石原先生の英語お悩み解決part4


石原真弓先生

「石原真弓先生の英会話質問箱」より。

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(Q16)I thought here is the shopping mall.は合っていますか?

「私はここがショッピングモールだと思った」など、「〜と思った」と言いたいのですが、I thought here is the shopping mall.で合っていますか? 

I thoughtをこの文で使っても大丈夫でしょうか?

(海外 KAさん)




I thought the shopping mall was here.が正しいです。

「私はここがショッピングモールだと思った」は、I thought the shopping mall was here.と表します。

この文は、2つの部分からできています。

1つは、I thought(私は思った)で、もう1つは、思った内容を表す(that) the shopping mall was here(ここがショッピングモールだと)です。

日本語の感覚では、「ここがショッピングモールだ」の部分が現在形なので

、I thought the shopping mall is here.と表したくなりますが、文のメインとなるI thoughtが過去形の場合、内容を表す文の動詞が現在形なら過去形にするというルールがあります(時制の一致と言う)。

よって、I thought the shopping mall was here.が正しいと言えます。


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(Q17)be動詞の使い方を教えてください.

初歩的な質問なのですが、be動詞の使い方を教えてください。

Iの後にbe動詞がくるとき、こないときの違いは何でしょうか?

(北海道 FFFさん)




be動詞は、名詞や形容詞を使って人や物を描写したり、説明したりするときに使います。

基本的に、英語の文は<主語+動詞>で始まります。

動詞には、一般動詞、be動詞、そして、助動詞+動詞の原形の3パターンあります。

一般動詞は、go(行く)やlike(〜が好き)、know(知っている)などで、I like sweets.(甘いものが好きだ)や、I went to Nara yesterday.(昨日、奈良へ行った)のように文を表します。

be動詞は、名詞や形容詞を使って人や物を描写したり、説明したりするときに使います。

例えば、「私は看護師です」はI am a nurse.と言います。

nurseは名詞で、I a nurse.とは言えないので、be動詞を使って文を完成させます。

「私は忙しい」はI am busy.です。

busyは形容詞で、I busy.とは言えないので、ここでもbe動詞を使って文を完成させます。

このように、名詞や形容詞を使って人や物、状況を描写したり説明したりするときにbe動詞を用います。

他に、<前置詞+名詞>の組み合わせにもbe動詞を使います。

I am from Fukuoka.(福岡の出身です)、I am in New York now.(今ニューヨークにいます)という具合です。

また、進行形や受け身の文でもbe動詞を使います。

「〜しています/〜していました」という意味の進行形は<be動詞+動詞のing形>、「〜されます/〜されました」という受け身は<be動詞+動詞の過去分詞形>で表します。

これらはパターンで覚えておくといいでしょう。

ちなみに、冒頭で言及した助動詞とは、willやcan、mustなどのことで、これらの直後には動詞の原形(-sや-ed、-ingなどが付いていない元の形)が続きます。

I will study hard.(一生懸命勉強するぞ)、I must study hard.(一生懸命勉強しなくちゃ)という具合です。

文法的な解説になってしまいましたが、理解できましたか? 

上記の説明を参考にしながら、いろいろな英文に目を通すと、be動詞を用いる文の特徴が見えてくると思います。

時制の一致を意識した例文をいくつか見てみましょう。

I thought he was tired.(私は、彼は疲れているのだと思った)、I thought she didn't like Japanese food.(私は、彼女は日本食が苦手なんだと思った)

、I thought they would be late.(私は、彼らは遅刻するだろうと思った)。

思った内容がメインの文よりも過去のことの場合は、I thoughtに続く内容を表す文の動詞を過去完了形(had+過去分詞形)にします。

例えば、「私は、彼は忙しかったのだろうと思った」の場合、内容を表す文は「彼は忙しかった」と過去のことですね。

よって、これをI thoughtに続ける場合は、he was busyをhe had been busyに変える必要があります。

全体で、I thought he had been busy.となります。

日本語にはない文法でちょっとややこしいのですが、頑張って覚えてくださいね。

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(Q18)日本語の「〜だね」は、英語で何と表現しますか?

日本語の「〜だね」は、英語で何と表現すればいいのでしょうか? 

