
あの習近平がプライドより優先せざるを得ない…中国経済を一撃で停止させる「アキレス腱」の正体
4/5(日) 7:15配信
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プレジデントオンライン

なぜ脱炭素がなかなか進まないのか。スタディサプリ講師の村山秀太郎さんは「世界最大の石炭消費国は中国だ。習近平政権は、2060年にCO2
排出量の実質ゼロを目指すと宣言しながら、石炭火力発電所の新設をどんどん進めている」という――。 ※本稿は、村山秀太郎監修『2時間 de 資源史』(秀和システム新社)の一部を再編集したものです。

■石炭の時代は終わったはずが…
20世紀に入ると、主役の座は新たなエネルギー源「石油」へと移っていきます。石炭は、公害の象徴、古い産業の遺物と見なされるようになり、特に21世紀に入ってからは地球温暖化の最大の元凶として、世界的な「脱炭素」の流れの中で、真っ先に排除されるべき存在とされてきました。
「石炭の時代は終わった」。誰もがそう信じていました。ヨーロッパ諸国は次々と炭鉱を閉鎖し、石炭火力発電所を廃止する計画を立てました。
しかし、現実はどうでしょうか。2020年代に入り、私たちは驚くべき光景を目の当たりにしています。石炭の消費量は過去最高レベルで高止まりし、その価格は地政学的な動乱のたびに激しく高騰する。そして、その「黒い石」をめぐって、国家間の熾烈な争奪戦や、むき出しの戦略が展開されています。
なぜ「終わったはずの燃料」が、今ふたたび世界の地政学の最前線に躍り出ているのでしょうか。本稿では「脱炭素」という理想と「エネルギー安全保障」という現実が激突する、現代の石炭をめぐる地政学的な争いを読み解いていきます。
■世界最大の生産国であり消費国でもある
19世紀の「世界の工場」がイギリスであったなら、20世紀末から21世紀にかけて、その称号を引き継いだのは間違いなく中国です。
1970年代末の改革開放以降、中国は「世界の工場」として凄まじい経済成長を遂げました。その成長の原動力、電力の源は、一貫して「石炭」でした。中国は、世界最大の石炭生産国であり、同時に世界最大の石炭消費国です。その消費量は、世界の石炭消費量全体の約半分(!)を占めるほど突出しています。
この「石炭依存」こそが、現代中国の最大の強みであり、同時に最大のアキレス腱、すなわち「ジレンマ」となっています。

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即使是习近平也别无选择,只能将此置于个人尊严之上……这才是可能导致中国经济彻底停滞的“阿喀琉斯之踵”的真正本质。
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总统在线
*图片仅供参考 - 图片来自 iStock.com/Andrzej Rostek
为什么脱碳进程进展缓慢?学习辅导讲师村山秀太郎表示:“中国是世界上最大的煤炭消费国。
尽管习近平政府已宣布到2060年实现二氧化碳净零排放的目标,但中国仍在快速推进新建燃煤电厂。
” *本文节选自村山秀太郎监修的《两小时资源史》(修和系统新社)。
[见图] 中国的能源政策
■煤炭时代本应已经结束……20世纪,能源主导地位转移到了新的能源——石油。
煤炭被视为污染的象征和旧行业的遗物,尤其是在21世纪,它被认为是全球变暖的最大罪魁祸首,也是全球“脱碳”趋势中首先要淘汰的东西。
“煤炭时代已经结束了。
”人人都这么认为。欧洲各国纷纷关闭煤矿,并计划淘汰燃煤电厂。
但现实究竟如何?在2020年代,我们目睹了一幅令人震惊的景象:煤炭消费量居高不下,价格随着每一次地缘政治动荡而飙升。
这种“黑石头”成为各国激烈竞争和公然战略博弈的对象。
为什么这种“本应过时的燃料”再次成为全球地缘政治的焦点?
