独学で失敗しない中国語勉強法


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ご訪問ありがとうございます。
Mayumi 高卒のOLです。
昔は英語劣等生でした。
社会人になって、いろいろありましたが、現在は英語/英会話を活かせるお仕事で、充実した毎日を送っています。
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~継続は力なり~

現在は隣国、中国の重要性を感じ中国語にも取り組んでいます。
(^^♪





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何から始める?プロが伝える【独学で確実に効果が出る中国語勉強法】

中国語を勉強したい!
まずは少しでいいから話せるようになりたい!

でも、何から始めればいいのかわからない! と思っていませんか?
漢字を使うため、日本人にとっては比較的理解しやすいとされている中国語ですが、独学は難しいというイメージがあるのではないでしょうか。とりあえず手をつけてみたけれど、難しくて投げ出してしまったという人もいると思います。

しかし、効率的な勉強法さえしっかり押さえれば、独学でも半年程度で簡単な自己紹介が流暢にできるレベルに到達することは可能です。中国語は、日本とは異なる漢字や複雑な発音、イントネーションによる意味の区別があったりと、日本語とは異なる特徴を持つ言語のため、“勉強法”が重要です。
まずは独学のセオリーを知ることから始めましょう。

1.ゼロから始める中国語学習の流れ

1-1.まずは文字の読み方(ピンイン・声調)から学んでいく
ゼロから中国語を始める場合、以下の流れで勉強するのがおすすめです。

中国語学習の流れ




何より先に発音(文字の読み方)を勉強する理由は、中国語は発音が最も重要な要素だからです。例えば、「ni」という同じ読み方(ピンイン)をする言葉でも、イントネーション(声調)の違いによって意味が全く変わってしまいます。


ピンイン・声調って何?




ピンイン:中国語の漢字の発音をアルファベットで表したものです。
声調:漢字一つひとつに定められている音の高低のことです。中国語には第1声から第4声まで4種類あるため、「四声(しせい)」と呼ばれます。

ピンインが同じでも、声調が異なると全く違う意味を表します。





例えば、「ni」を第3声(nǐ)で発音すると「あなた」という意味ですが、第2声(ní)では「泥」という意味になってしまいます。

※Google翻訳を使うと単語の実際の発音を聞けます。

※台湾では、ピンインではなく「注音記号」という別の表記方法が主に使われています。

日本語でもアクセントの違いによって意味が変わる言葉がありますが(「箸」と「橋」など)、発音を間違えたとしても、文脈である程度理解できます。しかし、中国語は声調による意味の区別がほぼ全ての単語にあり、発音を間違えると全く通じないことがよくあります。

簡体字や単語を先に勉強して中途半端に読み方を覚えると、リスニングやスピーキングが困難になってしまいます。そのため、最初に発音を勉強するのが最も合理的なのです。

1-2.簡体字・単語
次に、簡体字と単語です。「発音は難しくても、文字は漢字だから簡単でしょ?」と思うかもしれません。これは半分正解と言えますが、主に中国大陸で使用する漢字の「簡体字」には、日本の漢字と大きく形が異なるものが数多くあります。また、同じ文字でも日本語の意味と全く異なる単語もあります。そのため、簡体字や単語も地道に覚えていく必要があるのです。


簡体字ってどんな文字?




複雑な漢字を簡略化したもので、主に中国大陸で使われています。日本の漢字と似たものもあれば、元の字が全く見当がつかないようなものもあります。



まずは発音(ピンインと声調)を頭に入れてから、簡体字と単語を覚えて音と文字を一致させていきましょう。

1-3.リスニング→文法・会話
発音をしっかり身につけ、簡体字をある程度覚えたら、簡単な会話文や文章を聞いたり読んだりしましょう。序盤の文法項目は単独で勉強するのではなく、短文や会話文を読んだり聞いたりしながら自然に頭に入れていきます。つまり、リスニングと簡単な文法項目の勉強を同時進行するイメージです。

とはいえ、最初は極端に文法項目を気にする必要はありません。

例えば、「我喜欢看电影。/私は映画を見るのが好き」という文を見たら、

アドクイックタグ用
“我(私は)+喜欢(好き)+看(見る)+电影(映画)”という語順で構成されているのか

ということを理解できれば序盤はOKです。複雑な文法項目はその後に固めていきましょう。

「とりあえず簡単な自己紹介くらいはできるようになりたい!」という場合は、まずは目標を中国語検定(中検)4級レベルとしてください。次の章では、中検4級を目指す効果的な学習手順を解説していきます。

2.初歩レベルでの効果的な学習手順

この章では、まずは中検4級レベルを目指すための効果的な学習手順を解説します。

1章でも触れたように、中国語学習の初歩は「最初に発音、そのあとに文字や文法」という流れで進めていくことをおすすめします。

語学には「読む・書く・聞く・話す」の4技能がありますが、中国語の場合は「聞く・話す・読む」をまとめて勉強し、その後「書く」というステップで勉強していくとよいでしょう。

金子先生の解説に基づいて、具体的な学習方法を紹介していきます。

中検4級はどれくらいのレベル?

