高卒OLの英語リスニング・スピーキング対策~「HiNative Trek」ビジネス英語コース
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ご訪問ありがとうございます。
Mayumi、高卒OLです。
~継続は力なり~
英語/英会話の勉強法や、練習教材には、いろいろ有りますが、最も大切なポイントは、「続けられること」です。
そのためには、毎回ストレスフリーで、楽しく練習できる教材を使うことが不可欠です。
人って、最初はやる気満々でも、だんだんとモチベーションは下がってしまうからです。
当ページでは、これまで様々な英会話教材を試してきましたが、その中から、挫折無しで最後まで続けられる教材・講座をとりあげています。
(^^♪
スマホひとつで、毎日の英語習慣を。【 HiNative Trek 】
「 HiNative Trek(ハイネイティブ トレック)」は、いつでもどこでもスマホ1台で実用的な英語表現を学べる英語学習サービス。
すきま時間で学習しやすく、仕事で忙しい社会人でも無理なく効果的に英語力を鍛えられるという点で、ビジネスパーソンを中心とするユーザーからの好評価を得ています。
今回は、HiNative Trekの「ビジネスコース」を実際に受講、レポートします。
「スマホで英語力を磨ける本格的な英語学習プログラムを探している」
「HiNative Trekに以前から興味がある」
という方は、ぜひ参考にしてください。
HiNative Trekとは
HiNative Trekの受講者は、配信される課題に毎日取り組みながら実践的な英語表現を学びます。
課題ごとにライティング・録音音声を提出する問題が用意され、アプリ経由で回答するたびにビジネス経験豊富なネイティブ講師からフィードバックをもらえます。
ビジネスシーンで使える英語表現を学ぶ「ビジネスコース」と、IT業界で使える表現に特化した「ITコース」の2種類のコースがありますが、今回のレポートではビジネスコースを受講しました。
HiNative Trek「ビジネス英語コース」受講の流れ
ここからは、HiNative Trekでの学習をスタートするまでの流れや、課題への取り組み方などを詳しくレポートしていきます。
無料体験はある?
多くのオンライン英語学習サービスとは異なり、HiNative Trekに無料体験期間はありません。
選んだプランの支払いを完了して初めて、課題学習に取り組むことができます。
なお、決済が完了するとすぐに課題が配信されますが、土日に決済した場合は翌月曜日からの配信になります。
利用登録の流れ
HiNative TrekはPCからも受講できますが、今回の体験レポートではスマホのHiNativeアプリを通して登録・受講しました。
利用登録は HiNative Trek公式サイトのトップページにある「HiNative Trekに登録」から可能です。
「HiNative Trekに登録」をクリックし、続いてコースを選択します。
用意されているコースは「ビジネスコース」と「ITコース」の2種類。
今回はビジネスコースを受講しました。
コースを選択すると母語を選ぶ画面へ遷移します。日本人ユーザーであれば「日本語」を選ぶことになります。
母語を選択したら、次に料金プランを選びます。プランは1年分を一括払いの「年額プラン(196,000円/年)」と「月額プラン(19,600円/月)」の2種類。
年額プランの場合、ひと月あたりの金額が月額プランよりも約3,200円お得になります。
次に、登録方法を選択する画面に遷移します。
すでにHiNativeのアカウント(※)を持っている方は新たに登録する必要はなく、この画面で「HiNativeアカウントをお持ちの方はこちら」からログインできます。
※HiNativeは、HiNative Trekを提供する株式会社Lang-8が運営する言語学習に関するQ&Aプラットフォームです。HiNativeTrekは、HiNativeプラットフォーム内の英語学習サービスなので、HiNativeにログインして利用します。
HiNative Trek 登録
「メールで新規登録」を選ぶ場合、新規登録フォームの必須項目に情報を入力し、最後に「カード情報を入力する」ボタンをクリック。最後にクレジットカード情報を入力します。
カード支払いの承認後、決済完了の連絡がメールで届いたら全ての登録作業が完了となります。
課題への取り組み方
課題が送られてくるのは平日のみで、土日は休みです。
HiNativeアプリの設定では、HiNative Trekのプッシュ通知がデフォルトでONになっているので、課題が送られてくる度にスマホ上で通知を受け取れます。
送られてきた課題のリストはHiNativeのアプリを開いてから最初に表示される画面で確認できます。
タイトルをタップすると内容が表示されます。
1課題につき1つの用法を学ぶ内容になっていて、提出問題が2問ほどあります。
提出する内容は、学んだ用法を使った英作文と、それを発音した録音音声。
1つの課題は5〜10分ほどで終わるので、すきま時間での学習がしやすく、普段忙しいビジネスパーソンでも無理なくこなせるでしょう。
Hinative Trek 課題
ネイティブ講師からのフィードバック
課題を提出すると、英文・録音音声の発音について担当講師からのフィードバックがもらえます。
1課題ごとにチャットのようなスレッドになり、担当講師が提出した課題へ返信しているような表示が特徴的。
どの課題へのフィードバックかが一目でわかる仕様です。
講師に質問するには?
