まゆみの えいご教材〜英語質問箱 part13


石原真弓先生

「石原真弓先生の英会話質問箱」より。

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(Q48)経験としての現在完了形はどう言ったらいいでしょうか?

現在完了形についてですが、I have eaten the cake.の場合、「私はそのケーキを食べてしまった(完了)」と「私はそのケーキを食べたことがある(経験)」の二つの意味があり混乱しています。経験としての現在完了形はどう言ったらいいでしょうか? また、規則動詞の過去形と過去分詞形の見分け方も教えてください(例:fried potato、 揚げたイモ or 揚げられたイモ?)。
(北海道 Toshiさん)


Anser
twice(2度)などの言葉を補って意味を明確にしましょう

have+過去分詞形で表す現在完了形は、「〜してしまった」という完了を表すこともあれば、「〜したことがある」という経験を指すこともあります(他に継続も表します)。どの意味で使われているかは、文脈から判断します。単独で用いる場合は、次のような言葉を補って意味を明確にすると良いでしょう。I have already eaten the cake.(もうそのケーキを食べてしまった)、I have eaten the cake twice.(そのケーキを2度食べたことがある)

fried potatoのfriedが過去形か過去分詞形かについても、前後の語句から判断します。例えば、I fried some potatoes.のfriedはfry(〜を油で揚げる)の過去形です。直前に主語のI、直後に目的語のsome potatoesが続いているからです。I have fried some potatoes.のfriedはfryの過去分詞形です。現在完了形を表す<have+過去分詞形>の結び付きで判断できます。Those potatoes were fried.(それらのジャガイモは油で揚げてあります)のfriedは過去分詞形です。受け身を表す<be動詞+過去分詞形>の結び付きで判断できます。fried potatoesが名詞として使われている場合は「油で揚げられた」という過去分詞形です。I like fried potatoes.(油で揚げられたジャガイモ<→フライドポテト>が好きです)という具合です。<過去分詞形+名詞>の固まりは「〜された名詞」という意味を持ち、例えば、iced tea(冷たくされた紅茶→アイスティー)、boiled egg(ゆでられた卵→ゆで卵)など、さまざまな名詞として使われます。


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(Q49)can't stop -ing / can't help -ingの明確な違いは何でしょうか?

can't stop -ing / can't help -ingの明確な違いは何でしょうか? スペースアルク内の例文に"I can't stop laughing."と"I can't help laughing."がありますが、どちらの方が「自分の意思に関係なく」やめられない、してしまう、という意味が含まれているのでしょうか? stopはやめたくてもやめられない動作、helpはしたくてしている動作、ということでしょうか?
(東京都 ゆひさん)


Anser
can't stop -ingは「すでに始まっている動作を止めようとしても止められない」、can't help -ingは「まだ始まっていない動作をついしてしまう」という意味です

can't stop -ing / can't help -ingは、いずれも自分ではコントロールできない動作について用いるため、使い分けが難しいですね。辞書などに掲載されている和訳も、can't stop -ing(〜するのを止められない、〜せずにはいられない)、can't help -ing(〜せずにはいられない、つい〜してしまう)と似ているため、あまり見極めの手助けにならないかもしれません。

これらの明確な違いは、すでに始まっている動作を止めようとしても止められないのか、まだ始まっていない動作をついしてしまうのかという点です。前者の場合はcan't stop -ingを、後者の場合はcan't help -ingを使います。laughingを例に取ると、すでに大笑いしている状況で、笑いを止めようと思っても止められない場合に、His joke was beyond funny. I couldn't stop laughing.(彼のジョークは面白いなんてものじゃなくて、笑いがこらえきれなかったよ)などと使います。「すでに笑っている時点」に自分がいて、こう表現しています。一方、彼の冗談を聞いた瞬間に吹き出してしまった状況なら、His joke was beyond funny. I couldn't help laughing.(彼のジョークは面白いなんてものじゃなくて、思わず吹き出してしまったさ)などと使います。始点は「笑う前」にあり、こう表現しています。

他の動詞についても、その動作が始まっている状況なのか、始める前に始点があるのかによって、can't stop/help -ingを使い分けてみましょう。


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(Q50)I don't like it.に対して、Me, neither.と言えますか?

neitherとeitherの使い方がよく分かりません。I don't like it.に対して、Me, neither.と言えますか?
(埼玉県 dorisさん)


Anser
否定文に対して同意する場合は、Me, neither.と言えます

自分も同じであることを伝えるときの「私も」を表す表現について説明しますね。例えば、I like it.(私はそれが好きです)と言う相手に「私も(好きです)」と言う場合は、Me, too.と表現します。これは、肯定文に対する「私も(そうです)」という意味です。一方、I don't like it.(私はそれが好きではありません)と言う相手に「私も(好きではありません)」と言う場合は、Me, neither.と表現します。これは、否定文に対する「私も(そうではありません)」という意味です。eitherを使って「私もそれが好きではありません」と言うなら、I don't like it, either.とします。くだけて、I don't either.と動詞を省略することもあります。

まとめると、「私はそれが好きではない」という否定文に対して「私も(好きではない)」と言う場合、neitherを用いるならMe, neither.、eitherを用いるならI don't (like it,) either.とします。ちなみに、neitherは[ニーザ〜]と[ナイザ〜]、eitherは[イーザ〜]と[アイザ〜]、それぞれ2通りの発音があります。一緒に覚えておきましょう。

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