まゆみの英語英会話学習Q&A Q136~Q140


石原真弓先生

「まゆみ先生の英会話質問箱」より。



(Q136)英会話の例文に、I don’t drink or smoke.という文で「お酒もたばこも嗜みません」とあったのですが、この場合のorの使い方のイメージがつかめません。

つい、andを使ってしまいそうですが、意味が違ってしまうのでしょうか?

(大阪府・プンバさん)



肯定文はand、否定文はorと覚えましょう

「AもBも……だ」や「AもB……ではない」という場合、日本語では肯定文、否定文に関わらず、「AもB」と表現します。

一方、英語では、肯定文ならA and Bですが、否定文の場合はA or Bと表現します。

例えば、「私は肉も魚も好きです」はI like meat and fish.となり、「私は肉も魚も好きではありません」の場合は、I don’t like meat or fish.のように表します。ご質問の「お酒もたばこも嗜みません」は否定文なので、I don’t drink or smoke.のようにorを用いるのです。

ちなみに、A and Bが一つのまとまりのある意味の場合は、たとえ否定文でもA and Bとします。

例えば、drink and driveは「飲酒する、そして運転する」、つまり、「飲酒運転する」という意味で、drink and driveを切り離して使うことはできません。

このような場合は、I don’t drink and drive.(飲んだら運転はしません)のように、否定文でもandを用いる点についても補足しておきます。

また、相手の発言に対して自分も同じであることを示す「私も」も注意が必要です。

肯定文には tooを、否定文にはeitherを使います。

例えば、I like cats.(私は猫が好きです)に対する「私も猫が好きです」はI like cats, too.となり、I don’t like cats.(私は猫が好きではありません)に対する「私も猫が好きではありません」なら、I don’t like cats, either.です。

このような言語間のギャップは、頑張って1つ1つ覚えていきましょう。

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(Q137)exceptとexcept forの用法の違いが知りたいです。

例えば、Everyone knows it except me.は、except for meと書くと間違いなのでしょうか。

(海外 nanaさん)





後に続く語を意識して使い分けましょう

まず、ご質問にお答えします。Everyone knows it except me.は、Everyone knows it except for me.と表すことができ、「私以外のみんながそのことを知っている」という意味です。

exceptとexcept for はいずれも「~を除いて」や「~以外は」を表し、every, all, whole, no, any, neverなどの“全体”の概念を持つ語句が前に来るときは、どちらも使えます。

例文はeveryone(みんな)という全体を表す語句があるため、except、except forのいずれも正しい文と言えます。

ただし、「~以外は」が文頭に来るときは、“全体”を表す語句があってもexcept forしか使えません。

(例)Except for Johnny, no one helped me.(ジョニー以外は誰も私を手伝ってくれなかった)

また、Your composition was perfect except for one typo.(1カ所の誤植を除けば、君の作文は完璧だったよ)のように、“全体”ではなく単一のもの(ここではyour composition)について述べるときも、except forしか使えません。

一方、except のみ可能なケースは、前置詞や接続詞の前に来る場合です。

例えば、He goes golfing except on rainy days.(雨の日以外は彼はゴルフに出掛ける)はexceptが前置詞onの前に来ています。

このような場合、except forは×です。

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(Q138)What kind of ~ ? の疑問文では、ofの後ろに来る名詞はすべて単数形にするのかどうか教えてください。

例えば、What kind of sport do you like? は What kind of sports do you like? と言えるのでしょうか?

(東京都 はなさん)




くだけた英語では、数えられる名詞を複数形にすることもあります

What kind of ~ ? (どんな種類の~ですか?)の?には、数えられる名詞の単数形、または、数えられない名詞が来ます。What kind of car do you drive?(どんな車に乗っていますか?)、What kind of facial cleanser do you use?(どんな洗顔料を使っていますか?)という具合です。

上記が基本ルールですが、くだけた英語では、数えられる名詞を複数形にすることもあります。ご質問の「どんなスポーツが好きですか?」は、正しくはWhat kind of sport do you like? とsportは単数形ですが、くだけてWhat kind of sports do you like?とsportsを複数形にすることもあります。また、数えられる名詞の単数形には、通常冠詞をつけません。ですが会話では、What kind of a sport do you like? と言うネイティブスピーカーもいます。いずれも正しい用法ではありませんが、耳にすることもあるので、「くだけた用法」として覚えておくとよいでしょう。

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(Q139)「一応」は英語でどう言いますか?

(京都府 イーマンさん)



「一応」が表す意味を別の言葉に置き換えて英語にします

日本語の「一応」はさまざまな場面で使える便利な表現ですが、英語にはこれにピッタリの言葉がありません。

「一応」が表す意味を別の言葉に置き換えて英語にします。次の例を参考にしてみましょう。

I think he’s coming but I’ll call him to make sure. 彼は来ると思うけど、一応(=確認のため、念のため)電話してみるよ。
You should take your umbrella with you just in case. 一応(=万が一に備えて)傘を持って行った方がいいよ。
I’ll use this for the moment. 一応(=差し当たり)これを使うよ。
Let’s take an earlier train to be on the safe side. 一応(=安全策をとって)早めの電車で行こう。
I ran my eyes through the document. 一応(=ざっと)目を通した。
“Do you speak English?” “Yeah, to some extent.” 「英語を話せる?」「うん、一応(=ある程度)ね」

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(Q140)日付の前置詞、atとonの使い分けについて。

最近まで、at 31/03/2011のように使ってきましたが、on Jul 19, 2011 という表記を見つけました。

どう使い分ければよいでしょうか?また、We will reimburse you on 11 Feb 11. は正しいのでしょうか?

(海外 noriさん)




日付には、必ずonを使います

まずは、日付に関する前置詞から説明します。日付には、必ずonを使います。at 31/03/2011のようにatを用いることはありません。

on Monday(月曜日に)、on May 10(5月10日に)、on the 11(11日に)、on Children’s Day(こどもの日に)など、「日」を表す場合はすべてonを用いると覚えておきましょう。

atは、at 9:30(9時30分に)やat noon(正午に)など、主に「時刻」を表す場合に用います。

ちなみに、「月」や「年」、「季節」にはinを用います。

次に、日付の表し方ですが、アメリカ英語では「月日, 年」、イギリス英語では「日月,年」の順で表します。

従って、31/03/2011はイギリス英語式で、2011年3月31日を指しています。

一方、Jul 19, 2011はアメリカ英語式で、2011年7月19日のことです。

また、May,、June、Julyはつづりが短いため、July 19, 2011のように「月」を短縮しないのが正式です。

February → Feb.やNovember → Nov.のように短縮した場合は、ピリオドを添えるのが基本ルールであることも覚えておきましょう。

We will reimburse you on 11 Feb 11.は「2011年2月11日に返金(返済)いたします」という意味ですが、「11 Feb 11.」は適切な表現とは言えないですね。’90(90年代)のように年代を指す場合を除き、西暦は短縮しない方がよいでしょう。

ビジネス文書なら、誤解を招かないようFebruary 11, 2011 や11 February, 2011 と書くことをお勧めします。


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