HiNative Trekのサービスの1つとして、課題の中で学ぶ用法・例文・フィードバックの内容について担当講師に質問することができます。
例えば「look forward to 〜ing」という表現を学ぶ課題について、「be looking forward to 〜ing」としてもよいかを質問してみたところ、以下のように丁寧な回答が返ってきました。
Hinative Trek 質問への回答
このように質問に対する回答は全て英語ですが、日本語でも質問可能ですただし、講師が日本語を理解できない可能性もあるため、英語で質問するのが無難と言えます。
基本的に、担当講師は1年間固定になります。
(※講師の都合により別の講師が回答することもあるとのこと。希望すれば、担当の講師の変更も可能です。)
受講期間中はどのようなタイムスケジュールで取り組んだか
Hinative Trekは土日を除き毎日課題が配信されるため、数日やらないだけでいつの間にか溜まってしまう可能性があります。
週末にまとめてやるという方法も可能ですが、1日1つの表現をコツコツ学びながら短いスパンで復習したほうがより効果的だと感じました。
平日・週末は関係なく仕事をしており、1つずつタスクをこなしていく生活スタイルのため、Hinative Trekの課題・復習はいずれも何もすることがない就寝する約1時間前に取り組むようにしました。
前日の課題のフィードバックを読んで復習
↓
本日の課題で学習・提出
上記の流れで決まった時間に取り組むことで習慣化でき、さらに1つの課題は10分ほどで終わるので、仕事で疲れた日でも負担なく学習できました。
成果を得るにはどれぐらい継続すべき?
HiNative Trekを受講し始めてから成果を実感するまでの期間は、もちろん現在の英語レベルや進めるスピードによって個人差があるでしょう。ただし、1日1課題が基本のため、短期間での目覚しい英語力向上を期待するというより、長期的に継続することで少しづつ力をつけていくプログラムだと感じました。
また、「ビジネス電話」や「ビジネスメール」などのテーマが月ごとに決められており、その月は設定されたテーマに関連する表現を集中して学びます。そのことも考慮すると、じっくり時間をかけて取り組むことで幅広い表現を学べるプログラムになっていると言えます。
HiNative Trekの課題と添削
ここでは、実際に取り組んだHiNative Trekの課題の中から、特に講師からのフィードバックが印象的だったものを2つピックアップして紹介します。
課題1
テーマ:Business Calls
学んだ表現:「believe」+「that」+「独立節」
提出課題:
次の会話を完成させてください。
Receptionist: “You’ve reached Clarion Legal. How may I help you?”
Caller: “This is Sidonie Reid from Majestix. [完成させる空欄.] I’m calling to follow up with him.”
(1)「believe」を使って、電話の理由を述べる文章を書いてください。文章を作る際、次の2つの背景を参考にしてください。
ー 同僚のAngela MastersonがMr. Connorにおそらくメールを送っている。
ー そのメールを受け取ったか確認するためMr. Connorに電話をする。
提出した英文:
Could I please speak with Mr. Connor? I believe that he has read the e-mail I sent to him the other day.
講師からのフィードバック:
【回答例】
Could I please speak with Mr. Connor? I believe that he received an email from my colleague, Angela Masterson.
【解説】
believe that he has read the email that I sent [ him ] the other day.
“To” is not necessary and should not be added. You need to use “to” if the object of “email” is a pronoun, but in most other cases, it is not needed.
つまり、代名詞でなければ「send」の後に「to」は不要という指摘です。
It should be talking about an email that someone else sent, namely, a colleague named Angela Masterson.
問題文にある「同僚のAngela Mastersonが送ったメール」としなければいけないところを、「私がメールを送った」という文章になっているという指摘です。
It’s a bit strange to say that you believe that someone has read an email. This isn’t something you’d have any way of knowing. Normally when we say that we believe something is the case, we have some good reasons for thinking that’s the case. If your colleague tells you that she emailed Mr. Connor, then this is a good reason to think that he probably received the email, but it doesn’t guarantee that Mr. Connor read the email.
