まゆみの えいご教材~英語質問箱 part8


石原真弓先生

「石原真弓先生の英会話質問箱」より。

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(Q36)断続的な行為の場合でも現在完了進行形を使いますか?

I've been using this dictionary since I was a freshman in high school.(この辞書を高校1年生のときからずっと使っています)は現在完了進行形になっています。use(使う)という行為ですが、その辞書をずっと使って(持って)いても、辞書を引くのは勉強しているときだけですよね。こういった行為が途切れる場合にも現在完了進行形を使うのでしょうか?
(愛媛県 MUさん)



継続状態にあれば現在完了進行形を使います

現在完了進行形の文は、今この瞬間にその行為をしている、していない、いずれの場合にも使うことができます。どちらの状況かは文脈で判断します。例えば、I've been using this dictionary for an hour. But I still can't find the meaning of this 'have.'(1時間この辞書を使っているけれど、まだこのhaveの意味を見つけられない)のような例では、今、辞書を使っていることになります。一方、本棚からボロボロになった辞書を取り出して、I've been using this dictionary since I was a freshman in high school. Look, it's worn out.(高校1年生のときからずっとこの辞書を使っているんだ。見て、もうボロボロだよ)と言った場合、今この瞬間に辞書は使っていないことを表します。後者のように、辞書を使っていない時間帯や時期があったとしても、全体的に見て継続状態にあれば現在完了進行形が使えます。仮にこれを、I've used this dictionary for an hour.と現在完了形で表すと、「1時間使っている」という継続の他に、「1時間辞書を使った(今終えた)」という完了の意味で捉えることもでき、どちらの意味かがはっきりしない場合があります。そのため、useのような「動作を表す動詞」を用いて「継続」の意味であることを明確にするなら、現在完了進行形の方が誤解なく伝わります。
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(Q37)「これからも仲良くしていただけるとありがたいです」はおかしいですか?

会って間もない友達に「これからも仲良くしていただけるとありがたいです」と言うとき、I'd appreciate it if you'd continue to get along with me.はおかしいですか?
(神奈川県 隆弥さん)



友達になれてうれしいという気持ちを表現しましょう

I'd appreciate it if you could continue to get along with me.は文法的に見て正しく、I'd appreciate it if you could ~(~していただけたらありがたく思います)は丁寧さが伝わる構文ですね。ただ、出会ったばかりの相手にこのような表現で「これからも仲良くしていただけるとありがたいです」と言うネイティブスピーカーは、そう多くいないと思われます。それは、「これからも仲良しでいる」ことに対する感謝より、うれしいという気持ちを表現するのが英語圏では一般的だからです(もちろん、相手との関係や立場にもよりますが……)。

このような状況では、I'd be happy if we could stay good friends.(<これからも>いいお友達でいられたらうれしいです)や、I'm very happy to have made friends with you. Let's keep in touch.(お友達になれて本当にうれしいです。これからも連絡を取り合いましょう)のように表現することをおすすめします。

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(Q38)断るとき、No, thank you.は良くないですか?

断るときなどに使う言葉、No, thank you.は、初対面の人にはぶしつけな感じがします。I'm good.やI'm OK.という言い方もアメリカではよく聞きますが、そちらの方が軟らかい表現なのでしょうか?
(東京都 sammyさん)



棒読みでサラッと言うと「いいえ、結構!」と偉そうに聞こえかねません

モノを薦められたり、申し出をされたりしたら、Yes, please.(はい、お願いします)やNo, thank you. (いいえ、結構です)で答えると習った人もいるのではないでしょうか? pleaseやthank youを付ければ丁寧な表現になるという知識から、No, thank you.を用いる人も多いと思います。しかし、No, thank you.を棒読みでサラッと言うと「いいえ、結構!」と偉そうに聞こえかねません。ぶしつけな響きを避けるには、Noを優しく、thank youに気持ちを込めて言うのがポイントですが、実はもっと有効な表現があります。それが、Thank you, but no thank you.です。まず、Thank you, but(ありがとう、でも)と前置きしてから、no thank youを続けることで、相手の好意に対するお礼を丁寧に表すことができます。

ネイティブがよく使うI'm good.やI'm OK.なども軟らかい表現です。これに、thank youやthanksなどのお礼表現を付け加えると、なおいいですね。A:Would you like more coffee?(コーヒーのお代わりはいかがですか?)B:I'm OK, thanks.(大丈夫です、ありがとう)という具合です。


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