英会話人がスタートからやっていた4つの原則Part1

正確な発音練習


出典「DMM英会話」さま





「今年こそは英会話を頑張るぞ!」と思っても・・・・・・・

でも、なかなか続かないものなんですよね…

希望者  1000人
実践者 100人
達成者 10人
なんて言ったりもしますが
そのくらい、実践→継続→そして達成するって簡単なことではないんだと思います。

僕自身、忘れもしない新年の抱負が「英会話を頑張る」だったんです。

そして、ほぼそこから4年が経ち、今僕はここにいます。

あの時思い描いた自分にはまだまだ程遠いけれど、英語を使い、日々を暮らすようになりました。
英会話を活かした、イカシタお仕事もたくさんするようになりました。

悔しい思い、情けない思い、恥ずかしい思いをたくさんして、そして日々上がり下がりを繰り返すモチベーションと向き合いながらここまでやってきました。

そんな僕が英語の学習を通してこれは最初のうちからやっておいてよかった、
と思える3つのことを今日はまとめておきたいと思います。

逆に言うとこれを最初から知っておかないと、英会話勉強法がうまく機能せず、思ったように上達できず、その結果諦めてしまう、ということもあるかもしれません。

そうなってしまわないように、確かな情報を持って走り出してほしいと思います。

1、発音

英会話の発音って学校でちゃんと教えてもらいましたっけ?

っていうかそもそも僕らが教わった先生ってちゃんと発音できてましたっけ?

僕にとっての「学校」体験はかなり前のことなのでもう記憶もうっすらなのですが、少なくとも僕は「th」の正しい発音、「R」と「L」の明確な違い、全ての母音の微妙な違い、などを教わった記憶がありません。

はっきり言えるのは、言葉というのが音が先です。
面白いTEDトークがあって、僕の大好きなTEDトークの一つなんですがこのトークによると「人類の歴史を24時間とすると書く、という行為は午後の11時7分、つまりもうほぼ終わりかけ、と言えるほどに遅くに生まれたものだ」と言っています。


これは、つまりどういうことかと言うと、
人間はずっと長い間、文字よりも、音を頼りに生きてきた、ということ。

そして僕たちもその起源の延長上にいる以上、その「音」の能力は引き継いでいるはずなんです。

でも、学校で正しい音を教えてもらうことなく読まされたり、間違ったまま音を理解していたり、することで英語というものを正しく理解できていないまま、「英語ができない、英語は苦手」
という意識に苛まれてきました。

文字よりも先に、音がくる。

これは非常に大事なポイントで、
正しい英会話勉強法では一番初めに勉強すべきことは、「発音」です。

音が全ての土台なんです。

ここを軽視する傾向が日本人に強いのは
やはり学校での教育、耳に頼らない文字偏重の教育の結果の一つだと思います。

読めはするけど、聞けない。

という意識の人が多く、また実際にそうなのだと思います。

読むときは頭の中で独自の音に変換して、意味も変換して読めるので音が間違っていても自分の頭のだけでは意味は取れるかもしれません。

でも、それが音として発せられた時、頭の中の情報と結びつかないので聞いてもわからない、ということが起こります。

極端な話

"favorite" という単語をスペルを覚えるために「ファヴォリッテ」
"Wednesday" という単語を「ウェドネズデイ」

と覚えるのは、聞く、そしてまた話す、という次元においてはなんの意味も持ちません。

最初の頃は英会話を「勉強」することは非常に大事です。

英語は慣れだよ、とアドバイスする人がいます。
「習うより慣れろ」という教訓を引き合いに出す人もいます。

が、違います。

慣れる前の下準備をせずに慣れようとしても、慣れられないのです。
慣れる、には基礎がいります。

「習うより慣れろ」ではなく

「習いながら慣れろ」なんです。

慣れる事と同じくらい、基礎が大事。

その一番初めにくるのが「発音」なのです。

事実、英会話が高いレベルでできる人に共通しているのは「発音」が綺麗、ということなんです。

これはつまり、口と耳で英語という言語を正しく認識している証拠。

逆に言うと、ここを疎かにしていては、英語という言語はなかなか身につかないはずです。

英会話勉強では発音の基礎を学ぶことから始めましょう。

頭の中にあるカタカナに置き換えてきた「英語もどき」の音を本当の英語の音にアップデートしていくんです。





発音の学び方
1、アルファベットの勉強
この英会話勉強にはフォニックスが一番いいと思います。

フォニックスは本なんかもありますが、Youtube上にたくさん素材があります。
ネイティブの子供のためにもともと作られたものなので、わかりやすいものが多いです。



フォニックスはこれで全部なので、個人的にはわざわざ本を買わなくてもいいかなあとは思います。


基礎の基礎、アルファベットがどういう音か、わかればまずはオッケーです。

2、母音、子音
ここが一番大事なところです。

ここを、しっかりやるかやらないか、でこの先が大きく変わってきます。
間違いないです。

分かれ目です。

ここを適当にやってしまうと、
その先よほど修正してくれる有能な指導者か熱心な友達に出会わない限り、あなたの英語はずっと「なんか違う」ものになってしまいます。

僕も経験したのですが、母音の「i」または冠詞の「the」、子音のRとL

この辺をだいたい、で通りすぎたので、「通じはするけど、なんか違う」まましばらく進んでいました。

ネイティブの人なんかも、他人の発音なんかよほど物好きでない限り直したりはしないので、僕自身「まあだいたいあってるだろう」
とタカをくくってた部分もありました。

でも、改めて発音をしっかりやってみようと、ネイティブ、バイリンガルの講師や知人などにコレクトを頼むと、まあ出るわ出るわ、間違い勘違いの数々。

それもこれも、この初歩の初歩の時にちゃんとやりきれなかったからかなあ、と反省している部分もあります。



母音と、子音は全て大事な要素です。

これは知ってるから飛ばそう、なんてズルしようとするとあとあと後悔することになるかもしれません。

しっかり正しい音、そして正しい出し方を身につけてほしいと思います。

英語で "second nature" という表現があって、何も考えなくてもできるスキルの事です。

発音はそこまで落とし込まないとものにはなりません。

ちょっとめんどくさく感じてしまうかもしれませんが、
しっかり、発音がいいことの恩恵を理解して高いモチベーションで学んでほしいなと思います。

恩恵その1 かっこいい
まずはシンプルにこれにつきます。
理由はあげるまでもないでしょう、本物に音が近いからです。
そしてしっかり学んだ人にしか出せないからです。

恩恵その2 自分が話しやすい
発音がいい、というのはつまり発音が正しいということ。
それはつまりフォームとして正しいということなので、何が楽かって自分が楽なんです。

恩恵その3 聞き取りに大きな影響
自分が正しい音を発せられる、ということは相手の発する音が自分の感覚として理解できるということ。
この恩恵は大きいです。

恩恵その4 学習にブースト効果
この後に出てくるんですが英語を読む時、に非常に影響します。
発音が正しくない状態で自分が英語を読むと、耳に入ってくるのは正しくない音です。
でも発音が正しければ読めば読むほど正しい音が耳に入ります。
その相乗効果で発音の正しい人はどんどん差をつけて伸びていくのです。

そして、ここまでで実は安心できないのが英会話の発音なんです。


【アクセント→文章→イントネーション&リズム】

この工程が残っているんです。

単語が正しく言えるのと文章が自然に聞こえるのは少し違うんです。
カレーライスでいうと、食材を正しく各々切れるのと、カレー全体を美味しく作れるのは別のスキル、というのに近いかもしれません。




まゆみの英会話上達法Top Page

トップページ へ