そもそも、根拠もなくMr. Connorがメールをすでに「読んだ」と言い切るのはおかしい、という指摘です。
課題2
テーマ:Business Email
学んだ表現: 主語 +「would」+「like」+ 目的格代名詞 + to不定詞句
提出課題:
We have several clients who have expressed interest in licensing an algorithm like yours. [あなたの文をここに記入してください。]
受取人に対して、メールに添付した研究開発契約を確認するよう依頼してください。
提出した英文:
We would like you to check out our research and development contract attached to this email.
講師からのフィードバック:
【回答例】
We would like you to check out the research and development contract attached to this email.
【解説】
A noun can be modified by a possessive pronoun or a participial phrase, but not by both at the same time.
our research and development contract attached to this email
“Our” is a possessive pronoun.
“Attached to this email” is a participial phrase
You have two options.
our research and development contract
[ the ] research and development contract attached to this email
つまり、名詞を分詞句にあたる「attached to this email」で修飾する場合、その名詞には「our」ではなく「the」をつけるのが適切という指摘です。
いずれの課題のフィードバックもとても的確で、細かい部分までしっかりチェックしてくれていることがわかります。ここでは紹介していませんが、録音音声に対する発音フィードバックも毎回もらえます。英語ネイティブの感覚を養いたい人も手応えを感じられるサービスだと思います。
HiNative Trekの体験談・評判まとめ
ここでは、「カリキュラム」「講師」「料金」「効果」の項目ごとに、実際にHiNative Trekを使ってみた感想を「体験レビュー」、HiNative Trek利用者からの評価・評判を「利用者の声」としてまとめます。
【カリキュラムの体験レビュー】
1課題あたりのボリュームが少なく短時間でこなせるので、多忙な社会人英語学習者でも取り組みやすいプログラムだと感じました。
逆に、短期間で集中的に多くのことを学びたい方はやや物足りなさを感じるかもしれません。
課題の内容的には申し分なく、実践的なビジネス英語表現をしっかり学べます。
日本語のわかりやすい解説がついているのもポイント。
提出した課題を復習しながらしっかり継続しつつ、実際に学んだ英語を使っていけば高い成果を得ることができるでしょう。
【利用者の声】
「これまでにも英語記事を読み、インプットはしていたが、アウトプットになると出てこない表現がある。
HiNative Trekではそこを確実に学べる。」
「一番気に入っているのは、押し付けの回答がないところ。
自分の書いた英文を元に修正してもらえるので、自分だけの例文が増えていって楽しい」
「発音を個別に指摘してくれたり、自分の書いたものをベースに先生が回答を作ってくれるので、どのように直せばよいかが覚えやすい」
「課題が簡単だと思って提出しても、先生からより適切な表現の指導を受けることがある。
毎日1つは勉強になることがある。」
「一日一つの課題をやって、そこに生まれた疑問を先生に気軽に聞けるというやり方が、自分の求めているものに合ってる」
「英会話ほど時間をかける必要がないので、無理なく続けられる。」
「予約が必要ないところが良い。朝早い時や帰宅が夜遅い時もあるので、空いた時間に提出できるのは便利。」
【講師についての体験レビュー】
フィードバック内容からもわかる通り、担当講師は文法・表現の使い方・発音の全てにおいてかなり細かくチェックし、的確なフィードバックをくれます。また、わからない部分や疑問に思うことを気軽に質問でき、わかりやすく教えてくれるのもよかった点です。英語を母国語としない人にとって理解しづらい部分もくみ取り、丁寧に解説してくれるので、ネイティブの感覚を掴むのにとてもよいと感じました。
一方、フィードバックは全て英語なので、初級者にはややハードルが高めです。中級・上級レベルの方でも知らないような文法用語も出てくるので、単語の意味を調べながら読み解くこともありました。
英文をたくさん読むことができるので、リーディング力を鍛えたい方には良いでしょう。
【利用者の声】
「添削が丁寧。先生のモチベーションの上げ方が上手。
自分だけでは怠けがちなところ、先生がいることで「今日も添削してもらいたい」「今日の発音はどうだっただろう」とモチベーションが維持できるのが魅力。毎日褒めて励ましてもらえる体験は他では得難いもの。ここに最大の価値があると感じている。」
「先生が注意すべき単語を強調して音声で回答してくれるので、自分の弱点ポイントがわかるのがうれしい。」
