もあるだろう。

英単語の数:英語の話しことばは「1,000語」で85%をカバー!
神戸大学の石川慎一郎教授は、話しことばでは、最重要語1,000語で約85%を占めるという研究結果を発表している。
一方で、獨協大学の教育工学准教授の堀江氏は、英語を適切に理解するには最低でも80%以上の単語を知っている必要があると指摘している。

話し言葉と書き言葉の英単語数の違い
また一般的に、使える単語(スピーキングに必要となる単語)の数は、聞いて理解できる単語(リスニングに必要となる単語)の数よりも少なくてよい。つまり、英会話ではリスニングでもスピーキングでも1,000語で十分なのだ。

英単語の質:「最重要語1,000語」は深く学ぼう!
英会話に必要な最重要語1000語
「最重要語1,000語」とは、中学3年間で習った単語だと思っていい。
学習指導要領では中学3年間で1,100〜1,200語を学習することになっているので、それらを使えるようになるまで深く学習しよう。

単語を見て理解できる知識のレベルと、その単語を自分で使える知識のレベルとは格段の違いがある。単語を使えるようになるためには、その単語が他のどの単語をよく使用されるのかなど、使い方を熟知しなければならないのだ。

例えば、「suggest」(提案する)は、中学で習う最重要語の一つだが、英語を学習している方であれば意味を知らない方は少ないだろう。
しかし、正しい使い方を知っているだろうか?

私は彼にこの本を読むことを勧める
上図にある通り、「suggest」は「to不定詞」をとらない。
「動名詞(ing形)」はとる。「節」もとるが、「節」の中では「should」が省略されることが普通なので、節内の主語が三人称単数であっても動詞は原形のままである。
「suggest」を正確に使いこなせるようになるためにはここまで深く理解しておく必要がある。

また、最重要語は色々な意味を持っており、色々な使われ方もする。
そして「句動詞」といって、前置詞や副詞とくっついて全く別に意味に派生することもあるので、それらもカバーする必要がある。



3. 初心者の「文法」学習!
英語のパズル
英会話に必要な文法は、「どれくらい」を「どのように」学べばよいのだろうか?
あなたの貴重な時間を無駄にしないよう、最も効率的な学習方法について説明する。

そして、特に初心者の皆さま向けに、The English Clubがお勧めする、英文法のトレーニング法とお勧め文法書を紹介する。
是非、あなたの英文法学習に取り入れてほしい。

3.1. 英会話に必要な文法は「どれくらい」を「どのように」学ぶのか?
英会話に必要な文法
文法とは単語の並べ方である。英単語は文法というルールに従って並べないと自分の言いたいことを正確に伝えることはできない。つまり、英会話にこそ「文法」が重要だということになる。

英会話は、よく使われるフレーズや定型表現を覚えればよいだけなので文法は必要ないと反論される方もいるかもしれない。しかし、仕事で必要となるのは、自分の言いたいことを自由に表現できる英会話力だ。それには、フレーズや定型表現を覚えるだけでは不十分であると言わざるを得ない。

英文法は「どれくらい」学べばよいのか?
多くの仕事
英文法については、まずは中学の英文法を理解すること。そしてそれらを使えるようにトレーニングしつつ、同時並行的に理解できる文法の範囲を徐々に広げていくことをお勧めする。

英語ができる人ほどシンプルな英語で話す。なぜなら、自分の言いたいことを正確に伝えたいからだ。自分の言いたいことを正確に伝えるためには、使い方を熟知していることだけで表現する必要がある。しかし、使い方を熟知している英語の範囲は限られる。従って、必然的にシンプルな英語になるのだ。これは英単語にも英文法にもいえることである。

英文法についても、効率的に英会話を習得するために必要な最低限の範囲は中学英語である。中学で習う文法を自由に使いこなせるようになれば、自分の言いたいことを自由に、そして正確に表現できるようになる。

一方で、相手の言っていることを正確に理解するためには、中学で習う文法だけでは太刀打ちできない。例えば、仮定法は中学では習わないが、言われたら理解できるようにしておかなければならない。どうすればよいのか?(なお、仮定法を使わなくても別な表現方法があるので、必ずしも使えるようになる必要はない。)

英文法の理解できる範囲と使える範囲
効率的な方法は、使えるようにしなければならない文法と、理解できればよい文法とを分けることだ。理解できる知識のレベルと、使える知識のレベルの差が大きいのは文法も同じである。中学文法を使えるレベルに引き上げつつ、徐々に理解できる文法を広げていけばよい。

英文法は「どのように」学べばよいのか?
英会話の英文法は、基礎から「体系的」に学習し、「音」と「語順」に慣れることが重要である。

英文法学習3つの注意点
英文法は体系的に知識を積み上げていく必要がある「勉強」である。土台となる基礎から応用へと徐々に積み上げていくことが、結果的には最も効率的な学習方法であることを忘れないでほしい。

英会話は「音」によるコミュニケーションだ。文法も「音」で理解できなければ意味がない。英文法は「カリカリ」と勉強するイメージが強いと思うが、必ず例文の音声を聞きながら、そして自分でも発音しながら学習してほしい。

そして、日本人にとって一番の壁は「語順」だ。英語と日本語の語順は全く違う。だからこそ、中学・高校では、文の最後から戻りながら訳す「戻り訳し」をやらされてきた。
しかし、この「戻り訳し」の癖から脱却しない限り英会話は上達しない。英語の語順のまま、英文を前から理解できるようにしていかなければならない。そうすれば、話す方の流暢さも向上していく。






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