英語の勉強法で上達する人としない人9つの違い

           まゆみ(山本真由美)


「myスキ英語」様より

なぜ、日本人の英語勉強法では完全上達できない人が溢れてしまうのでしょうか?
それは、何十年にもわたって、受験英語という間違った英語勉強法を繰り返しているからです。
本来、勉強すら一切必要ないのに・・・
言い方を変えれば、その固定概念さえ取り除けば、「英語習得なんて簡単」ということです。
なぜなら、日本人は世界の言語でも難しいとされる日本語を習得しているからです。
ひらがな、カタカナ、漢字が存在する日本語を簡単に使いこなしています。
日本語に比べ、英語は26アルファベットさえ把握していればいい、本来は英語勉強も習得が早いはずなのです。
実際、アジアのバイリンガル達は英語の勉強を日本人のようにしなくても簡単にマスターしていますし、だからこそ、世界共通語になっています。
これは、紛れもない事実です。
それでは、英語を完全上達させる人というのは何が違うのでしょうか?
そこで、英語の勉強法で完全上達する人、上達しない人の9つの違いについてお伝えします。
まずは、この9つの違いを知ることから正しい英語勉強法が始まります。


1 従来の英語勉強法は「英語知識」を増やしているだけ

1-1 英語の勉強法だけが特別というわけではない

そもそも、赤ちゃんから言語を習得していく中でどんな勉強法をしているのでしょうか?
まさか、赤ちゃんが文字や文法や語彙などをいきなり勉強したりなんて絶対にしないはずですよね。
言語を勉強するという感覚はなく、自然に母国語と慣れ親しみながら、聞き、話し、読み、書く能力を順序良く身につけていくはずです。
「言語習得の自然の流れ」
1.聞く → 2.話す → 3.読む → 4.書く
これは、私たち日本語でも全く同じです。
英語の勉強だから特別なわけではありません。全ての言語に共通することなんです。


1-2 日本人の英語勉強法は英語運用に直結していない

つまり、皆様が目にする、または過去に試した勉強法では、どれほど学んでも本来の言語(ここでは、英語という言語)を習得する土台となるものが出来上がっていないケースが多いのです。
これまでの英語勉強法というのは、実はただ英語の知識を増やしているだけで、本来の英語運用には直結しない状態のまま、時間と労力だけが過ぎ去っているということになるのです。


1-3 頭の良さや英語の勉強成績=英語習得ではない

それでも、「英語が出来る日本人がいるのは何故?」というふうに思った事はありませんか?
頭の良さや勉強の成績=英語習得では絶対にありません。そこには、必ず言語を習得する時のコツと、そこから築かれるスキルが存在するのです。
これは絶対です。
英語の勉強法で完全上達する人としない人には必ずこれから説明する9つの違いがあり、上達させるコツとスキルを持ち合わせています。
しかも、このスキルは特別なものではなく、誰でも身につけることが出来るものです。ぜひ、この方法を知って新たな英語勉強法としてご活用ください。


2 英語の勉強法で確実に上達する人としない人9つの違い

の9つの違いを知るだけでも、正しい英語勉強法を実践できるようになり、無駄な時間と労力を使わずに最短距離で英語習得への爆発的スピードを生み出せるようになります。

確実に上達する英語勉強法1|「音と音のつながり」をマスター

まず、1つ目ですが、英語の独特な音のつながりをマスターしていることです。
そこには一定の法則が存在していて、この音のつながりが、日本人の英語の聞き取りを複雑にします。
例えば、「have him」という英語があります。
おそらく、日本人なら「ハブ・ヒム」と発音するのが一般的ですが、ネイティブスピーカーは?というとそのようには発音しません。
たいていの場合は「ハビム」と発音します。
•日本人の発音 →
•ネイティブの発音 →
ネイティブの発音は、himのhの部分が消えているんです。
しかし、これはあくまで無数に存在する音と音のつながりの一例です。2つ、3つ、4つとつながる場合も多く存在します。
英語が苦手な日本人や正しい英語勉強法を実践しない人というのは、ここでhaveとhimの2つの単語で構成されているにもかかわらず、「ハビム」という1つの聞いたこともないような単語に聞こえているのです。
しかも、両単語とも中学1年の1学期に習うような簡単な単語ですが、全く、別の単語のように聞こえますよね?
実は、こうした英語特有のつながった音につまずいてしまう日本人がもの凄く多いのが現状です。
なぜなら、受験英語では絶対このような「音と音のつながり」は教えないからです。
ましてや、英語の教師ですら知らないケースも多いようですが、英語の勉強法で完全上達している人というのは、この音のつながりを把握しています(これは話す時も全く同じ)。