【料金についての体験レビュー】
料金を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、月額19,600円のオンラインプログラムを安いと言い切れる学習者は少ないのではないでしょうか。
また、無料体験期間がないので、自分にって本当に必要なサービスかを慎重に考える必要はあります。
ただし、課題の自動配信・講師からの個別フィードバック・質問にも講師が回答してくれるサービスを考えれば、同じ月額料金で週1回のマンツーマンレッスンが受けられるスクールに比べて決してコスパは悪くないでしょう。
年額払いにすれば約2ヶ月分お得になるため、まずは1ヶ月試してみて、気に入れば年額プランに切り替えるのがおすすめです。
【効果についての体験レビュー】
HiNative Trekの課題のよい点は、インプット・アウトプットを同時にできる構成です。
ライティングはお題に対して自分である程度考えて英文をつくるため、状況に適した文章を書けるスキルが身につきます。
また、発音に対しての講師からのフィードバックは、単語と単語の間隔の長さ・イントネーション・スムーズさなど、発音クラスさながらの本格さ。ボキャブラリーだけでなく、ライティング力・発音もバランスよく伸ばしたい方におすすめです。
【利用者の声】
「ビジネス全体で使える表現を少しずつ伸ばしていく教材が多い中、HiNative Trekでは1ヶ月間集中して一つのトピックと関わっていけるので、自分のスキルをしっかり向上させることが出来る。」
「日常英会話よりビジネス英語を使えるようになりたい人や、仕事で英語を使う必要があるが、まだ出来ていないという人には、skype英会話などの日常会話学習より、直接結果にアプローチしていくと思う。」
「毎日いろいろ調べて使っておくことで、使えるフレーズの引き出しが増やせる。」
「毎日の学習のおかげで英語への抵抗が少なくなり、英語の記事が目に入ったら積極的に読むようになった。」
「最初は細かな間違いが大量にある状態だったが、根気強く添削してもらっているおかげで改善できていると感じる。」
まとめ:HiNative Trekはこんな人におすすめ!
利用者の声からは、予約をしたり、取り組みのために時間を空けたりする必要がなく、ちょっとした空き時間で無理なく学べる点や、個別のフィードバックにより自分に適した指導が受けられる点を評価している受講生が多いことがわかりました。
実際にHiNative Trekで学び、他のユーザーの評価を参照して、HiNative Trekは次のような方にぜひ使ってみてほしいサービスだと感じました。
多忙な生活に無理のない形で、限られた時間でも効果の得られる英語学習を取り入れたい
ビジネスで英語を使用する機会があり、学んだ表現をそのまま職場で使えるような実践的なプログラムを探している
誤りは一つひとつ指摘してもらい、疑問点は随時きちんとクリアにすることで英語力につなげたい
HiNative Trekを使用すれば、スマホ1つでビジネス表現・文法・ライティング・発音をいつでもどこでも鍛えることができます。今回の記事を参考に、まずは月額プランからスマホ英語生活を始めてみませんか?
HiNative Trek(ハイネイティブ トレック)の概要
アプリ名 HiNative Trek(ハイネイティブ トレック)
運営会社名 株式会社Lang-8
本社所在地 東京都渋谷区恵比寿西一丁目33番6号
設立 2007年
対応機種 iPhone/Android
PC
※ブラウザはGoogle Chromeのみ。
強化スキル
ライティング・スピーキング・発音
発音
アメリカ英語
料金
月額プラン:19,600円/月
年額プラン:196,000円/年(ひと月あたり16,333円)
サービス内容・コース
ビジネスコース
幅広いビジネスのシーンを想定したシチュエーションで、実践的なビジネス英語を学べます。
ITコース
IT・スタートアップ業界で使われる英語にフォーカスして学べます。
アメリカ西海岸のTech企業で働くネイティブ・スピーカーが教材を監修しており、例えばLinkedInの交換のタイミングやミートアップでの声のかけ方など、実践的な英語と合わせて現地での振る舞い方や習慣も学べます。
課題配信のタイミング
月~金の毎朝(メールとプッシュ通知でお知らせ)
一日あたりの学習時間
約10分
※表内に記載の金額はすべて税込です。
※上記は2021年1月調査時点での情報となります。最新情報についてはHPをご確認ください。
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HiNative Trekは、株式会社Lang-8が開発した英語学習教材で、ビジネス英語・IT英語をのばすために、オンライン英会話とはちがった学習サービスを提供しています。
簡単にいうと、ビジネス経験のある専任のネイティブ講師が、毎日の課題の英作文と英語音声を添削フィードバックしてくれるというサービスです。
「英作文と発音の添削してもらうだけで英語力が伸びるのかな……?」と正直わたしと同じように感じた人もいると思います。
そんな半信半疑で、1か月お試しで受講してみたHiNative Treck。
結論からいうと、意外にもとてもよかった!(←失礼。笑)
HiNative Trekがわたしに合っていた点は、予約が必要なオンライン英会話とは違って、自分のペースでムダなく学習できること。
(忙しさを言い訳にずぼらになってしまうわたしには最適!)