本文将探讨围绕煤炭的现代地缘政治博弈,以及“脱碳”理想与“能源安全”现实之间的冲突。
■世界最大的煤炭生产国和消费国 如果说19世纪的英国是“世界工厂”,那么从20世纪末到21世纪,中国无疑继承了这一称号。
自20世纪70年代末改革开放以来,中国作为“世界工厂”取得了巨大的经济增长。
中国经济增长的驱动力,其电力来源,始终是“煤炭”。
中国是世界上最大的煤炭生产国,同时也是世界上最大的煤炭消费国。
其煤炭消费量惊人,约占世界煤炭总消费量的一半!这种“对煤炭的依赖”既是现代中国最大的优势,也是其最大的软肋,或者说是“困境”。
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■中国の経済成長を支えるエネルギー源
①経済成長という「生命線」
中国共産党が統治の正統性をどこに置いているか。それは「経済成長」です。国民を豊かにし、生活を向上させ続けることこそが、一党支配体制を支える最大の柱です。そして、その経済成長を支える安価で安定した電力の供給源が、国内に潤沢に存在する石炭なのです。
もし石炭火力を止めれば、電力不足で工場は止まり、経済成長は鈍化し、社会不安が増大する。これは、体制の安定を何よりも優先する中国共産党にとって、絶対に避けなければならないシナリオです。
②環境問題という「国内の時限爆弾」
しかし、石炭への過度な依存は、深刻な副作用をもたらしました。その最たるものが「大気汚染」です。2010年代、北京や上海などの大都市は、PM2.5(微小粒子状物質)を含む濃密なスモッグに頻繁に覆われ、健康被害が社会問題化しました。
空が灰色に淀み、人々がマスクなしでは外出できない日々は、国民の不満を増大させました。この国内世論の高まりは、政府にとって「経済成長の鈍化」と同じくらい危険なシグナルでした。
■脱石炭を宣言する一方、石炭火力を新設
③「CO2
排出国」という国際的圧力さらに、中国は石炭を燃やし続けた結果、世界最大の二酸化炭素(CO2
)排出国となりました。地球温暖化対策の国際的な枠組み(パリ協定など)において、中国は常に厳しい視線を浴びることになります。国内の環境汚染対策と、国際社会でのメンツ。この二重の圧力から、中国政府はついに重い腰を上げます。2020年、習近平国家主席は国連総会で、中国が「2030年までにCO2
排出量をピークアウトさせ、2060年までにカーボンニュートラルを実現する」と宣言しました(「30・60目標」)。 ④矛盾するエネルギー政策
この宣言を受け、世界は「ついに中国も本格的な脱石炭に舵を切るか」と期待しました。しかし、その後の中国の動きは、一見すると矛盾しています。
まず、中国は太陽光パネルや風力発電といった再生可能エネルギーの分野で、世界最大規模の投資と設置を進めています。そのスピードは驚異的です。
しかし、それと同時に、中国は国内で「石炭火力発電所」の新設を世界で最も多く進めている国でもあるのです。
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■支撑中国经济增长的能源来源
①经济增长是“生命线” 中国共产党将统治的合法性建立在哪里?答案是“经济增长”。
改善人民生活、不断提高人民生活水平是支撑其一党专政的最大支柱。而支撑经济增长的廉价稳定的电力来源是国内储量丰富的煤炭。如果燃煤电厂关闭,工厂将因电力短缺而停工,经济增长将会放缓,社会动荡将会加剧。
这是将政权稳定置于一切之上的中国共产党必须竭力避免的局面。
②环境问题如同“国内定时炸弹” 然而,过度依赖煤炭也带来了严重的副作用。其中最突出的就是“空气污染”。
在2010年代,北京、上海等主要城市经常被含有PM2.5(细颗粒物)的浓雾笼罩,健康问题成为一个社会问题。
天空阴沉,人们出门必须戴口罩,这加剧了公众的不满。国内舆论的这种高涨,对政府而言,其危险性不亚于“经济增长放缓”。
■一方面宣布逐步淘汰煤炭,另一方面却在建设新的燃煤电厂。
③作为“二氧化碳排放国”的国际压力。此外,由于持续燃烧煤炭,中国已成为世界上最大的二氧化碳排放国。
在应对全球变暖的国际框架(例如《巴黎协定》)中,中国始终受到密切关注。国内环境污染控制和维护在国际社会的面子都面临着双重压力。
