高卒OLの英語リスニング・スピーキング対策~知るべき英文法はこれだけ!(2)


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5. 英語の副詞|「副詞」と「副詞句」
英語の「副詞」とは「名詞以外の語句」を「修飾」する語句である。「名詞以外の語句」とは、「動詞」「形容詞」「他の副詞」に加え「文全体」も含まれる。

5.1. 名詞以外を修飾する「副詞」
「動詞」「形容詞」「他の副詞」「文全体」を修飾する「副詞」の例文は以下の通りだ。

4種類の副詞
英語の副詞は、その意味から「様態」「場所」「時」「頻度」「程度」の5種類に分けられる。しかし、この分類はそれほど重要ではない。

5.2. 副詞の「位置」
副詞の位置は、文のリズムや微妙なニュアンスによって変わるので、厳密なルールはないと言っていい。しかし「頻度」と「程度」を表す副詞については下記のようなルールがある。

副詞の種類 副詞の位置のルール
動作がどのくらいの頻度で行なわれるか (「頻度」を表す副詞) (always, often, usually, etc.) ・動詞が一般動詞1つの場合は動詞の前 ・動詞がbe動詞1つの場合は動詞の後 ・動詞が2つ以上の場合は1つ目の動詞の後 ・文頭や文末に置くこともある
動作がどの程度行なわれるか (「程度」を表す副詞) (almost, probably, definitely, etc.) ・動詞が一般動詞1つの場合は動詞の前 ・動詞がbe動詞1つの場合は動詞の後 ・動詞が2つ以上の場合は1つ目の動詞の後 ・文末に置くこともある
5.3. 前置詞で始まる「副詞句」
「副詞句」とは、複数の単語を組み合わせて一つの副詞の働き(名詞以外を修飾)をする「句」である。下記の例文の太字の部分が副詞句である。


I usually go to the library after school.
(私は通常、放課後に図書館にいく。)


「to the library」(図書館に)と「after school」(放課後に)は両方とも、動詞「go」を修飾している「副詞句」である。

5.4. 「副詞」と「形容詞」の違い
「副詞」と「形容詞」の見分け方は難しくない。既に説明したが、形容詞は「名詞」を修飾し、副詞は「名詞以外」を修飾する。

例えば、下記の一つ目の例文の「perfect」は名詞の「English」を修飾しているので「形容詞」であり、「perfect English」で「完璧な英語」という意味になる。一方で、二つ目の例文の「perfectly」は動詞「speaks」を修飾しているので「副詞」であり、「speaks perfectly」で「完璧に話す」という意味になる。

形容詞と副詞の違い
なお、「副詞」についての詳細は「英語【副詞】基礎から徹底解説※中学で習う全副詞一覧付!」を参考にしてほしい。

また、「副詞の位置」についての詳細は「英語【副詞の位置】※話すための英文法|基本から徹底解説!」を参考にしてほしい。

6. 英語の否定文|「be動詞」と「一般動詞」の場合
「否定文」とは、もの・ことを否定するとき文だ。英語は「not」を入れて否定文を作るが、動詞が「be動詞」の場合と「一般動詞」の場合で、「not」の入れ方が異なる。

6.1.「be動詞」の否定文
「be動詞」が使われている「ふつうの文」(平叙文)を「否定文」にするには、「be動詞」のあとに「not」を入れればよい。

英語の否定文
英語の否定文2
6.2.「一般動詞」の否定文
「一般動詞」が使われている「ふつうの文」(平叙文)を「否定文」にするには、「do not = don’t」もしくは「does not = doesn’t」を動詞の前に置けばよい。

主語が「三人称単数以外」の場合は、動詞の前に「do not = don’t」を置く。

英語の否定文3
主語が「三人称単数」の場合は、動詞の前に「does not = doesn’t」を置く。そして、「ふつうの文」(平叙文)の動詞に付いていた「s」を取る。

英語の否定文4
7. 英語の疑問文|「be動詞」と「一般動詞」の場合と「疑問詞」
「疑問文」とは何かを質問するときの文だ。英語は語順を変えて疑問文を作る。ここでは、動詞が「be動詞」の場合と「一般動詞」の場合の疑問文の作り方、そして「疑問詞」(「what」など)を使った疑問文の作り方を説明する。

7.1.「be動詞」の疑問文
「be動詞」が使われている「ふつうの文」(平叙文)を「疑問文」にするには、その「be動詞」を一番前に持ってくればよい。

be動詞現在形の疑問文
上記は、be動詞が「are」の例文だが、「am」や「is」の場合も同様である。

be動詞の疑問文は「Yes」か「No」で答える。

疑問文 答え方
Are you busy?
(あなたは忙しいですか?) Yes, I am.
No, I’m not.
ちなみに、「Yes」か「No」で答えられる疑問文は、文の最後を上がり調子(⤴︎)

Do you work hard?
Yes, I do.
No, I don’t.

Does he speak English?
Yes, he does.
No, he doesn’t.


○ He can play baseball.
✖️ He can should play baseball.
(彼は野球ができる。)


助動詞のあとには「動詞の原形」が続く

○ He can play baseball.
✖️ He can plays baseball.
(彼は野球ができる。)


助動詞には三人称単数の「s」はつけない

○ He can play baseball.
✖️ He cans play baseball.
(彼は野球ができる。)


助動詞の「否定形」は直後に「not」をつける

○ He cannot[can’t]play baseball.
✖️ He doesn’t can play baseball.
(彼は野球ができない。)


助動詞を使った「疑問文」は助動詞を文頭に置く

○ Can he play baseball?
✖️ Does he can play baseball?
(彼は野球ができるか?)





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