そしてなんといっても、専任のネイティブ講師から背中のかゆいところまで細かくフィードバックしてもらえることです。
(がんがん添削されることで、新たな気づきや学びがあった!)
今回は1ヶ月の体験を通して感じたHiNative Trekのメリットやデメリット、HiNative Trekのくわしい使い方を紹介します!
HiNative Trekが気になっている人は、今回のレビューをぜひ参考にしてくださいね。
一般的なオンライン英会話との違いが知りたい方は、ここで紹介する受講の流れを見るとわかりやすいと思います。
1. 朝に課題が届く
・月~金(土日はなし)
・ビジネス英語またはIT英語の内容(コースによって異なる)
・毎月学習テーマは変わる(例:採用面接、Eメール、電話の対応など)。
2. 課題を回答・提出する
・1つの課題にかかる時間は、大体10~20分程度
・英作文と音声録画を送信(音声は後日送信でも可)
・当日提出できなかったら後日まとめて送信も可
・課題を送信すると回答のサンプル例がすぐに届く
3. 講師からのフィードバックが届く
・専任のネイティブアメリカ人講師による英作文と発音の添削
・講師からの添削フィードバックはすべて英文
・質問は1つの課題につき3回まで可
HiNative Trekの講師は固定制で、基本的に1年間同じ先生が受け持ってくれます。
ちなみに、課題に対するフィードバックがいつ届くは、以下のように課題を提出するタイミングによって変わります。
HiNative Trek課題提出時間と回答時間
「忙しくてどうしても当日回答できなかった……」という課題があっても、後日まとめて課題を提出し、添削してもらうことが可能です。
HiNative Trek過去の課題提出と回答時間
1日に提出できる課題数に制限はありませんが、先生が1日に添削できる課題は3つまでとなっています。
以上がHiNative Trekのサービスの概要です。オンライン英会話のように対面式で会話をする学習方法ではなく、ネイティブの講師が英作文と録音した音声を添削してくれる学習方法であることがわかったと思います。
対面の会話を楽しみたい方はあまり向いてないかもしれませんが、好きな時間に課題を提出したり、先生の回答を確認できたので、その点はとても学習しやすかったです。
HiNative Trekでの英語学習がオススメな人の特徴
「オンライン英会話ではなんとなく喋れているけど、正直上達しているかわからない……」
「同じ言い回しや語彙ばかり使ってしまって、英語表現のバリエーションが増えない……」
英会話を学習していて、このように行きずまっている人や、悩んでいる人もいると思います。
そんな人は、ぜひ一度HiNative Trekを試していただきたいです。きっと具体的な突破口が見えてくるのではないかと思います!
ただし、だれもがHiNative Trekに向いているというわけではありません。
HiNative Trekは、次のような人にオススメです。
実践的なIT・ビジネス英語を伸ばしたい人
中級以上の英語力がある人
ネイティブ講師に細かく添削指導してもらいたい人
予約なしですき間時間に効率よく学習したい人
実践的なIT・ビジネス英語を伸ばしたい人
HiNative Trekは、実践的なIT英語やビジネス英語を学習したい人にオススメです。
HiNative Trekのコースは「ビジネスコース」と「ITコース」の2種類のみとなっており、基本的にはビジネスシーンで実用的な表現を中心に学べるようになっています。
HiNative Trek ビジネスコースとITコース
ビジネスコースとITコース
HiNative TrekのビジネスコースとITコースの特徴は、次の通りです。
ビジネスコース
・文章の直訳や暗記ではなく、文法や表現を実践英語で活かせるように学習する。
・教材はマーク・ザッカーバーグなど米副大統領などの同時通訳を担当した関谷英里子さんが監修。
ITコース
・翻訳に重点を置いて学習する。
・IT系ビジネス英語の基礎を学べる「IT1コース」とより上級者向けのビジネス英語を学べる「IT2コース」の2種類がある。
・アメリカ西海岸のTech企業に勤めるネイティブ・スピーカーが教材を監修。
HiNative Trekの「ビジネスコース」は1年間のコース。
「ITコース」は、IT1コースとIT2コースがあり、それぞれ1年間のコースです。
また「ビジネスコース」「ITコース」ともに、課題のテーマが月ごとに変わるので、いろいろなビジネスの場面を想定した英語表現をを学べます。
実践的なビジネス英語・IT英語を学習できるHiNative Trekですが、残念ながら英語初心者にとっては難しい内容となっています。
わたしも実際に受講して感じましたが、HiNative Trekの課題をこなすには、最低でも中級レベル以上の英語力が必要という印象です。
HiNative Trek 発音の添削
先生の添削内容に質問がある場合は、1日の課題につき3回まで質問できるので、疑問を残したままということもありません。
一つひとつ丁寧にフィードバックしてくれ、あとで何度も見なおせるので、わたし自身もオンライン英会話などでは気づにくい間違いなどがわかりやすかったです!
