スピークナチュラルの評価、評判


英会話教材で有名なものと言えば

「聞き流すだけで英語が話せるようになる」

「勉強は必要ない。」

「むしろ、勉強してはいけない。」

と広告している「ス◎ードラー○ング」がありますが、

スピークナチュラルはそれとは全く違うタイプの英会話教材です。


スピークナチュラルは日本語音声を聞いてから英語音声を聞くという順番です。

日本語音声を聞いてそれに対応する英語を考えるという作業ができます。

これは自分の言いたいことを英語で表現するということに対して効果的だと感じました。

また、スピークナチュラルでは発音の学習を大切にしていて、発音だけで1つのセクションがあります。

発音の基本的な考え方から、全ての音の発声の仕方まで細かく学ぶことができます。


正確な発音ができばれカッコ良く、周りから英語の上級者と思われるようになります。

ただし、発音の学習は難しいのであきらめずに学ぶ姿勢が必要です。

同額の教材を買うのであれば発音の学習もできるスピークナチュラルがおすすめだと思います。


スピークナチュラルでは、会話テストや通訳テストの機能があるため実際に英会話を練習してみることができます。

実際の英会話をシュミレーションできる音声が付いています。

私もはじめは「聞き流すだけで英語が話せる」というその甘い誘い文句に乗ってスピードラーニングを購入してしまいました(*_*)