確実に上達する英語勉強法2|英語独特のリズム

多くの”英語が出来ると思っている”ビジネスマンの一例です。
あるビジネス会議の場で、単語もたくさん知っていて、同僚からも英語が出来ると信じられていた一人のビジネスマンの彼が話す英語は、他の人々に全く通じません。
彼が話す英語がネイティブに通じない理由は何なのか?
それは、彼に語彙力がなかったわけではありません。自信もありました。
要は、正しい勉強法に足りないのは、「リズム感」です。
もちろん、単語の発音にも多少の問題はあったでしょう。しかし、それ以上に、彼の話す英語には、英語特有のリズム感がなかったということです。
リズム感とは?という疑問が出るかもしれませんが、それを「周波数」で簡単に説明させて頂きます。
•英語の周波数 - 2,000~12,000ヘルツ
•日本語の周波数- 100~1,500ヘルツ
と言われています。
つまり周波数上は、英語と日本語は全く交わることがありません。
これでは、いつまでたっても「英語のリズム」を分からないですよね。英語が雑音やめちゃくちゃ早い言語にしか聞こえないはずです。
つまり、リズム感の欠如した彼の英語は、ネイティブに聞き取ってもらうのに不十分だったのです。
日本語の周波数帯で話していたのだから不思議ではありませんよね。
これは、英語を聞く際でも同様だということです。
英語独特の周波数帯を身につけるコツを知る必要があるのです。


確実に上達する英語勉強法3|絶対に英語は聞き流さない

多くの日本人が、「聞き流しを続けていると、何となく上達している気がするんですけ・・・」という方がいらっしゃいます。
なぜ、何となく聞き取れるような気がするか?
それは、簡単です。それは、中学校などで勉強した英単語を、ある程度知っているからです。
例えば、「I」「YOU」など、日本の中学生なら誰もが知っている英単語が部分、部分に登場するため、聞き流すだけでも、何となく聞き取れたような気がしてしまう、たったそれだけの暗示にすぎません。
英語独特のリズムのところでも解説しているように、しっかりと意識的なリスニングをする必要があります。


確実に上達する英語勉強法4|英語をイメージでとらえる

義務教育式の英語勉強法に慣れている日本人は、残念ながら文字から英語の勉強を始めてしまったため、英語を何でも和訳しようとする癖がすでに身についてしまっています。
この悪い癖を取り除けば、「英語を英語でとらえる」というイメージ感覚が自然に身に付いてきます。
例えば、日本語で「疲れた」という言葉を聞いた時、あなたの脳にはどのような反応が起こっているのか、ちょっと検証してみましょう。
「疲れた」と聞いた時のイメージ例
•「ソファーにうたた寝をしている」
•「うなだれている」
•「眠そうにしている」
これは各個人によって異なりますが、いずれにしても、脳の中には上記のような「疲れたイメージの画像」が無意識に浮かんでいるはずではないでしょうか?
つまり、日本語で文字情報の「疲れた」という言葉は頭に一切浮かんでこず、単なるイメージだけですよね。
これは、英語でも同様で、「She is tired」という英語を聞いた時に、文字情報化と和訳をせずにイメージ化(映像化)すればいいだけなのです。
この癖付けが、日本語が全く頭に浮かばない、英語を英語として理解する上では大事なコツとなります。


確実に上達する英語勉強法5|リスニングの前段階で「音素」を把握する

日本人はリスニングが苦手な方も多くいらっしゃいますが、英語のリスニングが出来る人というのは、英語の音素自体をしっかり把握しています。
これはいわゆる、あなたが思っている「英語のリスニング力」とは大きくコンセプトが異なります。
従来のリスニング力とは「英語を聞き取り、理解することができる能力」ですが、本来のリスニング能力とは、あくまで「英語の音の違いを聞き取ることができる能力」のことを指します。
英語の意味や理解は必要なく、英語の音を聞きとれる能力の事です。
例えば、日本人に不得意な音(発音)が大きく分けて、4つあります。
先ずはこの4つをしっかりと聞き分ける必要があります。
英語の発音を楽しく上達できる2つの練習方法とコツの記事で、4つの音の詳細などを説明しています。
これも言語習得の流れで大変重要な工程です。それができない日本人は、英語周波数と同様に、英語が早く聞こえたり、聞こえない英語だらけになってしまいます。