もちろんHiNative Trekを利用してみて、使いにくいなと思う点もありました……。
ここでは、わたしが実際に感じたデメリットを正直に紹介したいと思います。わたしがHiNative Trekのデメリットだと感じた点は、次の4つです。
HiNative Trekのデメリット
英語初心者には難しい内容になっている
オンライン英会話のように対面での会話練習はできない
ビジネスとIT英語に特化しているので日常英会話などは勉強できない
料金が高めの設定になっている
まず前項でも触れたように、HiNative Trekの課題は英語レベルが中級以上向けの内容になっているため、英語初心者にはオススメしません。
英語初心者の人は、HiNative Trekをはじめる前にスタディサプリEnglishなどを利用して、基礎的な英語の力をつけるといいでしょう。
またHiNative Trekは、オンライン英会話ではないので、対面での英会話レッスンを受けることはできません。
ただHiNative Trekは、英会話スクールやオンライン英会話ではフォローしきれない細かい文法や発音などを、毎日学習できる内容になっています。
もし時間や費用に余裕がある人は、HiNative Trekで学習したことをオンライン英会話で実践して復習するとより効果的だと思いますよ!
次にコースについてですが、HiNative TrekはビジネスコースとITコースの2つだけなので、日常英会話などは勉強できません。
ただ課題の内容を見ると、ビジネスコースはTOEIC対策としても活用できるかなと感じました!
最後に料金面ですが、少し高めの設定になっているので、はじめることを躊躇してしまう人もいると思います。
HiNative Trekを1か月受講したリアルな体験談
ここからは、わたしがHiNative Trekのビジネスコースを実際に1か月使ってみたリアルな体験談と感想を紹介します。
HiNative Trekの使い方や課題の内容、講師のフィードバックについて、具体的に知りたい人はぜひ参考にしてください。
●体験1週目
わたしが1か月間受講したときの月のテーマは、「会議(Business Meetings)」でした。
すべての課題は、英文テキストと日本語のヒントを参考にして、日本語の質問に対して英文で回答する「Read and Answer」という形です。
英文テキストの音声付きなので、発音を確認しながらリスニングもできます。
テキスト・語彙・ヒントを参考にして、課題の下にあるチャットボックスに回答を入力し、回答の音声を録音してから、「提出する」をクリックします。
すると、わたしが回答した英作文と録音した音声がアップロードされて、すぐに課題の回答例と音声が送られてきました。
英作文の添削内容
合っているところ、間違っているところをとても細かく添削指導してくれています!(びっくり!)
講師による添削は、基本的に英文での返信です。
添削された英作文の音声も一緒に送られてくるので、正しい文章と発音も確認できます。
単語の細かい発音まで、きちんと指摘してくれたので「あ~いつもこの発音は微妙なんだよなぁ」とあらためて間違いを確認できました!
講師からの添削内容について質問などがある場合は、ひとつの課題につき3回まで尋ねることができます。
講師とのやりとり
行き詰まりそうなときに、こんな風に言ってもらえるとめげずに頑張れます!(ありがとう。涙)
以下は、受講した1週目ほかの課題内容の一部です。
テキスト
Hi Irene,
Thanks again for coming on Thursday. I haven’t heard from you since the meeting. Have you completed the cost calculation that was assigned to you? In case you haven’t, please remember that the deadline is tomorrow morning, and we absolutely cannot miss it.