中検を主催している日本中国語検定協会は、4級のレベルを「大学の第二外国語で1年間履修した程度」としています。単語量の目安は500~1,000語程度です。定型的な会話や、簡単な自己紹介もできるでしょう。

※3級以上のレベル目安については、以下の記事の2章を参照してください。



2-1.「聞く・話す・読む」勉強法
「聞く・話す・読む」は同時にやってしまうのが効率的かつ効果的です。まずは音源付きのメインテキストを一冊だけ用意してください。この時点では単語帳などはまだ使いません。

テキスト例

中国語会話301(語文研究社)
著:康玉華、来思平

テキストは基本的に、「単母音・複母音・子音・鼻母音」の発音を練習するパートが最初にあると思います。まずは最初の5日程度で短母音~鼻母音を集中的に繰り返し練習してください。

発音定着のためのおすすめ勉強法




音源を一度流して、ピンインを読みながら音を聞きましょう。頭の中で音とピンインを一致させます。
ピンインを見ながら、音源を復唱する練習を10回繰り返します。発音を口で覚える練習です。
さらに、CD音源とほぼ同時に発音する「シャドーイング」を10回繰り返します。
最後は音源なしでピンインを自分で読む練習を10回繰り返します。
この方法で同じ文章(文字)の発音を30回繰り返すことで、正確な発音が定着していきます。「発音が難しいな」と感じたものには印を付けておき、特に意識しながら聞いてください。


上のイメージ画像では「你好!」を繰り返していますが、慣れてきたら一文ずつ練習してもOKです。
テキストはその後、会話を中心とした本文がパート1、パート2、パート3……と続くと思います。各パートの本文も同じ手順で「聞く・話す・読む」練習をしましょう。

2-2.「書く」勉強法
適当な紙を用意して、テキストを見ながら本文を書き写してください。1パートにつき最低でも5回書き、簡体字を正しく覚えていきましょう。慣れてきたら听写(ディクテーション)をしてください。


听写(ディクテーション)とは

中国語の音声を聞いて、その内容の通りに全て書き起こす勉強法です。耳と手でピンインを覚えるので、非常に効率的かつ高い学習効果が見込めます。

次に、本文に出てきた単語を抜き出して単語練習をしていきます。単語用のノートを一冊用意して、[単語・ピンイン・意味・例文]をまとめましょう。このとき、単語の読み方をカタカナで書くことはやめてください。正確な発音が身に付かなくなってしまいます。

単語練習

単語をまとめたノートはそれ自体を単語帳として使えます。ページ数が多く持ち運びしやすいノートを用意するといいでしょう。やや値が張りますが、モレスキンのノートがおすすめです。

Amazon | モレスキン ノート クラシック ハード 方眼 ラージ QP061 黒
この手順でテキストの内容をしっかり頭に入れれば、4級は難しくないでしょう。1日1時間勉強するとして数か月で合格を目指せるはずです。

3.レベル別 中国語の勉強法

3章では、目標レベルごとの勉強法を解説していきます。

3-1.初歩の人が初級(中検4級→中検3級レベル)を目指す勉強法
中検4級レベルの人が3級レベルに到達するまでの勉強法です。

3級まではこれまでと同様、メインテキストをベースにした勉強法が有効です。少しレベルアップしたテキストを新たに買い、2章で紹介したように「聞く・話す・読む→書く」の流れで勉強していきます。試験前には過去問を使って模擬試験をやってみるとよいでしょう。

読解学習の補助教材として、以下のような文集などを取り入れてもいいでしょう。



音読で学ぶ 中国語名文塾(アスク出版)
著:上野惠司

未経験から始めた場合の合格に要する学習時間は、200~300時間程度とされています。独学の場合は、1日1時間勉強するとして半年~1年程度を見込んでおきましょう。

※過去問と解答は中検公式サイトでダウンロードできます(筆記パートのみ)。
日本中国語検定協会 試験問題・解答
金子先生金子先生
この時点で市販の単語帳はまだ使いません。メインテキストに出てくる単語を全て、確実に覚えてください。

単語帳はいつ使う?