しかし、どれだけ聞き流しても英語が口から出てくることはありませんでした。


スピードラーニングに関しては、通勤中にほぼ毎日30分のリスニングを1年間続けました。

宣伝には1日5分と書いてありますが、私はその6倍の時間でも英語が話せるようにはなりませんでした。

それに対し、スピークナチュラルでは英語は実際の会話を通して身につけるというコンセプトなので、たくさん練習することができます。

私はこのように自分の口から英語を話すというトレーニングによって英語が話せるようになりました。


【対象レベル】初心者~中級者

【期待できる効果】実用的な日常英会話 正しい発音 リスニング力



どうしても英語を話せるようになりたくて、これまでにスピードラーニング、エブリデイイングリッシュと試しては撃沈してきました。

それらに投資した金額は20万円以上、投資した時間は1年以上です。

ですが身につけたものはほとんどありません。

失敗してきた理由は、どれだけ時間をかけても聞き流すだけというスタイルでは英語は話せるようにはならないからです。

このように自分が失敗をして気づいたことは英会話教材には2つのタイプがあるということです。

1つ目のタイプは、「1日5分でOK」や「聞き流すだけ」のように楽を最大のセールスポイントにして英語が話せるようになるかどうかは疑問なもの

2つ目のタイプは、英語が話せるようになるかをセールスポイントとしてちゃんとした学習方法や根拠があるもの

このスピークナチュラルは2つ目のタイプにあてはまるものなので挑戦をしてみようと思いました。

スピークナチュラルは英語が話せるようになるために以下のような特長を持っています。

・聞くことではなく話すことに重点を置いた内容

・7語以下のシンプルイングリッシュ


・文法が不要

・日本語→英語の順でリスニング

・瞬間通訳練習と会話練習というテスト機能

・会話をコントロールするためのフレーズ

・超スローリスニング

・発音の学習

・テレフォンレッスン

これらについて自分が体験してみてどう感じ、どう効果があったかを書いていきます。

話すことに重点を置いた内容スピードラーニングとエブリデイイングリッシュで自分が失敗をした最大の理由は聞くことのみで話す練習ができなかったことです。


聞く技能と話す技能は別なのでやはり英会話を身につけたければ話す練習に重点を置くべきです。


ですので、英会話教材の中で聞くことしか機能のないものは論外と私は言えます。

スピークナチュラルは会話型の教材なので学習をすれば英語が話せるようになる可能性のあるものだと言えます。

また、初心者でも英語が話せるようになるための工夫がされていますのでそれらについても以下に書いていきます。

7語以下のシンプルイングリッシュスピークナチュラルで覚える全ての英文は7語程度の短いものになっています。

これは学習してみて、単純に短いと覚えやすいので初心者にとってやさしいと感じました。

CDを聞いて自分の口で何度か発声してみます。

はじめは無理ですが、しばらくすると短い文章ゆえに口からポッと出てくる感覚があります。

CDを聞いて真似をして声に出す練習をすれば自然と口から出てくるようになります。

なのでこのシンプルイングリッシュという特徴はいいなと思いました。

文法が不要これはシンプルイングリッシュと通じるものなのですが、シンプルゆえに文法も「ほぼ」不要です。

やってみた感想として完全に不要なわけではありません。

なので「ほぼ」不要とさせてもらいました。

全ての英文が7語程度という決まりなので必然的に難しい文法は排除される傾向にあります。

なので現状、文法の知識がない人でも大丈夫だと言えます。

しかし、やはり最低限の文法として疑問文の作り方や否定文の作り方などは理解が必要です。

ですがそれ以上の文法は必要ないのでやっていく最中で理解できないということはないと思います。


また、最低限の文法ははじめのセクションの40フレーズを学習していくうちに自然と身につきました。

スピークナチュラルは初心者が下手に文法を覚えると話そうとするときに頭で考えすぎてしまって話せなくなるため文法をできるだけ排除したそうです。

聞き流すだけで文法は不要というものとは理由が違うので納得です。

日本語→英語の順でリスニングこの特徴はかなりいいなと思いました。

過去に使ってきたスピードラーニングやエブリデイイングリッシュは英語→日本語の順番でCDの音が流れます。



(1)May I help you?
   ↓
(2)いらっしゃませ

このような順でCDの音声を聞きます。

当時はそれが当たり前だと思っていましたが、英会話を覚えるのであれば日本語→英語の順番の方が理にかなっていると思います。

英語→日本語の順で聞いていると思ったことを英語にするという感覚が育ちません。

先に英語を聞いてから日本語を聞くと「あぁ、そういう意味なのね」と納得をして終わりという感じです。

ですが、日本語→英語の順で聞くと、仮に何と言うか英語で分からなくても英語を聞いたときに「そうやって言うのか」という理解になります。

また、日本語を先に聞くと英語で何と言うのかを考える癖がつきます。

私はこれこそ英語が話せるようになった大きな理由だと思います。

世の中の英会話教材はほとんどが英語→日本語の順でCDが作られています。

ですがスピークナチュラルのように日本語→英語で学習をした方が効果があります。

これは「残念な人の英語勉強法/山崎将志著」でも言われていることなので間違いないと思います。

瞬間通訳練習と会話練習というテスト機能スピークナチュラルは会話力をつける目的と確認の目的でテスト機能があります。

瞬間通訳練習と会話練習というものです。

瞬間通訳練習の内容としては、

(1)CDが日本語を読み上げる

(2)その後数秒間空白があくのでその間にそれに対応する英語を読み上げる

(3)最後にCDが正解の英文を読み上げるといものです。

これはとても練習になります。

また完全に一人で練習できるのもいい点です。

はじめは難しいですが、答えが読み上げられるのでやるだけで勉強になります。

むしろ、こればかりをやっても英会話を身につけられるのではないかというくらい私は重宝しています。

英語で何と言うかを考える癖がつきます。

また、それを時間内に考えようとすることで脳が活性化するような感覚もあります。


会話練習の内容としては、

(1)CDが英語で質問をしてくる

(2)その後数秒間空白があくのでその間にその答えとなる英語を話す

(3) 数秒後にあなたが話した英語の正解を話す

(4)次の質問をCDがしてくる

これの繰り返しです。

これに関しては正しい答えを言うための練習ではなくてCDの質問に対してすぐに答えるための練習として使うと効果がありました。

とっさに英語を話す瞬発力を鍛えるものとして使うといいと思います。

また、この練習をしておくことで実際に英会話をするときのシュミレーションにもなります。

これで十分な練習をしてから実際の英会話にトライするといいと思います。

これらのような話す練習をする機能はスピークナチュラルの長所なのでどんどん活用するべきです。


会話をコントロールするためのフレーズ会話をコントロールするためのフレーズとはスピークナチュラルで言うコントロール会話というものです。



簡単に言うと

「もっとゆっくり話してください。」

「聞きとれませんでした。」

「もう一度言ってもらえますか?」

のような理解していないまま会話が進んでていくのを防ぐフレーズです。

英語の初心者はこれらを先に覚えてしまうのも手です。

私は今までコントロール会話があるという発想さえありませんでしたがこれらはかなり使えます。

英会話における切り札のようなものです。

スピークナチュラルでは20パターンのコントロール会話について知ることができるのでこれらは確実に使えるようにしておくべきです。

これらを知っておくと安心して外国人と話すことができるようになります。


超スローリスニング英単語や英語の音を正確に理解する目的で超スローリスニングというものがスピークナチュラルにはあります。

これに関しては私はそこまで魅力は感じませんでした。

CDの音声は、単語1つひとつを区切ってゆっくり話します。

確かにしっかりと音を聞くことができるのですが、私は通常速度でも問題ないと感じました。

もしかしたら自分の知らないところでよい影響があるのかもしれません。

ですが、正直な感想にこだわりたいのでこれについては特にいい評価はしません。



自分の中ではないよりはあった方がましという程度です。


発音の学習スピークナチュラルでは発音の学習までできます。

2つのアプローチで発音を学んでいきます。

1つは先述した超スローリスニングです。

英単語の1つひとつの音を正確に理解することを目的としています。


もう1つは具体的にどうやって口を開けてどのように声を出すかを学ぶものです。


口の開け方や舌の位置まで具体的な指示があります。

これは事実なのですが英会話教材の多くは発音の学習機能がありません。

スピードラーニングに発音の学習は一切ありません。


英会話教材を選ぶのであれば発音の学習ができるものの方がお得感があります。

私はスピードラーニングを1年間使ってきましたが聞き流すだけで身につく発音というのは自分で勝手に身につけた間違った発音です。

そのせいで逆にその癖を抜くのに苦労をしました。

せっかく英会話を学ぶのであれば発音についても知っておくべきです。


変な癖がつく前の初期段階がいいと思います。

テレフォンレッスンスピークナチュラルにはテレフォンレッスンというものが含まれています。

これは電話で学習についてのアドバイスをもらったり、分からないところを聞いたりするものです。

スピークナチュラルを買うとその案内がついてくる

基本的には瞬間通訳練習と会話練習をしてもらうことになります。

女性の方が親切に対応してくれます。

しかし、スピークナチュラルの内容は初心者向けに作られていて十分独学ですすめることができました。

また、瞬間通訳練習も会話練習もCDで十分と私は感じたためこのテレフォンレッスンはほとんど使用しませんでした。


このようにスピークナチュラルは英語が話せるようになるための理論と方法が盛り沢山です。


スピークナチュラルは教材としての効果は間違いないと思います。

あとはあなたが努力できるかです。

英語の勉強に甘い話はないと思います。

「1日5分聞き流すだけ」とかそういう甘い誘い文句にのると私のように失敗をしてしまいます。

大切なのは現実的な内容の教材でちゃんと学習をすることです。

ちゃんと勉強できる人にはスピークナチュラルはおすすめです。

参考文献 「スピークナチュラルの実体験口コミ」

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