ヒント
頼んだ作業などをすでに終えているか聞きたいとき、現在完了形を使います。文の構造は次のようになります:「have」+「主語」+「過去分詞を含む動詞句」+「?」。
課題
動詞「finalize」と「finish」を使って、先週の会議で割り当てた作業の進捗状況を確認する質問を2つ書いてください。動詞の使い方がよく分からない場合、ヒントの上にある語彙ファイルを参照してください。
テキスト
Meeting Leader: Laura, I’d like to hear a status report on the EU market survey that you’re working on. Please briefly explain what you have done so far and describe any difficulties that you’re having.
ヒント
前置詞「on」を使うことで「Bに関するA」という文章を書くことができます。文の構造は次になります:「名詞句A」+「on」+「名詞句B」。名詞句Aは資料などに触れ、名詞句Bは扱うテーマや内容を表します。
課題
前置詞「on」と名詞句を使って次の空欄を埋めてください。
1) Aaron, could you give us a summary of your report ________?
2)I’d like you to prepare a presentation _______ for our next meeting.
(チャレンジ)(1)と(2)の内容をよく見てください。これらを参考に、前置詞「on」を使って、あるテーマに関する記事の執筆依頼を書いてください。
わたしは大体どの課題も、ときには辞書も使いながら、10~20分程度で回答できましたよ!
●体験2週目
HiNative Trekを試して2週目に突入!
1週目で大体の使い方や進め方の要領がわかってきたので、2週目は試しにアプリを使って受講してみましたよ。
ちなみにHiNative Trekは、HiNativeのなかに含まれるサービスの一部なので、アプリを検索するときは「HiNative」で探してみてください。
ダウンロードしてパソコンで登録したIDとパスワードでログインし、さっそく2週目の課題に取り組みます。
またHiNative Trekのアプリは、課題に対する英作文と音声録音の提出も簡単でした!
HiNative Trek アプリで課題を提出
パソコンでの音声録音の取り直しやアップロードには、若干のタイムラグがありましたが、アプリではタイムラグはまったくありませんでした。
音声録音については、アプリの方が取り直しがスムーズにできてよかったですよ!
課題を提出すると、パソコンで課題提出したときと同様にサンプルの回答がすぐに届きます。
講師からのフィードバックも、アプリで見ることができ、英文音声も聞けるので、ちょっとしたすきま時間に確認できるのは便利でした!
以下は、受講した2週目ほかの課題内容の一部です。
テキスト
Meeting Leader: Harry, where do we stand on that slide show you promised you’d make? I know I said it wasn’t urgent, but I was hoping that you could have it ready by next Tuesday, so that we can show it to the European branch.
ヒント
遠回しに依頼をしたいとき、動詞「hope」の過去進行形と法助動詞「could」を使います。文章の全体構造は:「主語」+「be動詞の過去形」 +「hoping」+「you」+「could」+「動詞の原型」となります。couldの後は相手にしてもらいたいことを書きます。
課題
ヒントを参考に、動詞「hope」を使って遠回しに依頼する文章を2つ書いてください。なお、依頼内容は会議で決めた業務を想定してください。
テキスト
Colleague A: I think we should have another meeting sometime soon. I can meet on Monday at 3 p.m. How does that sound?
Colleague B: The date is fine, but 11 a.m. would be better for me. Is that all right with you?
ヒント
面会を申し込む際、先方の都合が良い日時を確認することがありますよね。その際の文の構造は次のようになります:「曜日」+「,(コンマ)」+「何月」+「何日(例: 1st/2nd/3rd/4th)」+「at」+「時刻」。必ずしも全ての要素が文章に含まれるわけではありませんが、曜日か月日のどちらかを書くことが多く、時刻は必ず明記します。
●体験3週目
HiNative Trekを受講しはじめて3週目に入りました!
課題を提出できない日もあり、まとめて提出するときもありますが、順調に(?)進んでいます。
相変わらす添削箇所は多いですが(汗)、オンライン英会話では気づきにくいちょっとした英語表現のニュアンスの違いや、細かい文法の知識を日々学習している実感がありますね。
3週目あたりになると、自分の苦手な発音についても、直そうという意識が自然とついてきたような気がします。(まだ指摘はされますが……)
3周目の課題は以下のような内容でした。
Dear Ellen,
I’d like to follow up on our phone call this morning. Let’s call a meeting to discuss the most suitable avenues for investment. Do you have time to help me draw up an agenda tomorrow? I’d really like to have the meeting this week, if possible. Mr. Crossbeam is getting impatient, and I want to have some suggestions ready the next time he asks.