例えば「おいしそうだね」「きれいだね」などです。

(愛知県 1103さん)





基本的には付加疑問文を使って表します。

相手に同意を求めるときの「〜だね」は、基本的には付加疑問文を使って表します。

付加疑問文とは、同意を求めたい事柄に続ける「〜ですね」を表す表現で、<〜, 動詞+主語?>で表します。

コンマの前が肯定文なら付加疑問を否定に、コンマの前が否定文なら付加疑問を肯定にします。

付加疑問の動詞は、前文で用いた動詞がbe動詞ならbe動詞を、willやcanなどの助動詞なら同じ助動詞を、一般動詞ならdoやdoes、didを使います。

付加疑問の主語は代名詞(youやhe、itなど)にします。

例えば「おいしそうだね」の場合、「おいしそう」はIt looks good.と表します。

ここでの動詞はlooks、つまり、一般動詞の現在形、かつ、肯定文なので、It looks good, doesn't it?とします。

「(目の前の光景などが)きれいだね」は、「きれい」をIt is beautiful.と表します。

ここでの動詞はis、つまり、be動詞の現在形、かつ、肯定文なので、It is beautiful, isn't it?とします。

いずれも会話では、下がり口調で言いましょう。上がり口調だと「おいしいよね?」「きれいだよね?」と確認している響きになります。

ちなみに会話では、日本語と同じように相手に同意を求めるような感じで話し掛ければ、付加疑問がなくても「〜だよね」というニュアンスを出すことが可能です。

It looks good.なら、「おいしそう」と「おいしそうだね」のいずれにもなり、相手から、Yes.(ええ)、やSure.(確かに)といった一言を引き出すことができると思います。



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(Q19)「その瞬間!」はどのように言えばいいですか?

「その瞬間!」の表し方が分かりません。

先日、バスに乗ろうとしてバスの昇降ステップに一歩踏み込んだ瞬間、足に鋭い痛みを感じ、それからサポートなしには一歩も前へ進めなくなりました。

バスに乗った瞬間はどのように言えばいいですか。

この状況を表すには次の英訳で正しいでしょうか? 

The moment when I got on the bus, I felt a sharp pain in my leg. I couldn't move without any support, even a step.

(高知県 リズムさん)





<The moment+主語+動詞の過去形,>と表します。

難易度の高い文ですが、かなり正確な英語で書けています。Good job!
1点訂正すると、「〜した瞬間(に)、」は、<The moment+主語+動詞の過去形, >と表します。

よって、whenは不要です。

また、I got on the busは間違いではないものの、厳密に言うと「バスに乗った」、つまり、昇降段を上がり、車内に入ったことを暗示します。

昇降段を上がろうとした状況をより正確に表すなら、try to get on the bus(バスに乗ろうとする)を過去形で用いて

、The moment I tried to get on the bus, I felt a sharp pain in my leg.とするのが良いでしょう。

2文目のI couldn't move without any support, even a step.も間違いではないのですが、I couldn't move without support, not even a step.とした方がより自然です。

また、<When I was just about to+動詞の原形, >を使って「〜しようとした瞬間(に)、」を表現することもできます。

be about to 〜は「〜しようとするところだ」という意味で、これにjustを入れると「まさに〜しようとするところだ」となり、「瞬間」のニュアンスを出すことができます。

When I was just about to get on the bus, I felt a sharp pain in my leg.

I couldn't move without support, not even a step.という具合です。

会話で使用頻度が高い表現なので、覚えておくと便利ですよ。

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(Q20)動詞の過去分詞形が元となった形容詞は、前置・後置いずれも可能ですか?

動詞の過去分詞形が元となった形容詞は、前置・後置いずれも可能ですか? 

例えば、attached documentsとdocuments attachedという具合です。

(福岡県 ふねふねさん)



単独で用いる場合は形容詞の前に、2語以上の固まりで用いる場合は名詞の後に置きます。

attached(添付された→添付した、添付の)のように、動詞の過去分詞形が元となった形容詞は

、通常、attached documents(添付された書類→添付書類)のように、名詞の前に置きます。

ただし、attachedに説明語句が付いて、2語以上の形容詞句になった場合、例えば、attached to this email(このメールに添付された)は、この固まりごと名詞の後に置きます。

つまり、「このメールの添付書類」はdocuments attached to this emailとなります。

過去分詞形だけでなく、-ing形の形容詞も同様です。

snoring(いびきをかいている)を例に取ると、「いびきをかいている父」はsnoring father、「大きないびきをかいている父」ならfather snoring loudlyとなります。

まとめると、過去分詞形や-ing形の形容詞は、それらを単独で用いる場合は名詞の前に、2語以上の固まりで用いる場合は名詞の後に置きます。

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