面对这种双重压力,中国政府最终采取了行动。
2020年,习近平主席在联合国大会上宣布,中国将在2030年前实现二氧化碳排放达峰,2060年前实现碳中和(“30/60目标”)。
④自相矛盾的能源政策。在这一声明之后,世界各国都希望“中国终于下定决心认真告别煤炭”。
然而,中国随后的行动乍看之下似乎自相矛盾。
一方面,中国在太阳能和风能等可再生能源领域进行着全球规模最大的投资和建设,其速度令人惊叹。
但与此同时,中国也是全球新建燃煤电厂最多的国家。
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■不安定な再エネに依存するのは危ない
脱炭素を宣言しながら、なぜ石炭を増やすのか? これこそが、中国のジレンマと、彼らなりの「答え」を示しています。
中国の戦略は、「古いエネルギー(石炭)を捨ててから新しいエネルギー(再エネ)を導入する」のではなく、「まず新しいエネルギーを全力で確保し、それが古いエネルギーの分を完全に代替できる見通しが立って初めて、古いエネルギーを徐々に減らす」というものです。
なぜなら、彼らにとって再エネは「天候次第」で不安定であり、経済の生命線である電力を「不安定」なものに委ねるリスクは取れないからです。安定供給の「土台」として、石炭火力は絶対に手放せないのです。
■「石炭の禁輸」で自分の首を絞めた
この中国の石炭への渇望が、2021年に裏目に出たことがあります。当時、中国は政治的対立から、オーストラリアからの石炭輸入を事実上禁止する「報復措置」を取りました。
最大の輸入先を失った中国は、以前からの電力需要の急増と、国内炭鉱での増産トラブルが重なり、深刻な電力不足に陥りました。全国の工場で計画停電が相次ぎ、一部の都市では信号まで消える事態となったのです。
結局、中国政府はプライドを捨て、この非公式な禁輸措置をひっそりと解除せざるを得ませんでした。自国の経済の「アキレス腱」が石炭であることを、自ら世界に露呈してしまった瞬間でした。
村山 秀太郎(むらやま・ひでたろう)
スタディサプリ講師、世界史塾バロンドール主宰
早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程修了。予備校で教鞭をとりながら百余国を歴訪し、昨今の国際情勢にも精通している。主な著書・監修に『これ1冊!世界各国史』(アーク出版)、『東大の世界史ワークブック』(かんき出版)、『地政学で読みとく「これからの世界」』(世界文化社)、『イッキにわかる!国際情勢』(二見書房)、『絵本のようにめくる世界遺産の物語』(昭文社)などがある。
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■依赖不稳定的可再生能源很危险 为何在宣称脱碳的同时却增加煤炭使用?
这是中国面临的困境以及他们自己的“答案”。
中国的策略并非“淘汰旧能源(煤炭)后再引入新能源(可再生能源)”,而是“先全力保障新能源,只有在新能源有望完全替代旧能源的情况下,才逐步减少旧能源的使用”。
这是因为,在他们看来,可再生能源不稳定且“受天气影响”,他们不能冒着将经济命脉——电力——托付给“不稳定”能源的风险。
燃煤发电作为稳定供应的“基础”,是绝对不可或缺的。
■“煤炭禁运”扼杀了自身的伤口 中国对煤炭的渴求在2021年适得其反。
当时,由于政治冲突,中国采取了“报复性措施”,实际上禁止了从澳大利亚进口煤炭。由于失去了最大的进口来源,中国原本就面临电力需求激增的问题,再加上国内煤矿生产困难,导致电力严重短缺。
全国各地的工厂纷纷实行计划性停电,一些城市甚至连交通信号灯都熄灭了。
最终,中国政府别无选择,只能放下身段,悄悄解除了非正式的煤炭禁运。
这一刻,中国向世界暴露了煤炭是其经济的“阿喀琉斯之踵”。
---------- 村山秀太郎,学习辅导讲师,金球奖世界历史学院创始人,早稻田大学研究生院社会科学硕士。
曾在补习班任教,到访过100多个国家,精通国际时事。
他的主要著作和监制作品包括《一本世界史!》(Ark出版社)、《东京大学世界史练习册》(勘奇出版社)、《通过地缘政治理解“未来世界”》(世界文化出版社)、《快速了解国际事务》(二见书房)以及《世界遗产绘本故事集》(书文社)。