ヒント
「名詞 / 名詞句(A)」+「不定詞句(B)」を使うことで「BをするためのA」という意味になります。テキストでは「to 〜」が不定詞句で、「〜をするための会議」という意味になります。
課題
1)「hash out」の不定詞を使って、何かを決定させるための会議を提案する文章を書いてください。
(チャレンジ)不定詞を使って、最近あなたが参加した会議の目的を書いてください。
テキスト
Colleague A: You haven’t met Trish yet? She’s the new HR manager. It doesn’t look like she’s busy at the moment. Why don’t I introduce you?
Colleague B: Would you? Thanks!
ヒント
「AをBに紹介する」と言う際、動詞「introduce」を次の構造で使います:「introduce」+「直接目的語(A)」+「to」+「間接目的語(B)」。(A)も(B)も人を表す代名詞・名詞・名詞句になります。なお(B)に「you」を使うことはできません。
課題
1)動詞「introduce」を使って、今話している相手にあなたの同僚を紹介する文章を書いてください。この場面ではあなた、相手、同僚の3人だけという設定です。
(チャレンジ)動詞「introduce」を使って、あなたの同僚に今話している相手を紹介するか提案する文章を書いてください。同僚はその場にはいない設定です。
●体験4週目
HiNative Trekを受講しはじめて4週目。
はじめたころは1か月続くが不安でしたが、ずぼらなわたしでもムリなく続けられたと思います。
正直なところたまに面倒くさく感じることもありましたが、そんなときは時間に余裕があるときにまとめて提出できたので、課題をムダにしなくてすんだのは本当に助かりました。
課題のボリュームについては、英語が上級者レベルのひとは物足りなさを感じるかもしれませんが、わたしくらいの中級レベルが長く継続していくにはちょうどよい量だったと思います。
4週目あたりになると、発音に注意をはらうのが当たり前な感覚になってきて、苦手な発音もすこしずつですが、添削を入れられることが少なくなったような気がします。(やったー!)
HiNative Trek1ヶ月体験後のレビュー
「オンライン英会話で会話には慣れたけど、上達しているのかわからない……」
「英会話レッスンだと内容をしっかり理解する前に、レッスンが進んでしまう……」
わたしのような中級レベルの英語力で、このように思っている人にこそ、ぜひHiNative Trekを試してもらいたいです!
わたしは英会話には、困らない程度の英語力があります。
しかし、「同じ英語表現や語彙ばかり使ってしまう」「細かい文法や発音で迷うことがある」ということがたびたびありました。
それでもオンライン英会話では、問題なく意思疎通できていたのですが、正直上達しているのかと言われると微妙なところ。
実際に自分が本当に正しく英語を話せているかどうかも、いちいちレッスンを止めて先生に確認しながら話しているわけではないので、わからないままということも多々ありました。
HiNative Trekでは、そんなオンライン英会話では足りないフィードバックを補ってくれました!
HiNative Trekを4週間利用してみた1番の感想は、なんといってもネイティブ講師による添削フィードバックの質の高さです。
実践的なビジネス英語を学びながら、英会話スクールやオンライン英会話ではフォローしきれない細かい文法や発音を毎日少しずつ学習できます。
細かい文法・英語表現・発音のミスを指摘され、なんだか重箱のすみをつつかれた気分でしたが(苦笑)、中級レベル以上の英語力で伸び悩んでいる人は、必要な学習内容なんだとあらためて実感しました。
4週間試してみて劇的に英語力があがったかというと正直わかりませんが、さらに復習しながら継続して積み上げていくとより効果はでてくるだろうと思える内容でしたよ!
Hi Native Trekをフル活用すれば、正しい文法や発音を身に付けられるだけでなく、新しい語彙や表現力も伸ばすことができると思います。
HiNative Trekの効果をより高めるためには、HiNative Trekで学んだことを、さらにオンライン英会話のフリートークなどで実践練習してみることもオススメです!
【まとめ】
HiNative Trekを試す前に、まずわたしが感じた印象は「料金が高いな……」でした。
月額プランが19,600円(月額・税込)、年間プランが196,000円(税込)と金額だけ見ると、だれでも高いと感じると思います。
ですが実際4週間利用してみて、「1日500円で、これだけ細かく個別に見てもらえるなら安いもんだな~」という印象に変わりました。
スマホひとつで、毎日の英語習慣を。【 HiNative Trek 】
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