単語帳で語彙を増やすのは2級を受験する段階で大丈夫です。中検4級~3級では必要な単語量はそれほど多くないため、メインテキストに出る単語を全て覚えればカバーできます。語彙を増やすことも大事ですが、この段階ではピンイン・声調や簡体字を正しく覚えることを優先すべきです。

メインテキストでの単語の勉強方法は2-2を参考にしてください。

3-2.初級の人が中級(中検3級→中検2級レベル)を目指す勉強法
中検3級レベルの人が2級レベルに到達するまでの勉強法です。

2級からは問題のレベルがぐっと上がります。これまでのテキストベースの勉強に加え、NHKラジオ講座を聞いたり、中国の新聞記事(ウェブニュースでも可)を読んだりしてレベルアップを図る必要があります。

合格に要する学習時間は人によって大きく異なります。日常的に勉強している場合でも、少なくとも1年半~2年弱を見込んでおきましょう。

おすすめウェブサイト
NHKラジオ「ステップアップ中国語」(放送済みの番組が配信されています)

人民网(中国・人民日報のニュースサイト)

単語帳の例
キクタン中国語【中級編】中検2級レベル

3-3.中級の人が上級(中検2級→中検準1級レベル)を目指す勉強法
中検2級レベルの人が準1級レベルに到達するまでの勉強法です。

リスニングパート
準1級受験レベルでは中国語に触れる量が合格を左右します。これまでの学習に加えてPodcastで中国語のエッセイを聞いたりするなど、様々な分野の中国語を聞いてください。


筆記パート
慣用句やオノマトペ(擬音語など)が頻出します。中国人なら誰もが知っている表現ですが、中国語学習者は意外と触れる機会がありません。中国の小中学生向けの教科書を入手して吸収していくのが効率的です。

成語などの幅広い知識が問われるほか、会話・スピーチ試験も導入されているため、合格にはかなりの時間を要します。一概に言えませんが、最低でも3年程度は必要でしょう。



4.中国語を効果的に勉強するメソッド


語学プレーヤー
NHK出版が提供している音声プレイヤーです。倍速や指定区間リピートなどの機能があり、語学学習に最適です。アプリ自体は無料で、専用の学習用音声が有料で販売されています。外部の音源を取り込んで再生することも可能です。

語学プレーヤー〈NHK出版〉(Apple Store)

LearnChinese
中国政府の教育部などが監修している中国語学習アプリです。シチュエーションごとの単語や会話文、中国古典、成語などを音声付きで学べます。日本語にも対応しており、無料で利用できます。

LearnChinese(Google Play)


5.やってはいけない中国語勉強法

語学学習では、効果的な勉強方法もあれば、あまり効果的でない方法もあります。この章で紹介するのは、真似をしない方がいい非効率な勉強方法です。

5-1.初級レベルで単語帳を買うこと
2章・3章でも触れていますが、初心者のうちに市販の単語帳を買うことはおすすめしません。

中検3級レベルまでは、テキスト本文や過去問に出てくる単語を完璧に覚えればひとまず十分です。初級レベルで複数のテキストや補助教材に手を出しても、あまり効率的な勉強ができません。日本語学習で例えると、50音を覚える段階でことわざ集を買って勉強する人はいないはずです。

初歩段階では2-2で紹介したように、テキストに出てくる単語を抜き出してノートにまとめ、自分用の単語練習帳を作って覚えるのがおすすめです。


5-2.単純な聞き流し勉強法
リスニングは効果的かつ重要な勉強法ですが、単純な聞き流しはいけません。無意識に聞き流すだけでは、たとえ音声が日本語だったとしても内容が全く頭に残りません。勉強した気になっても身になっていない非効率な例です。音源は必ずピンインや意味を思い浮かべ、発音をリピートしたりシャドーイングしたりと、音を頭に残すことを意識して聞いてください。

音源を用いた勉強は、2-1で紹介した方法を参考にしてください。


6.独学以外の方法

オンラインレッスンを利用する

中国語スクールに通う


7.まとめ
この記事の内容をまとめます。

■中国語は「発音→簡体字/単語→リスニング→文法項目」の順に学ぶ

中国語学習の流れ中国語で最も重要な「発音」から慣れていくのが最も合理的でおすすめです。

■「聞く・話す・読む」はまとめて練習し、その後に「書く」
序盤の文法項目は、短文や会話文を読んだり聞いたりしながら自然に頭に入れていくイメージです。書く練習はディクテーションがおすすめです。
■補助的に映画やアプリで中国語に触れるのも効果的⇒4章
通学・通勤などの空き時間に中国ドラマなどで活きた言葉に触れるのも効果的です。

語学は継続が重要です。やればやった分だけ伸びます。まずはメインテキストを一冊用意して、今すぐ中国語に取り組んでみてください。大家一起加油!




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