英語会話 独学Q&A 171~175


  

「まゆみ先生の英会話質問箱」より。



(Q171)英語で日記をつけていますが、その英語が正しいかどうか分からず不安になります
英語で日記をつけ始めてはや4カ月……。
その英語が正しいかどうか分からないまま表紙に書いてある「間違っていてもOK!続けることが大切です」を信じて頑張っています。
何かお勧めの勉強方法などありましたら、教えてください。
(東京都 てんさん)



This is answer
地道に続けることで徐々にミスが減り、吸収した知識を日記で使うことで、表現力がつきます

英語での日記を続けていらっしゃるのですね。
素晴らしいことです。
日記はプライベートなものなので、人に見せないという点で気楽な半面、間違っているかもしれない英語で書き続けて本当に英語は上達するのか……と不安になることもあるでしょう。
私は英語で日記を書き続けて19年目になりますが、過去の日記を読み返すと、地道に続けたことで徐々にミスが減り、表現力がついたことが見てとれます。
ですから、とにかく続けましょう。

もちろん、英語が分かる人に添削してもらい、間違えたところを次に生かしていけば上達が早いのは言うまでもありません。
とはいっても、そういった環境に恵まれていない人は、英語に触れる時間を増やし、吸収した知識を日記で使うことをおすすめします。

特に、英語教材や辞書などを読んだり、英語のCDを聞いたり、映画を見たり、といった受信型の学習の際、細かな点に意識を向けるようにしてください。
例えば、「今日は雨だった」と書きたくて、日記にIt was rain today.(×)と書いたとします。
天気を話題にした教材に、It rained today.やIt was rainy today.という表現を見つけたら、そこで自分のミスに気付きますね。
念のため、英和辞典でrainを、和英辞典で「雨」を引いてみると更なる気付きがあるでしょう。
そのまま使える例文に出くわしたらラッキーです。

また、いつもI got tired. で「疲れた」を表していたけれども、ある時、I had a long day.(長い1日だった=疲れた)という表現を耳にした、そんなこともあるでしょう。
これは使える、そう思った表現を日記に取り入れていくことで、表現力も増していきます。

このように、細かな点に意識を向けて勉強することで、自分で自分のミスを改善できたり、表現にバリエーションが加わったりして英語力がアップしていきます。
最初から「正しい英語で書かなくちゃ!」と気負わずに、日記という特性を生かして、のんびり気楽に勉強を続けてくださいね。

----------------------------------------
(Q172)英会話で「いただきます」や「ごちそうさま」はどう言えばいいですか?
先生など目上の人が入れてくれたコーヒーを飲むとき、日本では、「いただきます」と言って飲みますが、英語でも何か言ってから飲んだ方がよいのでしょうか?
また、飲み物に対して「おいしい」と言うときの表現を教えてください。
(青森県 ちぇけさん)




This is answer
英語会話では、Thank you.やSmells good.など、感じたことを具体的に表しましょう!

英語には、日本語の「いただきます」や「ごちそうさま」に当たるピッタリの表現がありません。
よって、その場の状況で感じたことを具体的に表して代用します。
基本的に、何も言わなくても特に失礼ではありませんが、ひと言添えた方が好印象ですね。

例えば、コーヒーを出されて、Thank you.(ありがとうございます)と言うだけでも、立派な「いただきます」になります。
お礼だけでは物足りないと感じるようであれば、コーヒーの香りのよさについて、Smells good.(いい香りですね)と表現してもいいですね。
すてきなカップで出されたら、I like this coffee cup. (このコーヒーカップ、すてきですね)と褒めるのもよいでしょう。

飲み物に対する「おいしい」は、食べ物の場合と同様、It's really good.(すごくおいしいですね)、It tastes good.(おいしいですね)と感想を述べるとよいでしょう。
It's a great coffee.(本当においしいコーヒーですね)やI like this coffee.(このコーヒー、好きです)と表すこともできます。
ちなみに、これらをIt was ~ . / It tasted ~ . / I liked ~ . のように過去の文にすると、「ごちそうさまでした」というニュアンスになりますよ。

------------------------------------------------------
(Q173)英語で「お店」を指すのは、単数、複数?
ある本に“How late was that restaurant open? ”“They were open until 11 o'clock.”という例文がありました。
that restaurant なので、主語はthey ではなくitにして、It was open until 11 o'clock.ではないのでしょうか。
教えてください。
(新潟県 雪国のKenさん)