確実に上達する英語勉強法6|サイレント・ピリオドを作る

前述通り、ほとんどの人は英会話スクールに通っても、留学しても英語を完全にマスターすることができません。
年間に100万円かけている方もいて、本当に驚いてしまうほどです。しかも上達しないのですから、2度以上の苦しみになっています。
多額の費用を投資しても、なぜ上達しないのか?
英会話スクールも留学も英語習得サイクル上、決定的な弱点があるからです。それは、インプット(聞く)とアウトプット(話す)を同時に行う点。
赤ちゃんが言語を習得する際には、必ず「言語をしゃべらない期間」が存在しますよね?
この期間を言語学では、「サイレント・ピリオド」と言っています。
例えば、赤ちゃんは生まれてすぐに「お父さん」「お母さん」などとは言いません。一定の沈黙期間、つまり言語をインプットする期間を経て、次第にアウトプット(=発語)をするようになります。これが、言語習得における自然な流れとなります。
意識しなければならないのは、インプットとアウトプットを切り離すこと。
つまり、インプットを行った後、「一定の沈黙期間」=「サイレント・ピリオド」を意図的に作ることとなります。
「話すまでの順序」
インプット(英語を聞く) → サイレント・ピリオド → アウトプット(英語を話す)という順序が必ず必要になります。
これは、絶対的な流れで、英語が出来る人はこのサイレント・ピリオドの重要性をちゃんと認識していますし、その工程を経ています。


確実に上達する英語勉強法7|英語の「語順感覚」をマスター

はっきり言って、英語を上達させるのに、わざわざ「英文法」を勉強する必要はありません。
その証拠に、、
•あなたは習得した日本語の文法を外国人に今すぐ説明できますか?
•あなたは日本語の文法をどの程度知っていますか?
•あなたは日本語の文法について、どのくらい勉強しましたか?
•日本語で話している時に、日本語の文法が頭に浮かびますか?
おそらく、専門家でない限り、ほとんどの日本人が日本語の文法を説明できないはずです。
それでも、しっかり日本語をマスターしています。
言語の基礎、つまり文法は「語順」であり、語順感覚を身につけさえすれば、何も「受動態が云々、前置詞、副詞が何々」といった、難しい用語を覚える必要は決してありません。
ほとんどの人が英語の言語研究をして、論文を出すわけではないですよね?
だから、英文法の勉強は一切必要ありません。それでも、ちゃんとした英語を聞けるし、話せるし、読めるし、書けるようにもなるものなのです。
日本語と英語の文法の違いをマスターできるように、英文法|勉強せずに英語の文法が身に付く2つの簡単勉強法の記事でその方法を解説しています。


確実に上達する英語勉強法8|英語の文章全体を素早く理解するスキルを得ること

ここで、『英語を読む』という能力も見てみましょう。
今までの英語の勉強法では、「長文読解」というと、おそらく辞書を片手に、分からない単語が出てくるたびに調べてはノートに書きとめ、地道に和訳する作業を繰り返していたのではないでしょうか?
おそらく「長文読解」と聞いただけで、頭が痛くなる人も多いかもしれません。
よって、単語よりも文章を読んで即イメージ化するコツが不可欠なのです。
リーディングの上達法については、TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法の記事内の最後の方で詳しく解説している、オーバーラップという勉強法になります。
脳の中に英語の文章全体を素早く理解できる状態を作っておく必要があります。
たとえ新しい表現に出会ったとしても、文章を予測する能力が身についているのです。ちゃんとしたステップを踏めばそれだけで、能力というかっこいいものではなく、単なる英語掴むコツにすぎないのです。


確実に上達する英語勉強法9|英語で「ものごとを説明する力」をマスター

最後は英語のアウトプット(英語を話す)のスキルです。
英語をしゃべる能力とは、基本的に「ものごとを説明する力」です。
例えば、日本語で「駅って何ですか?」と聞かれたとしましょう。おそらくあなたは「電車が止まるところです」という具合に、自分なりの説明ができるはずです。
どうしてこうした答え方ができるのかというと、それはあなたに日本語の基礎能力、つまり「ものごとを説明する力」が備わっているからです。
ですから、「英語でものごとを説明する力」がなければ、英語をしゃべるとは言えないのです。その能力こそが、英語を話す力となっていきます。日本語を習得したように、英語でも同じ流れでそのコツを知るだけで、簡単に説明力が身に付いていきます。
アウトプットの力を身に付ける勉強法については、是非、英会話|無料サイトで確実に英会話力が伸びる最短学習法の記事を確認して下さい。


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