This is answer
文法的には、itが正解ですが、特定の店や場所について述べる場合は、theyやwe、youなどを用いるのが英語流です

回答に入る前にまず、ご質問の英文の意味を確認しておきましょう。
How late was that restaurant open? は「そのレストランは何時までやっていましたか?」、They were open until 11 o'clock.は「11時までやっていました」という意味です。

How late was that restaurant open? の主語はthat restaurant(=it)なので、これに対する答えは、Kenさんの書いたIt was open until 11 o'clock. でOKです。
ではなぜ、They were open until 11 o'clock. と表現されていたかというと、英語は人を主語にして、親近感を持たせた表現を好むからです。
レストラン自体を主語にするより、そこで働いている人たちを意識して、They were ~.とした方が温かみを感じませんか?

このように、特定の店や場所について述べる場合は、theyやwe、youなどの代名詞を用いるのが英語流です。
営業時間を直接お店に問い合わせる際は、How late are you open today?(今日は何時までやっていますか?)のようにyouを、答える際は、We're open until 11 [o'clock](11時まで営業しております)のようにweを用いて表現した方が、How late is your shop open? / Our shop is open until 11. などと表現するよりグッと親近感が増すのです。



-------------------------------------------------------
(Q174)「よく降りますね」は英語でどう言えばいいですか?
雨の日が何日も続いたときなどによく言う「よく降りますね」は、英語ではどう表現しますか?
(広島県・kaoruさん)




This is answer
It's been raining a lot lately.と言えばOKです

天気のような気楽な話題を、英語でsmall talkと言います。
small talkは会話の潤滑油になります。ぜひ、いろいろ覚えておきたいものですね。

ご質問の「よく降りますね」は、It's been raining a lot lately. と現在完了進行形で表します。
このrainは「雨が降る」という意味の動詞です。「(雪が)よく降りますね」と言いたいなら、snow(雪が降る)を用いて、It's been snowing a lot lately. とします。

ほかの雨に関する表現も見ておきましょう。
「もう1週間も(雨が)降っていますね」と言うなら、It’s been raining for a week now. となります。
「恵みの雨だ!」なら、This rain is welcome.やWe're lucky it's raining.などと表現するのがよいでしょう。
「雨が降りそうだ」はIt looks like rain.、「ようやく雨がやんだ」はIt's finally stopped raining. / The rain's finally let up.、「雨降って地固まる」はAfter a storm comes a calm.と言います。
覚えておくと、small talkの際に便利ですよ。

-------------------------------------------------


(Q175)the girl standing over there とthe girl who stands over thereの違いは?
分詞と関係代名詞の違いがよく分かりません。
例えば、「私は向こうに立っている女の子を知っています」と言う場合、
1) I know the girl standing over there.
2)I know the girl who stands over there.
のどちらが的確なのでしょうか? 
英語を話す方たちは、分詞と関係代名詞をどのように使い分けているのか教えてください。
(大阪府・あんちさん)




This is answer
the girl standing over thereはI know the girl who is standing over there. のwho isを省略した形です

回答する前に、
2)の英文について少し説明をしておきましょう。
関係代名詞を使って、「(いま)向こうに立っている女の子を知っています」を表す場合、standsではなくis standingとします。
全体で、I know the girl who is standing over there. となります。
I know the girl who stands over there. だと、「いつも向こうに立っている女の子を知っています」と、その女の子が習慣的にそこに立っている意味になります。
ここでは、前者の英文で解説いたしますね。

I know the girl standing over there. / I know the girl who is standing over there. のいずれも正しい文で、意味に違いはありません。
関係代名詞(ここではwho)の後ろに「be動詞+-ing」、あるいは、「be動詞+過去分詞形」が続く場合、「関係代名詞+be動詞」を省略できる、というルールがあります。I know the girl standing over there. は、I know the girl who is standing over there. のwho isを省略した形なのです。

別の例で確認してみましょう。「病院に運ばれた男性は私の先生です」と言う場合、The man (who was) taken into the hospital was my teacher. と、who wasを残す、who wasを省略する、のどちらでもOKです。

分詞と関係代名詞の使い分けについては、上記のような例の場合、もともと関係代名詞の文であるものの、「関係代名詞とbe動詞」が省略されて分詞が残った文と解釈しています。
分詞には、excited(ワクワクしている)/ exciting(わくわくするような)、interested(興味を持った)/ interesting(興味深い)のように、すでに形容詞として定着しているものもあります。
これらは、分詞というより形容詞としてgood やsmallと同じような感覚で使っていると言えるでしょう。



トップページ へ